※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
こんにちは!テツヤマモト(@okapo192)です。
WordPressの運営を、Claude Codeに任せるようになって1ヶ月。先に結論です。
- 繋ぐのは4つ:WordPress、Search Console、GA4、ラッコキーワード
- 使い道は3つ:デザイン変更、記事の整理、データを見たリライトと新規記事
- 書き方の癖と装飾を読み込ませれば、記事は1本10分
僕は本業がWEBマーケター。副業で、このブログを含む4サイトを運営しています。2026年8月末に繋いでから実際にやったことを、手順と数字で書きます。
全体像:繋ぐのは4つだけ
| 繋ぐ先 | できること | 認証 |
|---|---|---|
| WordPress | 記事の取得・作成・更新、画像アップロード | アプリケーションパスワード |
| Search Console | クエリ・ページ別の表示回数、クリック、順位 | サービスアカウント |
| GA4 | PV、アフィリエイトリンクのクリック | 同じサービスアカウント |
| ラッコキーワード | 検索数、サジェスト、競合サイトの流入キーワード | MCP(有料プラン) |
需要を調べる、順位を調べる、収益を確認する、記事を直す。この4つが1回の指示で済むようになります。

手順1:WordPressとClaude CodeをREST APIで繋ぐ
WordPressには、外部から記事を操作するためのREST APIが標準で入っています。Claude Codeはターミナルでコマンドを実行できるので、このAPIを直接使えます。
追加のプラグインは不要。必要なのはアプリケーションパスワード1つだけです。
① アプリケーションパスワードを発行する
管理画面の「ユーザー」→「プロフィール」→「アプリケーションパスワード」。名前(例:claude-code)を入れて発行します。ログイン用とは別物で、あとから個別に取り消せます。
参考:Application Passwords: Integration Guide(WordPress公式・英語)
② 接続情報を.envに保存する
WP_SITE_URL=https://www.example.com
WP_USERNAME=ユーザー名
WP_APP_PASSWORD="xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx xxxx"
パスワードはスペース入りで発行されるので、ダブルクォートで囲みます。僕はここを忘れてエラーを出しました。
③ 接続を確認する
curl -u "$WP_USERNAME:$WP_APP_PASSWORD" "$WP_SITE_URL/wp-json/wp/v2/users/me"
自分のユーザー情報が返れば成功。あとは「下書きを作って」「この記事の本文を取ってきて」と頼むだけです。
- セキュリティプラグイン:WordfenceなどがREST APIを止めていることがある。繋がらなければ最初に疑う
- パスワードをチャットに貼らない:.envに書き、Claudeには「.envを読んで」と伝える。貼ってしまったら即取り消す
- .envはgitに入れない:.gitignoreに追加する
④ ルールをCLAUDE.mdに書いておく
地味ですが、いちばん効いたのがこれ。作業フォルダに CLAUDE.md を置き、サイトのルールを書いておきます。
- 接続方法とよく使うAPI
- テーマ(JSTORK)で使えるショートコード
- 公開記事を更新する前にバックアップを取る/本番を触る前に確認する
- 運営方針(稼ぐ系・スキル系を強化し、情報系には新規投資しない)
Claudeは作業の前に必ずこれを読みます。毎回説明し直す手間がゼロになります。
手順2:GA4とSearch ConsoleをAPIで繋ぐ
Google Cloudでサービスアカウント(プログラム用のGoogleアカウント)を1つ作り、GA4とSearch Consoleの閲覧権限を渡します。
