

「就職してから、もっとやっておけばよかった…」
これは僕が社会人として働き始めてから、何度も感じた後悔です。
社会人になると、自由な時間も少なくなり、新しいことを始めるのは想像以上に大変。
だからこそ、大学生のうちに「やるべきこと」を知っておくかどうかで、その後の人生の差が大きく開きます。
この記事では、実際に僕が社会人になってから「やっておいてよかった」「やっておけばよかった」と感じた10のことをまとめました。
恥をかかずにスムーズにスタートを切りたい大学生は、ぜひ参考にしてください。
1. 英語を勉強しておく
僕が大学時代を振り返って、一番やっておけばよかったと後悔しているのが英語です。
大学の頃は「英語は社会人になってからでもいいか」と思っていましたが、社会人になってから英語を勉強するのは本当に大変です。
仕事が終われば夜10時。そこから勉強する気力なんて、ほとんど残っていません。
だからこそ、時間とエネルギーのある今こそが「語学力を伸ばす最大のチャンス」なんです。
今は日本企業でもグローバル化が進み、英語を使う場面は少しずつ増えています。TOEIC800点以上あれば、外資系や海外出張のチャンスも一気に広がります。
では、具体的にどう学べばいいのか?手軽にできるおすすめの方法は2つです。
①オンライン英会話で“継続習慣”を作る
留学が難しい人は、オンライン英会話で十分OKです。
たとえばネイティブキャンプなら、月額6,480円でレッスン受け放題。予約なしで24時間いつでも話せるので、「思い立ったらすぐ英語」が叶います。
社会人になっても続けやすいのが最大のメリットですね。![]()
②スマホアプリで“スキマ時間”を活用する
英会話が続かない人は、まずアプリで「英語を習慣化」するのがコツです。
スタディサプリENGLISHは、リクルートが運営する超人気アプリで、TOEIC対策から日常英会話まで全カバー。
SPEAKは、AIが発音をリアルタイムでチェックしてくれる英会話アプリです。こちらも気軽にAIと話すだけ英語力が身についていくのでおすすめです。
スキマ時間で毎日3分の学習を続けるだけでも、半年でリスニング力が一気に伸びます。
英語を話せるようになると、海外旅行もキャリアの幅も劇的に広がります。「英語は武器になる」と言われるのは、間違いありません。
2. 個人で稼ぐ経験をしておく
僕が大学生のうちにやっておいて、いちばん良かったなと思うのは「自分でお金を稼いだ経験」です。
正直、新卒で入った会社はどうしても自分の理想の働き方と合わず、半年で転職することになりました。
でも、学生時代に自分の力で稼いだ経験があったからこそ、迷わずキャリアを切り替える決断ができたと思っています。
社会人になると、収入源がひとつしかないことが多いですが、学生のうちに「小さく稼ぐ力」を身につけておくと将来の選択肢が広がります。
まずは小さく始めよう
いきなり起業や副業をする必要はありません。
最初の一歩として、誰でもできる小さな仕事から始めるのがおすすめです。
- マクロミル:スマホでできるアンケートモニター。通学時間やスキマ時間にポイントを貯められます。
- クラウドワークス:クラウドソーシングの大型サイトで、ライティング業務など簡単なお仕事をフリーランスとして始められます。
こうした小さな積み重ねが、「自分でお金を生み出せる」という自信になります。たとえ数百円の報酬でも、最初の1円を稼ぐ体験は大きな意味があります。
今の時代、PCやスマホ1つで誰でもチャンスを掴めます。アルバイトに縛られず、自分の力で価値を生み出す経験を、学生のうちに少しでもしておきましょう。
▼僕が大学時代からやっている、お金を稼ぐ方法や起業についてこちらでまとめています。
3. インターンしておく
最近は一般的になりましたが、大学生のうちに一度は企業インターンに参加しておくのがおすすめです。
インターンはアルバイトと違い、社会人と同じ立場で実務に関わる貴重な経験です。会議に参加したり、資料を作ったり、実際の現場の空気を肌で感じられます。
僕も学生時代にデザイン会社とゲストハウスでインターンをしていましたが、社会人になってからの「基礎力」はその時に培われたと思います。
社会人になってから慌てて覚えるよりも、学生のうちに“社会の言葉”や“働く感覚”を知っておくことで、入社後に圧倒的な差がつきます。
インターンを探す上でおすすめなのが、OBOG訪問や企業とのマッチングができる「ビズリーチ・キャンパス」です。
大学の先輩社員に直接話を聞いたり、インターン情報をチェックしたりできるので、就活準備がぐっとスムーズになります。
4. 仕事で使うツールになれておく
社会人になってから使う、PCやスマホのツールは今のうちに慣れておくと、働き始めが驚くほどスムーズになります。
大学のレポートやサークル活動では必要なかったとしても、社会に出ると「使えて当たり前」のツールがたくさんあります。
これを早めに触っておくだけで、入社後の評価が本当に違います。
これだけは押さえておきたい定番ツール
- Google Workspace:メール(Gmail)や予定管理(Googleカレンダー)、資料作成(Googleドキュメント/スプレッドシート/スライド)はどの会社でも標準装備です。
- Slack:社内チャットの定番。LINE感覚でチームメンバーと会話できます。
- Notion:今もっとも注目されている情報管理ツール。メモ・タスク・資料を一元管理できます。
