やっほう!海外放浪中はあんま観光しません。テツヤマモト(@okapo192)です。
今回は少し昔話します。約1年前のこと。
僕はフィリピン・セブ島のKTV(キャバクラ)に行きました。
僕は基本スーパー草食男子なので、日本でキャバクラなんて行きません。
でも海外だと怖いもの見たさと言いますか、気持ちが高揚してると言いますか、何かとチャレンジングになっちゃうんですよね。
どうやらセブ島にはKTVと呼ばれる、キャバクラ的なものがあるらしいのです。
しかも異常なくらいに日本人男子がモテるらしいのです。そりゃもう大変です。
ってことで行って見ましょう。
マンゴストリート周辺をぶらぶら
セブ島のキャバクラは、マンゴーストリートと呼ばれる繁華街に集まっているらしいです。
この辺りはナイトクラブがあったりして深夜までガヤガヤしてます。
…と同時に、
みたいなボロボロのおじさんやら、
売春系の客引きがいたり、レディボーイさんに逆ナンパされるスポットなので、ちょっと早歩きです。
うーん、アジアだなぁーとか思いつつ、目的のキャバクラっぽもの探します。
セブ・マンゴーストリートのKTV(キャバクラ)を発見
特に計画なしに歩いていて、適当に見つけたお店に入ることにしました。
行ったのはここにあったお店です。
後からGoogleMapでお店の名前調べてみたけど、何も出てきませんでした。マイナーなとこだったのかもしれません。
▼GoogleEarthで調べてみました。
とりあえずは詐欺とかに遭っても言い訳できるように、5000円だけ握りしめて中に入ってきました。
ガードマンの人がやたら丁寧に、扉開けてくれました。
入店
店内はいかにもキャバクラな感じの、ピンクな照明に照らされて、ソファーがズラーッと並んでます。
お客さんが全然いなくて、奥の方で地元のおっさんが飲んでました。日本人はいないっぽいです。
ジャパニーズでしかも一人でふらっとやってきた僕は、アウェイすぎて、すごくおどおどしてます。あへぇあへぇ。
すると、一人のキャバ嬢さんと目が会いました。
こーわっ。
もう目があうやいなや「こいつは私の客よ!」と言わんばかりに、奥からダッシュでやってきました。
そしてでかい!派手!化粧濃い!
「えっ、外で声かけてきたレディボーイさんと同じじゃん!」と思って、
という、とてつもなく失礼な質問しちゃったんですけど、みんな純粋な女の子でした。本当にごめんなさい。
適当なトーク
結局、僕の両隣にふたりのキャバ嬢さんが座ってくれました。
僕は一人でキャバクラ来るの初めてで、両サイド女の子に挟まれるなんてのもそうそうあることじゃないんで、ど緊張してます。
適当にお酒を注文して(確か1杯500円くらいだ)、ひとまずはたわいもないトークをしました。
「なんでセブに来てるのー?」とか「仕事は何してるのー?」とかです。
フィリピンは英語が公用語になので、キャバ嬢さんは英語がペラペラです。
僕は一応英語留学でセブ島にきていたので、普通にちょうどいい練習相手になりました笑
で、最初気づかなかったんですけど、店内にはステージがありました。
ここで10分に1回くらいピチピチの服着たお姉さんがやって着て、ポールダンス的なことをしてます。
エロというより、アートに近いガチのポールダンスでした。
写真撮っちゃダメと言われたんで、仕方なくお姉さんがいなくなったあとに、ポールだけ撮りました。切ない。
ドリンク攻撃
さてここからはドリンク攻撃の始まりです。
みたいな感じで、すっげー密着して耳元でささやかれます。恐ろしいです。
僕がテレビやドラマで知っている情報によると、キャバクラでは女の子にお酒を飲ませてあげなきゃ嫌われるはずなので、それぞれご馳走してあげました。
二人ともお酒のショットを頼みました。
注文したお酒が来ました。
二人とも一瞬で飲みました。
いやそりゃショットだけども!
そして、すぐに言いだしました。
おうおう。すごいなこりゃ。
僕はお酒弱い上にケチなので、自分の飲み物は全然減ってないです。むしろ満杯。こりゃ大変だー。
「飲んだばっかりじゃーん。あははー。2杯目はまだだよー」とか言いながら、ごまかしてました。
ドリンク攻め②
このあたりからはたわいもないトークというより、キャバ嬢VSドケチの山本のバトルになってきます。
多分ドリンクどんどん入れて、売り上げたてないとダメなんでしょうね。
とは言いつつ、山本のドケチっぷりも負けていないので、良い感じにはぐらかして世間話に話をそらします。
しかし、どうも逃げきれません。キャバ嬢強いです。
ボロボロボローン!!!
もうすごいことになってきたので、流石に2杯目入れてあげました。
で、やっぱりショット注文してました。
お酒が到着しました。
いや飲むのはえええええんだよ。
もっと味わって飲めるやつにしなさいよ。
キャバクラ初心者すぎて、コロコロされまくる僕でした。
チップ攻め
ちょっと予算(5000円)が怪しくなって来たので、1時間もたずにギブアップ。
というかもう、お酒お酒うるさいし、どうせショット頼んですぐ飲んじゃうので、お店出ることにしました。
「すみません、チェックで」
グラマラスなママがのっしのっしとやって来て、伝票をくれました。
お酒が5杯(僕1杯しか飲んでない爆)と席料で3000円くらいでした。
まぁぼったくられてないですね。
ってことで、お金を払って帰ろうとしたら、
セブには欧米をパクって、チップ文化が都合よくあります。
仕方ないので払います。
すると、
続けてママもチップを要求して来ました。
ん?ママとは何も飲んでないけどなぁ。
うーん。まぁめんどくさいことになるの嫌だからあげとくか。
はい。
お会計係のおじさん(オーナー?)もチップを要求して来ました。
いやあんたにはなんであげないといけないんだよ。
逃げました。
入り口のガードマンも要求してきました。
逃げました。
なんだかんだで楽しい
なんだかんだで予算ギリギリの5000円くらいまで使っちゃいました。
やれやれです。
宿に帰って、お姉さんと撮った写真を眺めてました。
思いの外、楽しんでいる自分がいました。
1年経った今ですが、たまーにあの明るくて陽気でゆるーい人たちが恋しくなります。
おわり。
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