海外ノマドワーカーの青色申告・確定申告の流れ【非居住者情報あり】

スポンサーリンク
宿を安くする方法

やっほう!海外ノマドワーカーのテツヤマモト(@okapo192)です。

今回は「海外ノマドワーカーと確定申告」をテーマに情報共有します。

海外ノマドワーカーって確定申告はする必要あるの?
フリーランス初心者だから、発狂しそうでーす!

この辺りの手助けになれば嬉しいです。

 

確定申告は、全てのフリーランスに訪れる、年に一度の超めんどくさいお祭りですね。

僕はここまでフリーランスとして、2回の確定申告(白色・青色)を経験しまして、その度にヒーヒー言ってます。

特に、年の3分の2を「海外ノマド」をして過ごした、2017年の申告作業は地獄でしたね…。

 

今回は海外ノマドワーカーのための確定申告の知識と事前準備を簡潔にまとめます。

税務作業は何か不備があると、追加徴収や悪質な場合は刑事罰を受けることもあります…。

海外で仕事をする可能性がある人は、今のうちに目を通しておいて、来る申告作業に備えましょう。

今回は国内「居住者」として申告する方法を中心に書きます。もし国内住所を抜いた非居住者である場合は、記事ない「非居住者の場合」の項を参照すると良いですよ。

確定申告って何?

確定申告はフリーランスがその年に払う「所得税」を自己申告するための作業ですね。

所得税だけではく、国民健康保険料や住民税、消費税の金額も、こちら申告所得を元に計算されます。

住民税・国保が安くなるので、フリーランスはたとえ収入がゼロに近くても確定申告しておきましょう。

逆に、収入が十分にあるのに申告作業をサボると、追加の税金やひどい場合は刑事罰を受けるので注意です。

確定申告の概要

確定申告について、もう少し深掘りします。

  • 対象者:所得(収入-経費)が38万円を超えるフリーランス(副業なら20万以上)
  • 計算期間:1月1日〜12月31日
  • 申告期間:翌年2月16日〜3月15日(年によって多少前後)
  • 所得申告:青色申告、白色申告
  • 提出場所:管轄税務署→こちら国税庁HPで調べられます
  • 提出方法:e-tax, 郵送, 税務署に持参

確定所得をする際は、税金の申告と同時に、所得申告(青色・白色)も必要です。

(※青色・白色申告の違いは「青色申告の基礎知識会計ソフトfreee」が参考になります!)

 

所得の申告については、ズバリ、青色申告一択です。

白色は簡単なんて言われてますけど、実際は作業量変わりません。

唯一、計算期間の3月15日までに「青色申告承認申請書」の提出が必要なのが難点ですけど、特典としてもらえる65万円の所得控除はでかいですよ!

非居住者の場合

非居住者で、国内クライアントに源泉徴収をしてもらっているフリーランス(原稿料・著作使用料)は、日本での確定申告は必要がありません。

その他の場合は、確定申告を行うのが無難です。

参考:No.2884 源泉徴収義務者・源泉徴収の税率(国税庁HP)
参考:No.2873 非居住者等に対する課税のしくみ(平成29年分以降)(国税庁HP)

 

また、非居住者は確定申告に当たって、「所得税の納税管理人の届出書」を税務署に提出する必要があります。

家族や信頼できる友人・税理士さんあたりを納税管理人に指定します。

実際に確定申告する際には、書類を自分で作って、印刷と郵送作業だけお願いする形が普通ですね。

参考:No.1923 海外転勤と納税管理人の選任(国税庁HP)

 

ちなみに、税理士の方の意見を見ると、日本に事務所等を持たず、海外のみで作業しているなら、そもそも所得税の課税はないようです。

そう考えると、ウェブ系フリーランスやアフィリエイターは日本で課税される所得税がゼロになりますね…。

あまりにもグレーゾーンに思えるので、僕は無難に確定申告しようと思うのですが…。この辺りは自己判断です。

参考:海外在住で日本企業からの収入があります。源泉徴収について。(税理士ドットコム)

海外ノマドワーカーの青色申告・確定申告の流れ

ここから青色申告・確定申告の流れを紹介していきます。

  • 1.必要書類を揃える
  • 2.MFクラウドで、収入と経費精算を行う
  • 3.MFクラウドで、青色申告決算書・確定申告書をつくる
  • 4.書類を印刷し、必要証書を添付の上、管轄税務署に提出

基本的には通常の確定申告の流れと同じですが、海外ノマドワーカーならではの難所もありますので、情報抑えておくといいですよ。

1.必要書類を揃える

まずは必要な書類をお揃えます。

  • 年金・保険料等の支払証書(非居住者はなし)
  • 源泉徴収票
  • 必要経費の領収証・レシート
  • 売上を記録した請求書
  • マイナンバーカード(非居住者は失効)、身分証明証コピー

他にも医療費や寄付金、ふるさと納税などの証書がある人は、そちらも用意しておきましょう。

源泉徴収票は、各クライアントから、確定申告の時期には指定住所に届いているかと思います。

2.MFクラウドで、収入と経費精算を行う

では青色申告に向けて、収入と経費の精算作業を行います。

僕は会計ソフトの「MFクラウド確定申告」を使っているので、こちらの使い方を中心に概要まとめますね。

青色申告・確定申告をスマートに終えられるかは、精算作業をいかにスムーズに終えられるかにかかってますよ!

