こんにちは。学生時代のあだ名が「きり丸」だったテツヤマモト(@okapo192)です。
今回はクソ几帳面で、クソドケチな僕が、世界一周の費用を細々とまとめます。


こんな悩みを抱えている旅人の皆さんは、とりあえずこのページをブックマークして保存しておくと良いかもしれません。
僕は2017年から2年ほど海外放浪生活を続けていまして、これまで世界36ヶ国を巡ってきました。
2018年は1月11日〜11月23日にかけて、世界一周もしていたので、それなりに旅には詳しいです。
今回はその約316日の世界一周旅にかかった費用を総まとめします。
結論、旅費の合計が160万円ほどだったので、多めに月20万円ほど見積もれば余裕があるかなって感じです。
ってことで、詳しく解説していきますね。
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旅の基本情報
2018年は1月〜11月まで、11ヶ月間をかけて10カ国を巡る世界一周旅に出ていました。
3月に一時帰国したんですけど、それ以外はずっと海外をウロウロしながら生活していたことになります。
▼世界一周のルートはこちらにまとめています。
旅の目的としては、大義があるわけでもなく、WEBフリーランスとして仕事をしながら、ゆるく海外を巡ってる感じです。
世界中どこでもリモートワークができる状態なので、日本にいる必要もなく、物価の安くて暖かい国を中心に暮らすように旅してます。
世界一周の費用は約160万円でした!
ってことで、世界一周にかかる費用についてなんですけど、大きく5種類のカテゴリーに分けて解説します。
概算でまとめると…
- ①食費:32万
- ②宿泊費・滞在費:40万
- ③移動費:30万
- ④観光・娯楽費:21万
- ⑤その他:36万
こんな感じで、合計で約160万くらいでした!
移動回数が少ない分、世界一周してる人の中では少なめに収まってる気がします。
貧乏バックパッカーなので節約は意識してますけど、仕事に影響出るのが嫌なので、無理して宿や食費を削ったりはしてないです。
ちなみに旅費以外の部分で、仕事用ツール・本・税金・健康保険とか、他に60万円くらいかかってて、僕個人の支出としては220万円くらいっすね(こちらは省略)。
そもそも旅費がどれだけかかるかは、どこに行くか・どんなルートで行くのかで大きく変わります。
例えば、僕みたいにアジアや中米の途上国を中心に旅するなら、1日2,500円程度で生活できますし、反対にヨーロッパや北米を旅するなら5,000円ほどは必要です。
個人的には、諸々込みで1ヶ月20万円見積もれば、余裕を持って世界一周できると思いますよ!
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①食費:319,690円

食費は32万円弱でした。
1日あたり1,000円くらいで、なかなかエコにエネルギー摂取できてる感じです。

表にまとめてみると、やはり東南アジアでは、全体的に食費がかなり安く収まります。
おかしとか飲み物とかも混ざってこの値段なので、お財布に優しいです!
アジアや中米では基本、適当に近くのレストランやら屋台で買って食べてました。
ヨーロッパは外食するとしんどいので、宿のキッチンで自炊することも多いです。
食料品が安いので、自炊すれば日本よりも食費安くなりますよ。
②宿泊・滞在費:386,396円

宿泊費は39万円弱でした。
312泊を外泊したわけなんですが、その割にはだいぶ安く済みましたね。
ドミトリーやシェアハウスを中心に利用していて、1泊平均は1,238円くらいです。

