Rank Trackerの料金・使い方を解説【SEO検索順位チェックツール】

ブロガー・アフィリエイターの皆さん、ウェブサイトの検索順位チェックはちゃんとやってますか?

えっと、自分のブログが何番目に出るか調べるってことですよね?週に1回くらいはやってますよ!
グーグルアナリティクスはちゃんと見てます!

ズバリ、甘すぎです。

僕の経験上、ブログで稼げてない人ほど、検索順位チェックをサボってます。

自分の立ち位置や集客状況が把握できていないわけで、そりゃ成果出るはずがありません。

 

サイト運営で稼ぎたいのであれば、検索順位チェックは超重要作業の1つです。

ブログ記事は赤ちゃんのようなもので、書いて終わりではなく、投稿後も丁寧に育てて成長を見守る必要があるんですね。

僕自身、これまでブログ運営で3年以上ご飯食べてきましたけど、検索順位チェックを毎日欠かしたことはありません。

 

…が、手動で毎日Google検索するのは大変ですし、愚直にそんなことやってたら日が暮れます。

今回は僕が1年ほど愛用している検索順位チェックツールの「Rank Tracker」の使い方を紹介します。

有名アフィリエイターも使っているツールで評判も良いので、必要経費として検討する価値はありそうです。

Rank Trackerとは?何が良いの?

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Rank Trackerは, ベラルーシに本社を構えるSEO PowerSuite社の主要ツールの1つです。

GoogleやYahooなどの検索エンジンにおける、自分のブログ・サイトの検索順位を一括で調査できるツールですね。

 

このブログは、僕が学生時代から長いこと運営を続けてまして、既に500以上の記事が投稿されています。

その全ての記事でターゲットとした「検索キーワード」は、全てRank Trackerに入れて毎日順位チェックをしている形です。

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Rank Trackerでは、数百の検索キーワードを、毎日自動で調査してくれる上に、直感的にわかりやすいグラフにまとめてくれます。

例えば、狙った記事が思うように上位表示されない場合や、順位が下降傾向にある場合は、情報を更新したり追記してサイトの質を高める施策ができますね。

自分のサイトと同じく競合の順位チェックもできますし、応用的には競合の主力記事の抽出競合がランクインしてるけど自サイトで持ってないキーワードの調査なんかもできますよ!

テツヤマモト
「大量のキーワード」「自動」「直感的」にまとめてくれるのがRankTrackerの強みっすね

 

▼有名なブロガーさんもRankTrackerを使ってますね!

Rank Trackerの料金体系について

Rank Trackerには、3つのプランが用意されています。

プラン名 料金(半年) 備考
Free 無料 ・ランキング履歴,キーワードが保存できない
・スケジューラが使えない
Pro 124.75ドル
(約月2,300円)
Enterprise 299.75ドル
(約月5,400円)
・各種レポートが受け取れる
・競合調査,プロジェクト数が多い

このブログを読んでいる人のほとんどは、個人ブロガーや個人でサイト運営を行なっている人のはずです。

そんな方であれば、「Pro版」が鉄板ですね。

Free版は機能が限られるので使い物になりませんし、Enterprise版は企業向けの印象なので、個人や中小企業で使うにはオーバースペックです。

Rank Trackerを安く購入する方法

Rank Trackerでは、初回購入は上記表の通り少し高く感じるかもしれません。

…が、初回以降の継続申し込みであれば、かなりお得な割引を受けることができますよ。

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こちら一例ですが、僕の初めの6ヶ月ライセンスが切れる前に、メールで継続申し込みのオファーが届きました。

その際の継続割引を見てみると、1年間のライセンスが約80ドル(約8,700円)ほどで購入できるとのこと。

初めの6ヶ月は高く感じるけど、それ以降は必要経費として快く払えるレベルじゃないでしょうか。

テツヤマモト
僕は割引率も大きいし、思い切って2年先の分まで買っちゃってます
あまり大きな声では言いませんが、プロ版の6ヶ月ライセンスが、RankTrackerの日本販売ページは一律15,000円なのに対して、公式ページでは124,75ドル(約13,500円)となっています。レート次第ではあるんですけど、基本的には公式ページから買ったほうが安いですよ!

他の検索順位チェックツールはどうなの?