 

▼間違えても1年間の作業を直前にまとめてやろうなんて考えないほうがいいですよ。

MFクラウドでの収入・経費の計算

ここでは簡単に、MFクラウドでの作業概要を紹介します。

スクリーンショット 2018 07 26 15 41 24

MFクラウド確定申告にログインしたら、①で各種データ連携を行い、②で「自動で仕訳」から、各種データを売上・経費に該当するか振り分けます。

クレカや銀行口座にデータが残っていないものは「手動で仕訳」で、自分で入力します。

入力したものは③決算・申告の「決算書」の項目で確認できます。

クレジットカードで精算しよう!

MFクラウド確定申告では、データ連携を使って、スムーズに会計情報を入力できます。

日頃から現金ではなく、クレカでの決済を心がけると、精算作業が一気にスムーズになりますよ。

海外でもらうレシートは外国語で書かれていて解読が難しいですし、両替時のレートで日本円換算も必要になります。

少し無理をしてでも、現金ではなくクレジットカードを使うようにしましょう。

海外ノマドワーカーの経費になるもの

経費になるかならないか論争はキリがありません。

僕は「仕事に使った」と胸を張って言えるなら経費と捉えてます。

海外ノマドワーカーの場合、移動費・ビザ代・コワーキング代、カフェ代、通信費、本代あたりは経費で良さそうです。

SNSを営業用途でも使っているので、Twitterにアップした現地の食事も経費にしてます。

3.青色申告決算書・確定申告書Bををつくる

収入と経費の精算作業が終わりましたら、ここから税務署に提出する「青色申告決算書」「確定申告書B」を作ります。

スクリーンショット 2018 07 26 16 10 14

①まずは決算・申告の項目から「確定申告書」のページに進みます。

ここでページ上に出る5つのタブに関して、②それぞれ情報を入力していきます。

最終的に③で、できあがった「青色申告決算書」と「確定申告書B」をPDFで出力すればOKです。

 

収入・経費の精算作業さえ終わっていれば、ここで入力するのは基本情報・控除・源泉徴収・雑所得の金額くらいです。

わからない言葉ばかりで大変ですけど、実際に行う作業はかなり少ないです。

非居住者の場合

確定申告書の住所の欄は、事業所や納税地の以前の住所(実家などある場合)を書くといいようです。

参考:最適税理士検索ネットより、堀内勤志税理士の見解

4.書類を完成させて提出する

ここからは最後の仕上げの段階ですね。

まずはMFクラウドから出力したPDFファイルをプリントアウトして、間違いや記入漏れがないか確認します。

問題なければ、各種証書を確定申告書にのり付けして、捺印します。

これで資料は完成、郵送もしくは直接税務署に届けて申告作業終了です。

国税庁では、ネットで確定申告書類を提出できるe-taxを導入しています。

メリットは提出作業や各種証書の提出が省略できる点、デメリットはICカードリーダーやマイナンバーカードが必要な点ですね。

作業量はそこまで変わらないので、僕は資料を確認するためにも、一時帰国して税務署に直接出向いてます。

非居住者の場合

①非居住者はマイナンバーが振り分けられていない、もしくは失効しています。

マイナンバーに関しては提出が空欄のままで提出していいようです。

参考:税理士ドットコムより、谷澤映吉税理士の見解

②非居住者の納税地は、出国前に住んでいた場所の管轄税務署になります。

非居住者は、e-taxでの書類提出ができません。納税管理人の方にお願いして、書類の仕上げと郵送をお願いしましょう。

まとめ

青色申告にしても、確定申告にしても、正直ルールはめちゃくちゃ複雑です。

フリーランスになって日が浅い方は、1つ1つの不明点を潰しながら、落ち着いて作業を進めて行きましょう。

 

特にこの記事で一番伝えたかったことは、海外ノマドワーカーは、外国語の領収証・レシートでの経費生産が異常に大変ってことです。

外国語で書かれていて何が何だかわからないし、両替時レートで日本円にいちいち換算しなきゃいけなくて骨折れます。

 

海外での経費生産作業は、少なくとも数ヶ月に1回はやっときましょう。さもなけらば年明けに苦しみます。

僕は普段は会計ソフトを使っていませんが、3ヶ月に1回ほどMFクラウドに有料会員登録して、収入・経費の入力作業を行っています。

終わったら退会処理をして、3ヶ月後にまた再会員登録する形です(ケチです)。

 

確定申告作業で時間を奪われているのは、なかなかナンセンスです。

スマートに終わらせて、生産性の高いフリーランスになりたいところですね。

海外ノマドワーカーのビザ事情まとめ【無査証or観光ビザでOK】

2018.07.24

海外ノマドの各種税金、年金・保険事情まとめ【住所は抜くべき?】

2018.07.23

海外ノマドワークがかなり辛いので、実は今すぐ辞めちゃいたい話

2018.07.11

ABOUT

海外ノマド系フリーランス, ブロガー, WEBエンジニア, 24歳。フットワーク軽く生きたくて、新卒でフリーに。その後、海外35カ国を旅しながらノマドワーク。現在は1ヶ月ごとに拠点を変えつつ、旅生活を継続中です。勉強が大好きで年に3回語学留学をします。 

>>詳しいプロフィールはこちら!