

今回はこう言った海外振込・送金のお悩みに関して、少し情報共有していきます。
結論から言いますと、国内の銀行口座から海外送金すると、大きく損しちゃいます。
海外送金専門のWebサービスがありますので、こちら利用するのがオススメです。
僕は先日、語学の試験を受験するにあたって、タイの銀行口座にお金を振り込む必要がありました。
早速自分の国内口座の海外送金サービスを確認したんですが、どうも手数料がバカ高いみたいなんです。
そこから散々あーだこーだ迷ってたどり着いたのが、TransferWiseでした。
こちら初めて利用したんですが、めちゃくちゃ簡単で手数料も数百円…いやーもう感動しました。
>>別記事「TransferWiseの使い方と登録方法【超簡単な海外送金の流れを解説】」
今回は海外送金にTransferWiseを選んだ理由や、他の送金サービスをなぜ選ばなかったのかを紹介します。
海外生活をする中で、送金をする機会はどうしても発生してくるはずです。
今のうちに知識を押さえておいて、困った時にいつでも活用する準備を整えましょう。
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海外送金をする方法

海外送金をする方法は、いくつかのパターンがあります
- 国内銀行口座から送金する
- 仮想通貨を使う
- 海外送金サービスを使う
僕はこのうち、海外送金サービスを利用して、海外送金を行いました。
理由はズバリ、「安くて簡単」だからですね。
1.国内銀行口座からの送金をオススメしない理由
ずばり、手数料が高いです。
国内銀行で、海外送金に力を入れているのは「楽天銀行」が代表的ですね。

手数料は最低額750円と比較的安いですし、手続きもオンライン上で24時間以内に完結できるようです。
僕がメインで使っている地銀は、窓口でやりとりしないと海外送金はできないようで、そこから考えるとかなりマシですね…。
しかし、忘れていけないのは、国内銀行から海外送金には「隠れコスト」と言われる、為替コストが発生してしまうことです。
手数料を安く見せるために、実際の為替レートに少し上乗せして、日本円を外貨に両替するんですね。
結果的に、手数料が安いと思って申し込んだら、予想以上に振り込まれたお金が少ない!なんてことになるんです。
2.仮想通貨での海外送金をオススメしない理由

こちらはずばり、まだまだ普及できていないからですね。
盛り上がりを見せている仮想通貨ですが、公的なやりとりの場では、まだまだ使われていません(僕の振込の場合でも案の定使えず)。
海外送金の分野では、圧倒的に便利なので早く普及して欲しいですね…。
仮想通貨の分野がもう少し発展していけば、むしろ今回の記事の必要なんて無くなりそうです。
3.海外送金サービスがオススメ
以上より、海外送金サービスの利用をオススメします。
国内銀行口座のような「隠れコスト」がありませんし、何より「海外送金専門」のサービスなので、人件費等の経費を大幅に減らせるわけです。
▼先日タイの銀行口座に送金した際、かかった手数料はたった247円でした。

手続きも簡単でして、一度登録さえしてしまえば、あとはPCやスマホアプリから、数分で送金作業を行えます。
確かにサポートの面では、国内銀行口座には叶わないのかもしれません…。
しかし、バカ高い手数料を払ってまで、手厚いサポートが欲しいかと違うはず。
メールや電話でトラブルに対応してくれれば十分だと思いませんか?
海外送金サービスがなぜ安いかというと、実は自分のお金が国境を超えていないからなんです。
送金サービスA社の国内口座にお金を振り込んだら、あとはA社の海外口座から海外の振込先に振り込んでくれます。
要するに、国内振込を2回しているだけで、お金を「両替していない」ので、コストが抑えられているわけですね。
海外送金サービスはどれを使うといいの?