① APIを有効にする
Google Cloudコンソールでプロジェクトを作り、2つのAPIを有効にします。
② サービスアカウントの鍵(JSON)を発行する
「IAMと管理」→「サービスアカウント」で作成し、キーをJSONで発行。作業フォルダの credentials/ に置き、gitには入れません。
③ GA4とSearch Consoleに「ユーザー」として追加する
サービスアカウントには xxx@プロジェクト名.iam.gserviceaccount.com というメールアドレスがあります。これを追加します。
- Search Console:「設定」→「ユーザーと権限」
- GA4:「管理」→「プロパティのアクセス管理」(閲覧者)
ここを忘れると、APIは動くのに「プロパティが1つも見つからない」状態になります。
④ スクリプトはClaude Codeに書かせる
「直近28日のクエリ別データを取って」と頼めば、PythonのスクリプトをClaudeが書いて実行します。僕の手元にあるのはこの4本です。
| スクリプト | やること |
|---|---|
| 週次レポート | 4サイトのクリック・順位・PVを前週と比較 |
| SEO機会分析 | 4〜20位の「あと一歩」のクエリを抽出 |
| 収益シグナル | アフィリエイトクリックが起きたページを集計 |
| リライト候補抽出 | 順位と本文の文字数・更新日を突き合わせる |
週次レポートは毎週土曜9:00に自動生成。/report と打てば、「今週どのサイトに時間を使うべきか」まで提案が出てきます。
実際の週次レポート。4サイトの数字から「今週の結論」まで自動で書かれる
手順3:ラッコキーワードをMCPで繋ぐ
Search ConsoleとGA4で分かるのは、自分のサイトの数字だけです。「そのキーワードは月に何回検索されているか」「競合はどのページで集客しているか」は分かりません。
そこを埋めるのがラッコキーワードです。MCP(AIに外部ツールを使わせる仕組み)に対応していて、Claudeに頼むだけで検索数も競合サイトの流入キーワードも取ってきてくれます。
① 有料プランに入る
MCPはライトプラン以上で使えます。僕はライトプラン(月990円)です。
| プラン | 月額(月払い) | クレジット/月 | MCPで1回調べると |
|---|---|---|---|
| ライト | 990円 | 1,000 | 5クレジット(月200回が目安) |
| スタンダード | 2,475円 | 3,000 | 1.5クレジット(月2,000回が目安) |
2026年9月時点。最新は公式の料金ページで確認してください。
② Claudeに「コネクタ」として追加する
Claudeの「カスタマイズ」→「コネクタ」→「探索」で「ラッコ」と検索し、追加します。ラッコのアカウントでログインして許可すれば完了。APIキーを.envに書く必要もありません。
「探索」で「ラッコ」と検索すると出てくる。右上のチェックが接続済みの印
③ よく使う4つの機能
| 頼み方 | 使う機能 |
|---|---|
| 「このキーワードの関連語を検索数つきで」 | サジェスト |
| 「競合の〇〇.comはどのキーワードで集客してる?」 | 流入キーワード |
| 「上位10記事の見出しを並べて」 | 見出し抽出 |
| 「このテーマで強いサイトを探して」 | 競合サイト |
④ クレジットはけっこう減る
正直に書くと、ライトプランはMCPだとギリギリです。MCP経由だとライトは消費が5倍になり、サジェストを1回取るだけで5クレジット。月1,000クレジットなので、単純計算で月200回です。
実際、契約して最初の1ヶ月で、付与された1,000クレジットを使い切りました。消費はふだん1日50前後、記事を作業する日は100を超え、多い日は200を超えます。Claudeは気を利かせて何回も調べに行くので、リライトを何本も回した週はすぐ減ります。節約したいなら、「調べるのは3回まで」と回数を先に伝えておくのが確実です。

