やっほっほ、テツヤマモト(@okapo192)です。
受験シーズンになってきて、受験生から「北大の二次試験対策なにやりました!?」って質問がいくつか来てます。
せっかくなので、僕の二次試験の合格体験を記事にまとめておきますね。
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僕の合格体験について
まず自己紹介しときます。
- 北海道大学経済学部に2012年度入学、2016年卒
- 北海道の地方公立校(偏差値47くらい)から現役合格
- 受験勉強を始めたのは高校3年の8月(野球部引退後)
- 二次試験の勉強を始めたのはセンター試験後から
- センター試験の点数は709/900点
- 二次試験は国語76/150、数学136/150、英語80/150点で合格
- 北大入学時はちょうど真ん中くらいの成績で入学だったはず
って感じです。
自分で言うのも何ですけど、かなり底辺からスーパー逆転合格しました!
高校3年8月時点で、センター模試が400行かなかったので、まぁよく頑張ったなぁと。
今は無事ストレートで卒業して、社会人やってます。
北大の合格体験記は他にも記事でまとめてます。
僕の北海道大学の二次試験対策について
僕は経済学部を受験したので、教科は国語・英語・数学(文系)でした。
以下、勉強法と対策について書きます。
二次対策はセンター試験後からでOK
まずはじめに北大の二次試験対策は、センター試験後からでも全然大丈夫です。
僕自身、センター試験前は全く二次試験のことを考えてませんでした。
北大の二次試験は、難易度自体はセンター試験とそんなに変わりません。
なので、まずは全ての力をセンター試験に注ぎ込んでください!
ってか、センター試験でしっかり点数取れないとお話になりませんからね。
基本は赤本で過去問を解きまくること
センター試験の国数英で8割弱ほど取れていれば、基礎はしっかり固まっているはずです。
ってことで、センター試験後の二次対策は、赤本で過去問をひらすら解きまくってください。
センター後からでも時間は1ヶ月以上あるので、10年分くらいは余裕で解けるはずです。
過去問を解いては、わからない部分を学校の先生に解説してもらう…。
意味が理解できたら、何度もゼロから解き直してみる…。
これを繰り返して、過去10年年の試験で合格点が取れる状態を作ります。
▼とりあえず「マイ赤本」は早めに買っておきましょう。
記述問題の解き方を抑える
基本は過去問を解けばいいんですけど、二次試験にはセンター試験にない記述問題があります。
国語には「何文字以内で書き取れ!」みたいな問題がありますし、英語には英作文が登場してきます。
数学はマーク式の選択ではなく、解の流れを記述で説明しないといけません。
この辺りは学校や塾の先生に教わりながら、赤本等を参考に答え方をつかんでいきます。
何度も繰り返しますが、センター試験の基礎があれば、そこまで難しいことではありません。
途中点を取りに行く
センター試験と違う点で、二次試験の配点には途中点があります。
例えば、国語の書き取り問題では、書き取るべきポイントを3つ中1つでも書ければ、10点満点中3点がもらえるわけです。
二次試験の基本はとにかく空欄を無くすことです。答案を埋めれば途中点をもらえる可能性が高いですからね。
また、英語の英作文等は減点方式の採点になっています。
なので下手に難しい表現や単語を使わずに、自分の身の丈にあったシンプルな文を作るといいです。
この辺りを抑えつつ、ある程度ずる賢く点数をもぎ取りにいきましょう。
苦手を埋める
二次試験に限りませんが、受験勉強は苦手分野を潰すのが賢い戦略です。
90点取れる科目を100点に伸ばすより、50点しか取れない科目を80点まで引き延ばす方が効率が良いんですね。
僕は二次試験では、3教科とも80点を取れれば合格ラインに届く水準だったので、とにかく隙を作らないように勉強しました。
結果的に国語76点、英語80点、数学136点*で、狙い通りバランス良く取れたかなって感じです。
※数学は決して得意ではなくて、まぐれで自分が解けちゃっただけです…
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二次対策中の勉強時間について
二次試験対策中は3教科2時間ずつと、+αで1時間くらいで、計1日7時間くらい勉強してました。
センター試験期間は10時間弱はやってたんですけど、若干減っちゃいました。
二次対策は過去問を解くことが中心になるので、集中力がなかなか持ちません汗
教科も少なくなるので、自分の集中力が持つ範囲で全力でやれば良いと思います。
当日・前日について
僕は北海道の地方出身なので、2日前に札幌入りしました。
時期的に北海道は飛行機が吹雪で遅延なんてこともあるので、二日前に入るのが良いかな。
前日は試験会場までの道を下見しました。
当日の朝に余計な部分で迷うと良く無いので、必ず下見はしておくと良いですよ!
北大生は前日に受験生に道を教えるボランティアをしてるので、会場までの道を教えてもらうと良いです。
僕は案内してもらったアメフト部の人に「余裕で受かるっしょ」と言われて、変に勇気出たのを覚えてます。
当日はコンビニでおにぎり買って、私服で会場に向かいました。
当たり前ですけど、知らない人ばっかりなのでちょっと緊張しました笑
北大経済の倍率は3倍くらいなので、「前後の席のやつより点数取れれば勝てる!」と思うと良いです。
ってか、「むしろ俺は天才だ!」と思ってれば受かります。マジです。
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よくある質問
ありがたいことに、この記事は北大に行きたい受験生の方にたくさん読んでいただいているようです。
たくさんの質問メッセージが寄せられているので、いくつかこちらで回答します。
>>質問あったらTwitterのDM(@okapo192)で受け付けます。
Q.塾や予備校には通っていましたか?
→通ってません。自分の高校の先生の指導だけです。
…というのも、僕は北海道の田舎(稚内市)で勉強してたので、北大を受験するような学生は皆無、それに沿った塾も皆無でした。
ってことで、そもそも通えなかったし、今思えば通う必要もなかったです。
塾のメリットはモチベーションを保てることくらいかなと思っていて、わからないことは参考書や先生に聞けばなんとかなります。
どうしても質の高い講義が受けたいなら、今は有名企業のリクルートが作ってる「スタディサプリ」が無料からでも使えるんで、これで十分じゃないしょうか。
Q.学校の授業はどんな感じでしたか?
→あまり大きい声で言えないんですが、ずっと内職してました。
…というのも、何度も言いますが僕の学校は推薦入学とか就職組もいたので、授業はセンター試験にマッチしてなかったです爆
ってことで、猛烈に内職してました…。もちろん関係ある内容もあるので一応最低限はやりましたが…。
最後に
最後になりますが、卒業生として自信を持って言えるのは、
北大はもうめちゃくちゃ面白い大学です。
個性豊かな先生がいて、同級生がいて、ありとあらゆる部活動・サークルがあります。
札幌のど真ん中にあって、周りに女子大もたくさんあります爆
正直4年間であんまり大学の勉強はしなかったんですけど、今海外でフリーで働けているのは北大で得たもののおかげです。
是非とも北大合格目指して、勉強頑張ってくださいね〜
何か追加で質問あれば、個別でメッセージください!
- twitter:@okapo192
▼他にも受験の経験について書いてます!