僕は主に、Airbnbで民泊を利用したり、Booking.comでドミトリーを予約することが多いです。
それぞれ宿を安く予約するコツとしては、こんな感じです。
- 友人紹介キャンペーンをうまく利用する
- Airbnbは、7日連続, 28日連続で宿泊すると、週割・月割が適用されることがある
- Booking.comは、ハピタスを通して予約すると4%のキャッシュバックがある
宿は国・都市によって値段がかなり変わりますし、観光地ではないエリアだと、安い宿がすぐに売れ切れます。
特に、イベントと被ったりするとえげつない値段になるので、早めに予約したほうがいいですマジで。
Airbnbの友人紹介制度では、同じく既に会員の方からの紹介を受けると、3,900円のポイントをゲットできます!
それぞれ身近な旅好きのお友達に声をかけてみるといいかもしれません。心当たりなければ、それぞれの僕の紹介コードも使えます。
▼その他にも上手な宿探しの方法はこちらの記事で解説しています。
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③移動・交通費:304,821円

移動費は約30万かかってます。
- 飛行機:258,255円
- その他交通費:46,566円
移動は、基本的にLCCの安い航空券を探して利用してました。
今年は小刻みに移動するのではなく、1ヶ月ごとに緩く住む街を変えている感覚だったので、回数は結構少ないです。
1.飛行機:258,255円
2018年は19回飛行機に乗りまして、総額は26万円弱でした。
世界一周してるわりには、安く済ませられた感じです。
▼それぞれ航空会社や区間・価格はこちらの表の通りです。

今年は韓国→アメリカを36,206円、キューバ→ドイツを22,598円、ドイツ→タイを26,385円で予約した自分を褒めたいです。
長距離戦をかなり安く予約できたので、ここまでふらっと世界一周できちゃったわけですね。
安く飛行機を予約する方法はこの辺りです。
- ハイシーズンや金土日のフライトを避ける
- kiwi.comやskyscannerで格安航空券をリサーチする
- 荷物を減らして、手荷物料金で飛行機乗る
特に、太平洋・大西洋を横断する長距離フライトをいかに格安で予約できるかはポイントになります。
長距離便は遅くとも、1ヶ月前、可能であれば3ヶ月前くらいから予約しておきたいです。
2.その他交通費:46,566円
飛行機以外はあまり移動してないんですけど、なんだかんだ4.7万円くらいかかりました。
空港から市内への移動やら、市内での普段の生活やちょっとした観光に行くための交通費ですね。

実際にまとめてみると、思った以上に使ってたなって感じです。
東京とかバンコクとか大きい都市に行くと、なんだかんだで交通費がかかっちゃいますね。
小さめの都市だと徒歩で移動完結できちゃうんで、だいぶ楽でコスパも良いです。
④娯楽・観光費:214,567円

娯楽系にかかったお金は約21万円です。
- カフェ代:71,387円
- 観光・飲み代:143,180円
僕はインドアな旅人なので、だいたい現地のカフェで時間を過ごすことが多いです。
観光や飲み代に関しては、現地で会った日本人やら旅人同士とかと遊びに行く時のお金です。
一部はフリーランスの経費になりそうですけど、思ったより使ったなって感じ。
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5.その他:364,255円
その他として、諸々合わせて約36万円かかってます。
- 1.細かい生活費:73,599円
- 2.海外旅行保険:30,560円
- 3.スペイン語留学:178,015円
- 4.コワーキング:78,362円
- 5.ビザ代:3,719円
その他として、いくつかお金がかかった部分を共有しておきます。
1.細かい生活費:73,599円
ここに含めたのは、コンタクトとか美容室とか洋服とかシャンプーとか洗濯とか、本当に細かい部分です。
基本何を買うにしても、日本より安い場合がほとんどなので、現地で購入してます。
あと洗濯は手洗いする旅人が多いですけど、時間がもったいないのと、手の皮がピロリンするのでランドリー利用がオススメです。
2.海外旅行保険:30,560円

海外旅行保険は、基本的にはクレジットカードの付帯保険で済ませています。
僕が普段から持ち歩いてる、付帯保険付きのカードは「楽天プレミアムカード」と「Booking.comカード
」あたりです。
付帯保険を6ヶ月に延長する裏技を使えば、保証期間を伸ばすこともできますね。
ただ、今年はヨーロッパに行くことがあったり、旅程が思ったより長くなったこともあり、追加でASSETS社のグローブパートナーという保険に加入してました。
こちら保険料が格安ですし、旅先でもオンラインだけで加入できるのおすすめです。
3.スペイン語留学:178,015円