はい、確かに海外送金サービスは世界中にいくつも存在しています。
大手三社はこんな感じですね。
- ☆Transfer Wise:今最も勢いがある。日本語対応可能。
- ○xend pay:同じく世界中で人気。取り扱い国・通貨が多い。
- △world remit:世界中で1番人気。手数料の安さが売り。「日本へ」送金できない。
僕はこちら大手3社から、TransferWiseを選択しました。
理由は、日本語対応可能で、日本人利用者がとても多いからですね。
通貨や送金国の取り扱いでは、他2社に軍配があがるんですが、手数料はほぼ同じ(少し勝ってるくらい)ですし、使いやすさでも文句のつけどころがなかったです。
▼WorldRemitは別記事でも試してみた結果を紹介しています!
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TransferWiseをおすすめする理由

TransferWiseは、2011年に設立され、現在世界中で急成長遂げているフィンテックサービスの1つです。
まずはこちらTransferWise JapanのCEO、越智さんのお話を見てみましょう。
CEO自身、日本から1,500円を送金するときに、手数料が7,500円もかかったストレス経験から、参画を決めたそうですね。
続いて、英語になりますが、TransferWiseの概要も動画で見てみます。
要点をまとめますね。
- TransferWiseを使うと、銀行送金を使うより、8倍も料金が安くなる
- 銀行口座は手数料安く見えるけど、「隠しコスト」があるので実際は高い
- TransferWiseが利用するレートは、実際のレートとほぼ同じ
- 入金・出金にはTransferWiseの口座を使うので、あなたのお金は国境を超えない
もうこちらそのまんま。とにかく安いから使わない手はないんです。
▼為替差による「隠しコスト」が発生しないのが送金サービスの最大の特徴。公式サイトでも自信マンマンに紹介されてます。


…はい。
ポイント①:日本語利用できる
似たような海外送金サービスは、他にもいくつかあります。
ただ、TransferWiseの最大のメリットは日本語利用ができる点ですね。
▼言語設定を日本語にすれば、トップページや全ての画面を日本語で利用できます。

▼日本語の電話・メール対応も可能です。日本人担当者と日本語でのやりとりができます。メールは送った翌日に返信いただきました。

いくら英語力がある場合でも、お金のやりとりとなると、母国語で行えた方が安心なのではないでしょうか。
特に留学やワーホリの給料など、多額の資金を送る際には、何か失敗があると大変ですからね…。
その点、日本語で丁寧に対応してくれるのはとても嬉しいです。
残念ながら、世界最大手のWorldRemitやXendPayは日本語に対応できていません。
ポイント②:資金を保全してくれる
TransferWiseは単なる新興的なサービスではありません。
既に300万人の人が利用しており、日本でも資金移動業者として認められている一流企業なんですね。

預けた資金は100%しっかり保全してくれますし、入金・着金の状況を逐一確認できるんです。
▼海外送金をする際には、しっかりとお金が口座までたどり着くのか不安ですけど、ここまで丁寧に報告してくれると安心ですね。

ポイント③:肝心の手数料はどのくらい安い?
肝心の手数料についても事例を見てみましょう。
僕は先日、タイの銀行口座に振込作業を行いました。

手数料は、247円ですね。
また、この送金を行なった2018年9月18日のタイバーツの交換レート終値は、0.2898でした(参考:VALUTA-FX)。

為替が大きく動いた日だったので、少し誤差が出ましたが、それでも誤差は0.7%程度です。
1万円あたり70円程度の差額なので、こりゃもう為替損は無いと考えて良さそうですね。
大体の基準としては、30万円で約2,000円、50万円で約3,000円、100万円で約6,000円とのこと。
余った金額は送金が完了次第、指定した自分の口座に戻る形です。こちらも送金サービスならではの便利なサービスですね。
まとめ
以上まとめますと、海外に送金・振込をするなら、TransferWiseを利用するのがおすすめです。
一度設定を終えてしまえば、あとはウェブなりアプリなり、ささっと送金ができるようになります。
とても便利で手数料もべらぼうに安い…もう銀行の送金サービスは使ってらんないです。
実際にTransferWiseを使って見た様子は、別記事「TransferWiseの使い方と登録方法」でも紹介しているので、参考になりましたら幸いです!
様々なフィンテックを利用して、快適な海外生活を送って行きましょう。
▼最後までありがとうございました。海外でフリーランスとして働く方法を紹介しています。