検索順位チェックツールは他にもいくつかあります。

メジャーなのはこの辺りです。

  • GRC :年4,860円〜利用可。Windowsのみ。おそらく業界シェアNo.1
  • Rank Guru:860円買い切り。Google認証が出てしまうなど評判があまり良くない
  • Serposcope:無料ツール。使い放題なのが嬉しいが、データ取得エラーが多い。

検索順位チェックツールに関しては、安かろう悪かろうですね。

日々アップデートされるGoogleについていかないといけないわけで、格安ツールではエラーが多発してしまいます。

ここは必要経費を割り切って、MacユーザーであればRank Trackerを、WindowsユーザーであればGRCを利用するのがオススメです。

テツヤマモト
僕は以前まで無料のSerposcopeを使ってたんですが、エラーが出まくったので、諦めてRankTrackerに課金しました。

Rank Trackerの登録・インストール方法

ではここから、Rank Trackerをインストール使うまでの流れを紹介します。

①無料版をダウンロード

まずは公式ホームページから、名前をメールアドレスを登録します。

メールでダウンロードリンクが送られてくるので、そちらでまずは無料版をダウンロードする形になります。

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この時点で課金されることはないのでご安心を。

Rank Trackerの無料版は、はっきり言って使い物にはならないんですけど、どんな機能があるのか体験するにはちょうど良いですよ!

ダウンロードの過程で「Please install Java to continue!」というエラーが出ることがあるようです。

Rank Trackerでは最新版のJavaの利用が必須なので、こちらから最新バージョンのJavaをダウンロードしてください。

②ライセンスを購入

続いて、同じくRankTrackerの公式ページから、有料ライセンスを購入します。

繰り返しますが、無料版は役に立たず、Enterprise版はオーバースペックなので、Pro版がおすすめです。

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支払いを済ませましたら、登録メールアドレスにライセンスコードが届きます。

ライセンスコードは無くさないように、何かしらのバックアップを取っておきましょう。

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③無料版にライセンスキーを紐付ける

次に、ダウンロードしていた無料版のRankTrackerに、有料ライセンスを結び付けてアップグレードします。

Rank Trackerを起動しまして、メニュータブの「ヘルプ」から「登録情報」へと進みます。

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こちらにメールで受け取った登録名・ライセンスキーを入力します。

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ここまで行えば、有料版のRankTrackerを好きなだけ使えるようになりますね!

RankTrackerの主な使い方・設定方法

では、RankTrackerを早速使ってみます!

①プロジェクト・キーワードを設定しよう

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まずは「新規」ボタンをクリックして、新しいプロジェクトを作ります。

 

ステップはたった4つです。

1つ目に、キーワードをチェックしたいサイトURLを入力します。

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2つ目に、Googleアカウントとの紐付けです。

…が、こちらはとりあえずスルーでも大丈夫です(セッション数や費用対効果が分析できます)。

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3つ目に、順位チェックしたいキーワードを箇条書きで入力します。

登録数に制限はないので、とにかく調査したいだけどんどん入れます(後で追加もできます)。

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最後に、設定したキーワードに関して、どの検索エンジンで調べるかを設定します。

デフォルトではアメリカのGoogle,Bing等の順位を検索してしまうので、そちらを削除し、日本のGoogle(モバイル版も)を選択するといいです。

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ここまで行って「終了する」をクリックすると、自動で検索順位分析が始まります。

▼数分後には、あなたのサイトの順位状況を表示してくれるはずです。

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新しいページや記事を増やすたびに、検索キーワードは増えていくはずです。

その際はプロジェクト上部の「追加する」からキーワードをどんどん追加しましょう。

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②スケジュールの設定

RankTrackerの便利な点の1つが、スケジューリング機能です。

毎日設定した時間に自動でランクチェックを行ってくれるので、自分は毎日ランク結果を見るだけでOKです。

スケジュール機能はメニューバー「プリファレンス」の「スケジュール」で設定できます。

 

スケジュール設定の際は「追加する」ボタンから各種設定ができます。

▼ステップ1は「サーチエンジンランキングをチェックする」を選択

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▼ステップ2では、スケジュールを動かす該当プロジェクトを選択

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▼ステップ3のタスク設定では、スケジュールを日次で動かし、自分がネットに繋がっている時間帯を設定します。下のチェックボックは変更なしでOKです。

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▼ステップ4でスケジュール名を設定して、こちらで設定が完了です。あとは放置しておいても毎日順位チェックが行われます。