ライトとスタンダードのどちらにするかは、1ヶ月使った結果をこちらにまとめました。
使い方1:デザインを日本語で変えた
このブログは長年、黄色がテーマカラーでした。「白×黒のモノトーンにして」と頼んだら、そのまま変わりました。
- 配色:白×黒に。ロゴ画像もテキストロゴに
- シェアボタン:記事上下のボタンを全記事から撤去
- トップページ:空だった「人気記事」欄とタブを消し、新着記事だけに
Before:黄色がテーマカラーだったころ
After:「白×黒のモノトーンにして」と頼んだ結果
タブを消すとき、Claudeが子テーマのテンプレートを読んで教えてくれました。「タブ2〜4の中身がどこにも定義されておらず、ずっと空のまま表示されていた」。何年も気づいていませんでした。

コツは「元に戻せる形で変えてもらう」こと。配色と転送設定はCode Snippetsプラグインの1スニペットにまとめてあり、無効にすれば一発で戻ります。
使い方2:いらない記事とカテゴリを整理した
| やったこと | Before | After |
|---|---|---|
| カテゴリ | 11個 | 7個 |
| サイトマップのURL数 | 3,034件 | 75件 |
| 下書きに戻した記事 | — | 4本(301転送) |
サイトマップが3,034件もあった原因は、画像ごとに作られる添付ファイルページ約2,950件。Googleに見せる価値のないページでした。
記事の削除は控えめにしました。Claudeは「180日で検索クリック0〜3」の記事を候補に出しましたが、下書きにしたのは4本だけ。旅行・ナイトライフ系は順位が低くても、広告がよくクリックされているとGA4で分かったからです。
アクセスが少なくても、広告やアフィリエイトが回っている記事はあります。
使い方3:データを見てリライトし、記事を書いた
いちばん価値があったのがここです。「どの記事を直すか」を、勘で決めなくなりました。
アクセスと収益は、まったく比例していなかった
GA4でアフィリエイトクリックを28日分集計した結果です。
| ページ | 検索での表示 | アフィリエイトクリック |
|---|---|---|
| 大学生の稼ぎ方 | 小さい(週43PV程度) | 28件(全体の72%) |
| 「君の膵臓をたべたい」感想文 | 5,889回 | 1件 |
| 「ぷから始まる言葉」系 | 5,290回 | 0件 |
表示回数だけ見ていたら、読書感想文の記事を最優先で直していたはずです。実際、Claudeが最初に作った指示書はそうなっていて、収益データを足したら撤回されました。
読書感想文を探している中高生は、本を買いません。ここからブログの方針を「稼ぐ系・スキル系を強化、情報系には新規投資しない」に切り替えました。
放置していた財布レビューは、すでに8位だった
10年使ったポールスミスの財布レビューをリライトしたときの話です。
- 手元の古いエクスポート:29位
- Search Console APIの最新値:7.5〜8.5位
放置している間に上がっていました。さらにクエリ別に見ると、同じ順位帯でもクリック率に大差があります。
- 「ポールスミス 財布 レビュー」8.9位 → クリック率25%
- 「ポールスミス 財布 口コミ」13.3位 → クリック率0%
タイトルには「レビュー」を残し、「口コミ」は本文の見出しで拾う。表示回数の約24%が海外デスクトップからの機械的なアクセスだったことも分かり、計算から外しました。
リンクが死んでいて、1位になっても1円にもならない記事
検索順位チェックツールのレビュー記事は、「料金」「購入方法」など買う直前のキーワードで180日に1,155回表示されていました。中身を調べると、こうでした。
- アフィリエイトリンクが無関係なサイトに転送されていた
- 料金表が2020年のまま
- 見出しに「2019年10月追記」と古さが露出
リンクの張り替え、料金の更新、見出しの修正まで、その日のうちに終えています。

新規記事も、書く前にデータを見る
「このテーマで書いて」と丸投げはしません。書く前に4つを確認します。
- 自分のどの記事が、どのキーワードで表示されているか(Search Console)
- そのジャンルで収益リンクが押されているか(GA4)
- そもそも検索されているか、競合はどのページで取っているか(ラッコキーワード)
- 競合が書けない一次体験があるか
リライトをしたときは、Search Consoleのクエリにラッコの検索数を並べ、上位10記事の見出しも抜き出しました。そのうえで自分の記事に足りない見出しだけを足しています。この記事自体も、書く前に「ラッコキーワード mcp」を調べています。月50回の検索で、出てきてから半年以内。まだ書いている人が少ないキーワードでした。
英語アプリの記事は、既存の英語記事が10〜20位にいたこと、僕がシャドテンを271日続けていることから書きました。画像のアップロードも既存記事からの内部リンクも、Claude Codeがやっています。
書き方の癖と装飾を読み込ませれば、1本10分
ここまで整えると、記事は1本10分で完成します。書く前に、Claudeに次の3つを読み込ませておくのがポイントです。
- 自分の書き方の癖:一人称、語尾、見出しに数字を入れる、結論から書く、体験は創作しない
- サイトの装飾:吹き出し・ボックス・ボタン・マーカーなど、テーマで使える書式と使う回数の目安
- 当たった記事の型:タイトルに「レビュー」、不安系の質問に正面から答える
これをファイルにしておけば、自分の文体で、装飾までついた下書きがWordPressに入ります。僕がやるのは一次体験の事実確認と、最終チェックだけです。

同じテンプレートで地名や属性だけ変えた記事を大量に作ると、Googleのスパムに関するポリシーにある「大量生成されたコンテンツの不正使用」に当たるリスクがあります。一次体験があり、収益の出口があるテーマに絞るのが安全です。
失敗しないための3つのルール
1つ目は、本番を触る前にバックアップを取らせること。公開記事を更新する前に、元の本文をJSONで保存させています。
2つ目は、公開記事を変える前に確認させること。REST APIの更新は即、本番に反映されます。下書きは自由、公開記事は確認してから。これをCLAUDE.mdに書いています。
3つ目は、古いデータで判断させないこと。財布レビューのように、手元の数字と最新値が20位以上ずれることがあります。判断の前に「APIで取り直して」。これが習慣になりました。
まとめ:必要なのは半日の準備だけ
- WordPressはアプリケーションパスワード+REST APIで繋ぐ
- GA4とSearch Consoleはサービスアカウントをユーザーに追加する
- ラッコキーワードはコネクタに追加するだけ。ライトプラン(月990円)から
- ルールはCLAUDE.mdに書く
- 書き方の癖と装飾を読み込ませれば、記事は1本10分
記事が10分で書けること以上に大きかったのは、「このページは本当にお金を生んでいるか」をデータで確かめてから手を動かすようになったことです。副業で時間が限られている人ほど、この差が効いてきます。
ブログで稼ぐ方法そのものは、こちらにまとめています。