- Canva:プレゼン資料やSNS画像のデザインが誰でも作れる無料ツール。資料づくりが一気に楽になります。
- Trello:ToDoリストをカード式で管理できるツール。チーム作業にもぴったりです。
まずはアカウントを作って、実際に触ってみるのが一番早いです。使いこなす必要はありません。「こういうツールがあるんだ」と知っているだけでも十分。
基本操作にも慣れておこう
ツールとは別に、タイピングやショートカットキーにも慣れておきましょう。
手元を見ずに打てるか、コピー&ペースト以外の操作(Ctrl+Z、Ctrl+Fなど)を知っているかで、生産性が全く違います。
社会人の最初の壁は、意外にも「ツールの操作」でつまずく人が多いです。大学のうちから少しずつ慣れておくと、スタートダッシュが切れますよ。
5.海外旅行しておく
社会人になると、まとまった休みがほとんど取れません。学生のうちにこそ、自由に海外へ行ける時間があります。
海外に出ると、物価・文化・価値観など、日本との違いに驚くはずです。そうした経験が「視野の広さ」につながり、就職後の判断力にも大きく影響します。
僕も学生時代に50ヶ国ほど旅行しましたが、その経験がいま外資系企業で働く上での基礎になりました。
海外に出て、今いる世界の「外」を一度見てみましょう。
6. 資格・スキルを身につけておく
社会人になる前に何かひとつ“資格”や“スキル”を身につけておくのは、後から効いてくる自己投資です。
特に「自分には特技がない」「就活で話せるネタがない」と感じる人ほど、今のうちに形に残るスキルを取っておきましょう。
おすすめの資格・スキル3選
- TOEIC / 英検:英語力はどの業界でも評価されます。特にTOEIC600点以上あると就活でも印象が良く、800点を超えると外資系も狙えます。
- MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト):WordやExcel、PowerPointの操作スキルを証明できる資格。事務・営業職の基礎力として信頼されます。
- 簿記(3級〜2級):数字に強くなる上に、経理・企画・営業職でも役立つ万能スキル。社会人の「共通言語」を理解できるようになります。
📱オンラインで学べるサービスも充実
今は独学しやすい環境が整っています。通学しなくても、自宅でスキマ時間に学習できます。
- Udemy:動画で学べるオンライン講座。Excel・デザイン・Webマーケなど実務スキルを習得できます。
- Schoo(スクー):ビジネススキル全般をライブ配信で学べる社会人教育サービス。
就活の面接で「何を頑張りましたか?」と聞かれたときに、資格やスキルは説得力のある回答になります。
そして社会人になってからも、スキルを持っている人は仕事の吸収が早いです。
大切なのは「完璧に取ること」ではなく、“勉強習慣”を作っておくこと。
1日30分でも、何かを継続して学ぶ習慣がある人は、確実に伸びていきます。
7. 本を読む習慣をつけておく
「本を読む人」と「読まない人」では、社会人になってから大きな差がつきます。
読書は、語彙力・思考力・理解力すべての土台です。ニュースやSNSでは得られない、深い知識や考え方が身につきます。
特におすすめなのは、お金・ビジネス・思考法に関する名著。社会人1〜2年目で直面する課題の多くは、これらの本にヒントがあります。
スマホで読むなら、Kindle UnlimitedやAudibleで安い読み放題サービスを利用するのもおすすめです!
通学時間やスキマ時間で「1日10分読書」を続けるだけでも、確実に差がつきます。
9. 電話対応を経験しておく
最近はチャットやメールでのやり取りが主流ですが、社会人になると電話対応はまだまだ必須スキルです。
特に営業・事務・人事などでは、クライアントとのやり取りが電話中心というケースも多く、「電話に出るのが怖い」という人が意外と多いのが現実。
学生のうちに、アルバイトやインターンで電話を取る経験を積んでおくと、社会人になってからも緊張せずに対応できます。
言葉遣い・メモの取り方・折り返し方など、少し慣れておくだけで印象がぐっと変わります。
10. 車の運転をしておく
運転免許は大学生のうちに取っておくのが鉄則です。
社会人になってから教習所に通うのは時間的にかなり厳しいです。
特に地方勤務や営業職では、車の運転スキルは仕事にも直結します。
運転できないだけで、行ける現場や担当範囲が制限されることも少なくありません。
また、休日のドライブや旅行など、プライベートでも楽しみが広がります。
友人や恋人とのドライブで、「運転できる人」はそれだけで頼られる存在になりますよ。
ペーパードライバーにならないために、免許を取ったあとは実家の車やレンタカーで定期的に練習しておきましょう。
「安全に運転できる社会人」であることが、大人としての信頼にもつながります。
後悔のない大学生活を!
社会人になってから「もっとやっておけばよかった」と思うことは、誰にでもあります。
でも、この記事を読んでいるあなたには、まだ時間があります。
今のうちに「経験」「習慣」「スキル」を積み上げておけば、社会に出たときに自信を持って行動できます。
どれもすぐに始められることばかりです。今日から少しずつ取り入れていきましょう。
▼最後までありがとうございました。次はこの辺りの記事も見ていきませんか?