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③タブをカスタマイズする

各プロジェクトのタブをカスタマイズして、検索順位結果を上手く分析できるようになりましょう。

タブのカスタマイズは、プロジェクトページ右上の「Edit Visible culumns(四角が並んだアイコン)」で編集できます。

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こちらで特に知りたい情報を選択します。

僕の場合は、以下要素に情報絞っています。

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  • キーワード
  • Google順位(PC)
  • Google順位(PC) 前日との差異
  • Google順位(スマホ)
  • Google順位(スマホ) 前日との差異
  • キーワード登録日 (記事更新日)
  • Notes (リライト時のメモなど)
  • キーワードグループ
  • Google順位チェック日

この辺りを毎日チェックすれば、ブログ運営には役立つことが多いです。

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特におすすめなのが「Notes」のタブを加えておくことですね。

こちらはメモスペースとして使えるので、例えば記事をアップデートした日をメモしておけば、その後の順位変動を把握しやすいです。

④その他

その他にも様々なSEO対策機能を利用することができます。

  • 競合の検索順位調査
  • キーワードサジェスト
  • ドメインの強度判定
  • ランキングレポート

果てしなく長くなってしまうので、ここでは省略しますが、僕自身1年近くRankTrackerを使っているので、需要があれば解説しますね。

要望あれば、Twitterアカウント(@okapo192)にでもDMください。

テツヤマモト
同じような流れで、競合のWebサイトの順位チェックすることも可能ですよ!

2019年10月追記:競合のキーワード分析・主力記事の分析方法(応用編)

最近になって、Rank Trackerがますます進化を遂げてきました。

キーワードの順位チェックだけでも、Rank Trackerは十分優秀なんですが、中上級向けの応用として、競合分析ツールもだいぶ強いです。慣れたら使えるようになりたいところ。

①競合のキーワード分析

僕が最近多用しているのが、キーワード調査の「キーワードギャップ」という機能です。

左のタブから「キーワードギャップ」を選択、競合のサイトURLを入力して検索すると、競合が持ってるけど、自サイトが持っていないキーワードがずらりと出てきます。

つまり、自分のサイトでまだカバーできていない、ポテンシャルのあるキーワードが見つかるので、新規コンテンツを作るためのヒントになりますね!

テツヤマモト
スクショ、manablogのマナブさんの胸をドーンと借りております!「競合」というのは恐れ多いですけど、たくさんキーワードのヒントが見つかりました!

②競合のトップページ分析

さらに、こちらはチート的な機能なんですが、競合のトップページ分析もよく使ってます。

こちらはCompetitor ResearchのタブからTop Pagesを選択、競合ドメインを入力して検索すれば、そのサイトのトップ記事がずらりとみられます。

これで「あーこの人はこの記事でアクセスを集めていたのか、この記事で稼いでいたのか…」といった内側の事情まで丸わかりです。

相手の稼ぎ頭からこっそりノウハウを盗んで、賢くこちとら稼いでしまいましょう!

テツヤマモト
こちらはahrefsの主力機能でしたけど、RankTrackerで使えるならありがたすぎですね!

結局Rank Trackerは何がいいの?

…で、結局のところ、Rank Trackerの何がいいの?って話ですけど、

  • 検索順位チェックを自動化できる
  • キーワード, サイト登録が無制限
  • 分析が正確かつ、エラーが少ない
  • 充実の機能を「格安」で利用できる

この辺りですね。

 

正直なところ、零細サイト運営者にとって、なかなか痛い投資になるのは事実です。

ただ稼いでいるブロガーやアフィリエイターの中で、順位チェックを行っていない人は全くいないのも事実です。

必要経費であると割り切って、しっかり活用してPDCAを回していくのが得策ですよ。

テツヤマモト
ブログで稼ぎたいんですけど、どうすれば良いんですか?って問い合わせをいつももらうんですけど、順位チェックやってますか?ときくと、誰もやってなくてびびります。つまりそれは何を意味するのか…

▼Rank Trackerを提供しているSEO PowerSuite社の他のSEOツールは別記事で解説してます。

▼WEBマーケティングで食っていく方法も解説しています!

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旅好きWEBマーケター▶︎北大経済▶︎旅行誌編集▶︎フリーライター▶︎世界一周36ヶ国▶︎海外ノマド2年半(ブログとサイト制作) ▶︎旅行系IT企業でWEBマーケ担当 ■英語が少し得意です。詳しいプロフィールはこちら