最近、僕はとある実験をしていました。
どんな実験なのかと言いますと…

人と会わず、本ばかり読み続けると人はどうなるのか?
というものです。
今まで出会ってきた大人の方々には、決まって「本はたくさん読んだ方がいい」と教えてもらいました。国語な苦手な僕はそれを真に受け、大学から本を読み漁ってきました。
でも、その言葉って本当だったのかな。正解でも不正解でもある気がするぞ?
そこでこの1か月間は、あらゆるイベント・飲み会のお誘いをシャットダウン。アルバイトは就業時間で切り上げ直帰。
そして、本を読む!!
という実験生活をすることにしたんです。本漬けにしてこそ気づく、本の良さがあるかもしれないし、むしろ本以外の分野に対する捉え方が変わるんじゃないかと思いました。
結果、僕が感じたことを書きます。

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①時間の意識が高まった。
本を読みまくる生活を続けると、時間に対する意識が高まりました。
小説でも自己啓発本でも、本を1冊読むとなると、僕は3時間くらいは必要です。
1日の中で読書時間をどうやって捻出するか、1日の流れを組み立てる癖がつきました。
ぐーたら寝てる時間ですら、「本を読みたい!」と思うようになって、早起きが習慣化したのも嬉しいです笑。

②人見知りになった。
困ったことに、人見知りが悪化しました。
もともと人が多い場所は苦手だったんですけど、数をこなしてなんとか慣れるようにしてたんです。しかし、人との関わりを極端に減らすと、人見知りに戻っちゃいました。
自分の根っからの性格ってのは、なかなか変わらないんだなって思いました。
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③1人行動が好きになった
人見知りが悪化したせいもあって、1人でいることが好きになりました。
それは人から逃げているわけではなくて、1人の時間がものすごく楽しみだったんです。
本を読む人は「1人を楽しめる人」です。ある意味、自立した人間ではないでしょうか?
④頑張らなきゃと思った。
この期間、様々な本を読みましたが、その中でも小説を多めに読みました。
僕が読んだ物語では、どの登場人物もとっても頑張っていました。自分の頑張りはまだまだ足りない。小説の主人公のようなドラマを起こすためには、まだまだ頑張らなきゃ!
1ヶ月経って、以前以上に成長意欲が湧いている自分がいます。ここからだなぁ。
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⑤目の前の選択肢を吟味する
1ヶ月に本を30冊読むにあたって、本を選ぶことにもたくさんの時間がかかりました。
どの本が面白いだろうか?どの本から学べるものが多いだろうか?
毎日、本に対して決断を迫られたので、常に目の前の選択肢も吟味する癖がつきました。自炊するか、外食するか。誘われたイベントに行くべきか、行かないべきか。
勢い任せだった自分にとって、一歩立ち止まって考える癖がついたのは嬉しい変化です。

夢中になれる体験が大事!
最後にまとめとして、1ヶ月気が狂ったように本を読み漁ってきたわけなんですけど、こうやって「一定期間、1つのことに夢中になる」って体験は良いなと思いました。
大人になるにつれて、自分の身の回りは複雑になって、一つのことに集中することは難しくなります。
しかし、夢中にならないと得られない・気づけないこともあるんです。
これからもたくさん本を読みたい。本の魅力に取り憑かれた1ヶ月でした。
▼将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる?そういや絵本かなり読み聞かせられたな。