世界一周の途中、グアテマラで3ヶ月弱のスペイン語留学をしていました。
グアテマラは月7万円ほどで、マンツーマンでのレッスンを週20時間受けられます。
日常会話レベルのスペイン語ができるようになって、その後の中米放浪も充実したので、本当に留学して良かったです。
4.コワーキングスペース:78,362円

僕はほとんど観光をしない変わりに、コワーキング(フリーランス向けのシェアオフィス)を借りて、毎日仕事や勉強をしてます。
カフェに長居するのが苦手なので、お金を出してオフィスを借りる方が好きです。
海外のコワーキングはかなり安いですし、結構気に入ってます。
▼それぞれ各国で借りたコワーキングの費用はこんな感じです。

5.ビザ代:3,719円
今年訪ねた国だと、アメリカとキューバでビザ代がかかりました(厳密にはビザ代ではないけど)。
昨年のアジア旅行の際には、カンボジア・インド・スリランカ・ネパール・フィリピン(出国税)でも支払いがありましたね。
日本のパスポートは最強といえども、自分が行きたい国にビザや条件がないかは確認しておいた方がいいです。
おまけ①:お金を使ってないもの
普通の旅人ならお金がかかるけど、僕は払ってないものもあります。
1.予防接種
こちら、皆さんは間違えなく打ったほうが良いです!
僕が訪ねてエリアはそこまで感染症のリスクが高くないのでスルーだったんですけど、ちょっと旅人してお手本的な行為ではないですね汗
タイ・バンコクのスネークファームにて、格安で予防注射が打てるので、せめてA型肝炎と破傷風くらいは打っておくと良いです(僕も今度行きます汗)。
世界中どのエリアにいても対応できる本数を打っても、2万円もあれば十分かと思います。
2.SIMカード
旅先では、宿・カフェ・コワーキングでWiFiを拾うので、SIMカードは使ってません。
実際必要ないと思いますし、個人的にはちょくちょくデジタルデトックスするのが好きなので、ちょっと不便なくらいで良いかなと思ってます。
3.旅グッズ

僕は2017年から長いこと旅を続けていることもあって、大きく旅グッズを新調したりはしていません。
これから旅を始めようとしている人は、カメラを買ったり、バックパックを買ったり、物品を揃えるお金が必要になるかも。
▼旅の持ち物は詳しくこちらでまとめてます。
おまけ②:2017年の旅費について
2017年は世界一周はしてないんですけど、アジア・ヨーロッパを1年かけて、30カ国巡りました。
かかった費用は240万円くらいです。

各種税金や留学費用も混ざっているので、旅行だけで行くと、やっぱり160万円くらいかな。
僕と同じように、途上国中心、あまり観光・小刻みに移動しないとなると、200万円もいらない気がします。
おまけ③:住所を抜くと税金が安くなる
現状、僕は日本から住所を抜いていないので(実家)、普通に税金を払ってます。
ただ、海外転出届けを出して日本の住所を抜くと、年金・住民税・健康保険料の支払い義務がなくなるので、数十万円の節約に繋がります。
将来もらえる年金費用に影響を与えたり、日本での医療費が10割負担になるなどのデメリットもあるんですが、長期的に日本を離れる人は検討してもいいかと。
▼海外に長期間出るときの事務手続きについては、こちらの記事でまとめています。
この記事に書いてることで、詳しく聞きたいことや何か質問があれば、Twitter(@okapo192)にリプでも飛ばしてくださいませ〜。
興味がある人はこちら別途保存してご使用くださいませ〜
▼最後までありがとうございました。世界一周に関する記事を他にもたくさん書いてます!
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