今回の記事では、36カ国を巡る世界一周終えた僕(@okapo192)が、帰国してみて感じてることを共有します。
ぶっちゃけ旅人の数だけ感想があると思うんですけど、そのうちの1人として感想になれば嬉しいです。
世界一周の概要について
僕の2018年に11ヶ月かけて、10カ国を巡る世界一周の旅をしました。
2017年も10ヶ月間に渡ってアジア・ヨーロッパを30カ国巡っていて、今現在も旅生活は継続している感じです。
旅のスタイルはちょっと特殊で、ブログやエンジニアなど、インターネットでできる仕事をしながら旅をしてました。
「世界の人の笑顔を撮影する!」みたいな大義はなくて、ノマドワークしやすい国を巡るゆるい旅ですね。
▼旅の最中に考えた、僕が旅をする意味についてはこちらで話してます。
1.日本人の世界一周は余裕
僕は大学時代に海外に行った経験がなくて、初めて海外に飛び出した時はそりゃぁもうビビりまくってました。
英語ぜんぜんできないし、治安とか病気とか怖いし、ビザとピザの違いがわからなかったし、とにかくひぎゃーって感じです。
でも、やってみると世界一周なんて余裕でした。
今の時代、スマホのおかげで、宿も飛行機はネットで簡単に予約できちゃいます。
さらには、日本の最強パスポートのおかげで、ほとんどの国にビザの申請なしに入国できちゃいます(先人たちに感謝です)。
さらにはさらには、先人の旅ブロガーな人たちのおかげで、困った時はググればなんでも情報が出てきます。
ちょっと寂しくも感じますけど、旅の最中に困ることなんてほとんどなかったです。
▼世界一周中に役に立ったスマホアプリはこちらでまとめてます!
2.ミニマリズムとシェアリングエコノミーの可能性
ぼくマジでリュックだけで世界旅してて、普段こんな感じです。仕事道具も生活用具も全部入ってます。重さは7〜8キロなので、飛行機は機内荷物で乗ります。身軽です😌
Macを最新版にして、一眼レフをiphoneXにすれば、もう2キロくらい減るはず…。物理的な軽さにパリコレモデル並みにこだわります👍 pic.twitter.com/PUc6lTnHyv
— テツヤマモト🌍海外ノマド (@okapo192)
世界一周の期間、僕は愛用してるポーターのリュック1つで世界中を旅してました。
結果、年中それだけで生活できてるわけで、所有しなきゃいけない物の少なさに気づきましたね…。
家も車もオフィスも全然レンタルで十分で、大きくて高いものはみんなでシェアして、コスパ高く生活するのが、これから賢い生き方です。
▼旅の持ち物はこれだけでした。
3.1回死んだ
スリランカのシーギリヤという場所に行った時、マジで「今から俺は死ぬんだな」と感じた経験がありました。
ここでは省略しますけど、完全にトラウマとして今も心に残ってますね汗
ただ、今でもたまに「あの時、俺は1回死んでいた」と思い返すので、今の「2回目の人生」を楽しまないとなって思います。
4.旅で人生は変わらない
「旅で人生が変わった!」なんて言いますけど、ぶっちゃけ旅で人間変わらないです。
僕自身、「人生を通してやりたいこと」を旅しながら探してたわけなんですけど、特に見つかんなかったですね汗
ただ、後の人生に生きる「ピース」は拾ってきたのかなと思っていて、それを帰国後にいかに組み立てられるかが重要かなと。
僕は旅の最中に、英語・スペイン語・プログラミングあたりに興味を持って、それらが今の仕事にも結び付いてます。
旅で人生を変えるには、旅が終わった後に、どこに腰を据えるのかがとても大事です。
▼元バックパッカーで経営者のヨシオカさんのツイート
「旅」は麻薬だと思う。みずからの人生を切り拓いているように見えて、実は受動的な快楽に溺れているだけだから。旅に出るとじぶんがスーパーマンになったように勘違いするけど、日本に帰ったら普通の人間だ。旅人のみんな、早く自分の人生を生きてください。
— ヨシオカ@ホテル起業 (@takuyayoshioka)
5.幸せはシンプル?
僕が旅してきた中で、特に印象に残ってるのが、キューバやフィリピンです。
この2つの国は、めちゃくちゃ貧しいんですけど、どこの国よりも人が幸せそうでした。
彼らを見ていると「幸せ」になるために大切なものは、実はものすごく少ないのかなと思ったり。
- 家族・友人との時間が何より大事
- 仕事はゆるーくやる
- すぐにハグとかキスする
- 歌ったり踊るのが大好き
- めちゃくちゃ暇そう
日本はめちゃくちゃ豊かな国なんですけど、自信を持って「今幸せです!」なんて言える人は少ない気がします。
おそらく日本人は人生の選択肢が増えすぎて、今を楽しみきれていないのかなって。
もっとシンプルに身近なものを愛でると良いのかなとか感じました。
6.日本人の自覚
世界一周は、世界で「日本」「日本人」がどう思われているのかを知る良い機会でした。
良い印象としては、日本製品のクオリティ・アニメマンガ・礼儀正しさ…
悪い印象としては、大人しくてシャイでつまんないとか、働きすぎて死ぬとか…
日本にいるだけでは気付けなかった、日本のすごいところも、おかしいところにも気付けました。
世界一周を終えた後のこと
世界一周を終えたわけですが、僕はこれからも頻繁に海外にふらりと行きます。
仕事も、今のままフリーランスを続けていく予定です。
繰り返しますが、世界一周をしたからと行って、自分が変わることもないですし、何者になれるわけでもありません。
大事なのは「旅を終えた後に、どこに腰を据えるのか?」です。
僕は直近、世界一周で興味を持った英語・スペイン語の勉強をがっつりやります。
▼最後までありがとうございました。世界一周のまとめシリーズをたくさん書いてます!
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