東南アジアを放浪中のテツヤマモトです。
今回は、マレーシアのクアラルンプールにあります「バトゥ洞窟」にやってきました。
こちらはヒンドゥー教の聖地なのですが、日本人が行っても大迫力の鍾乳洞を楽しめるとかなんとか。自然好きパッカー必見なんです。
この記事では、そんな「バトゥ洞窟への行き方や楽しみ方」を紹介していきます。
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マレーシア・バトゥ洞窟とは?
まず簡単に、バトゥ洞窟についておさらい。
バトゥ洞窟は、マレーシアの首都クアラルンプール近郊にある洞窟です。ヒンドゥー教の聖地とされていて、中には神話に基づく展示・壁画が設置されています。
有名なのは、洞窟前にある272段のやたら急な階段と、大迫力の鍾乳洞です。
バトゥ洞窟への行き方・アクセス
バトゥ洞窟は、クアラルンプールの中心街から10キロほど北にあります。
「結構離れてるな〜」と思いきや、行き方はめっちゃくちゃ簡単です。
KTMコミューターという鉄道を使って、バトゥ・ケーブス(Batu Caves)駅を目指すだけ。
バトゥ・ケーブス駅は、「赤いラインの終点」なので乗ってれば着きます。料金はKuala Lumpur駅から乗って2.5リンギットでした。
▼チケットは自動券売機で買えます。中心街に滞在している方は、KL Sentral駅やKuala Lumpur駅から乗ると便利です。

▼ICチップが入った10円玉みたいなやつが出てきます。改札機にピッとかざします。

▼電光掲示板があってわかりやすい!Batu Cavesと書かれた電車に乗ります。だいたい15〜30分間隔で電車が来ます。

▼電車はとっても新しくて、日本の電車に引けを取らない乗り心地!エアコンは強め。

乗車時間は20分ほど。駅に降りたら、改札を出て右に進めば、すぐにバトゥ洞窟です!
帰りは同じく「Pelabuhan Klang」行きの電車に乗れば、簡単に帰れます。
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バトゥ洞窟の見所・楽しみ方
さて、それではバトゥ洞窟を回っていきます!
①272段の階段を登る!
まずはメインの鍾乳洞へ。
金ピカのスガンダ神と記念撮影しつつ、意気込んで階段を登ります(入場料は無料!)。
▼階段はめちゃくちゃ急で、しかも幅がだいぶ狭いです。スニーカーで来ましょう!

▼途中でたっくさんお猿さんがいます。食べ物・飲み物は取られるので注意!

▼階段を登りきると、クアラルンプールの街を一望できます。ふー気持ちいい。

▼途中で道が二手に分かれます。左の道では、洞窟探検ツアー(有料)に参加できます。

ところでこのバトゥ洞窟がある「山」ですが、実は山ではなく「岩」だそうです。
大昔の石灰岩が盛り上がってできたそう。絶景目指して、「岩登り」を頑張ります!
②鍾乳洞の迫力を体感!
僕は北海道の当麻町にある鍾乳洞に行ったことがあるんですけど、バトゥ洞窟は比べ物にならないくらい大迫力でした。
▼階段を登りきって見える鍾乳洞入り口。中は空洞で、ひんやりしてて音が響きます。

▼所々にヒンドゥー教関連の展示があります。ただの洞窟じゃないな!感がある。

さて、奥に進みます。
▼奥の方は空が見える!またまた階段です。

▼奥は行き止まりになっているのですが、空が開けて木が生えています。

▼鍾乳石も触れる距離にあって、より間近に感じられました。ヌルヌルしてました。

▼また、こちらにはメインの祠があって、地元の方がお祈りしていたりします。

総じて、違う世界にいるような感覚でした…。
映画でいうと、アバターとかサルの惑星(サル多いし)ですかね。この感覚が"パワー"なのか。
③ラマヤナ洞窟にも行ってみる!
ここで「ふー疲れた。帰ろう…」ではなく、すぐ隣のラマヤナ洞窟にも行くといいですよ(これあんまり知られてないかも)!
▼入り口。こちらは有料、5リンギットです。

バトゥ洞窟は「大迫力どーん!」って感じですが、ラマヤナ洞窟はディズニーランドの「イッツアスモールワールド」みたいな繊細で楽しいユーモラスな雰囲気があります。
▼中に入ると、ぼんやりと照らされる道が目に入ります。展示は、ヒンドゥー聖典に記された、ラーマ王子の物語を描いています。

▼巨人のおじさんが寝っ転がって、お世話されてる。どういう状況だろうか。

▼結構、緻密に作られてて見ごたえありです。どの人形もだいぶ美形だなぁ。

▼と思いきや、サルっぽい人もいます。だいぶ初期の頃の人類だからかな。

▼個人的に「鍾乳洞」としては、ラマナヤ洞窟が好き。バトゥ洞窟はもはや「世界」。

▼奥に進むと、階段伝いに上に登れます。

▼最上段には、なにやら柱のようなものが。説明が無いので、意味を捉えられない…。

ラマヤナ洞窟は、バトゥ洞窟とは一味違った雰囲気があります。
帰りがけに立ち寄ってみてください。
毎年1月〜2月には祭りがある!
最後になります。
僕は時期が合わなかったのですが、バトゥ洞窟は1月〜2月が最も盛り上がる時期です。
なんでも「タイプーサム」という、ヒンドゥー教最大の祭りが開かれるそうで。熱心なヒンドゥー教徒が体を串刺しにするそうです。
はい、串刺しにするそうです。
ん、串刺し!?!?
いや、マジで串刺しにするそうです。
かなりエグいけど、見たい気もする…。興味がある人はこちらをチラリとどうぞ。
さて、何はともあれ、バトゥ洞窟行って良かったです!でもまぁ、1回でいいかな汗
クアラルンプールに来たなら、鍾乳洞の迫力と異世界感覚を楽しみましょう〜。