
AIやPythonは、今最も将来性があると言われるプログラミング分野の1つです。
現時点で国内・国外共に、給料が最も高いエンジニアもこの分野ですし、2030年に30万人の人材不足が見込まれていますね…。
この記事を書いている僕自身(@okapo192)、そんな状況にチャンスを感じてAI・Pythonの勉強を始めることにしました。
WEB制作くらいは経験があるんですが、プログラミングほぼ未経験状態なので、まずは体系的に学べるスクールを探すことに…。
しかし、AI・Pythonは新しい分野なのもあって、情報が少なくて大変なんですよね。
現在はなんとかプログラミングスクールを選びまして、今回紹介するうちの1社にて猛烈に勉強を進めているところです。
ってことでこの記事では、僕がプログラミングスクールを探す過程や、タイプ別のおすすめスクールを紹介しますね!
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AI・Python系のプログラミングスクールの選び方
AIやPython系のプログラミングスクールを選ぶ際には、以下の点に十分注意した方がいいです。
- ①AI・Pythonに「特化」したスクールであるか?
- ②未経験からの就職・転職の成功事例があるか?
- ③予算はいくらか?補助金が使えるか?
少し詳しく解説しますね。
①AI・Pythonに「特化」したスクールであるか?
大手のプログラミングスクールでもAIやPython系のコースを用意していることは多いんですが、こちらはあまりおすすめしません…。
ただでさえAI・Pythonを扱うエンジニアは、国内の人口が少ないですし、就職・転職の受け皿も整っていないのが現状です。
しっかり現役エンジニアを雇っていたり、充実した就職・転職サポートを受けるためにも、特化型のスクールを選ぶ方がいいですよ。
②未経験からの就職・転職の成功事例があるか?
各スクールの公式ページをじっくり読んだり、無料体験・無料カウンセリングなどで、就職・転職の成功事例は必ず尋ねましょう。
就職・転職の成功事例と一言で言っても、エンジニア未経験、元々PythonエンジニアからAIエンジニアなど、パターンは多々あります。
安い買い物ではないですし、自分に似たような状況から、しっかり成果が出している人がいるのか確認が必要ですね。
③予算はいくらか?補助金が使えるか?
予算も忘れちゃいけないですね…。
AIやPythonの分野は、まだまだ新興市場ということもあり、他のスクールに比べてなかなか受講料が高いです。
この記事で取り上げるスクールも、10万円〜70万円とピンキリなので、この辺りは予算と相談して吟味してみてください。
ちなみに、スクールによっては厚労省の給付金が最大56万円受け取れます。
高めの料金を見て諦める前に、給付金が適用できるか確認するといいですよ!
AI系のプログラミングスクール は、専門実践教育訓練給付金に指定されていることが多く、最大で56万円/年の給付が受けられます。
雇用保険の適用年数などの条件もありますが、知っておけばかなりお得になる制度です。
AI・Pythonに特化したプログラミングスクール4選
では、AI・Python特化のプログラミングスクールを4社に絞って紹介します。
僕自身がAIエンジニアを目指してスクールを探していたので、これらはめちゃくちゃ気合い入れて情報収集した結果です。
これらのスクールであれば、未経験からでもAIエンジニアとして就職可能と自信を持ってオススメできますよ!
①Aidemy:オンライン+オーダーメイド

Aidemyは、2017年から受講開始したとても新しいプログラミングスクール です。
ホリエモンチャンネルにCEOが出演したりと、今最も勢いのあるAI特化スクール といって過言は無さそうですね。
結論、僕は今回紹介するスクールの中から、最終的にAidemyの受講を決めました。
Aidemyのメリット
- オンラインで学習を進められる
- オーダーメイドカリキュラムを作ってもらえる
- 予算が手頃
Aidemyを選択した決め手となったのは、「オンライン+オーダーメイドカリキュラム」を採用している点です。
僕は学習時間が大量に確保できることもあって(1日5〜7時間)、自分のペースでガンガン進められるスクールが選びたかったんですよね…。
価格は2ヶ月プランで30万円ほど。今回紹介するスクールの中では、まぁ手頃な方です(お財布痛いけど)。
AIエンジニアは高給狙えるので、将来の自分に投資ですね…。
Aidemyのデメリット
- モチベーションが保ちにくい
- 就職・転職先の紹介制度はない
- 厚労省の給付金が使えない
デメリットとしては、モチベーションを保つのが難しい点かなと感じました。
教室型のスクールとは違って、一緒に学ぶ生徒はいないですし、講師の方と直接会うことができません。
スカイプでお話しはできるんですけど、学習自体はなかなか孤独との戦いになるイメージですね…。
就職・転職に関しても、現役エンジニアからアドバイスをもらえるのはありがたいんですが、斡旋や紹介は行なっていません。
スクールに依存せずに、自力でなんとか就職・転職活動をやっていける人向きですね。
Aidemyはこんな人にオススメ!
Aidemyは「自分のペースでガンガン学びたい!」と、モチベーションに溢れている人には最も推します。
逆に、就職・転職や、リアルの学習サポートを求めたい人には向かないかな…。
無料カウンセリングも受けられるので、実際の就職・転職事例だけでも聞いてみると良いかもしれません。
▼Aidemy Premium Planについては個別でレビュー記事も仕上げました!
②AIジョブカレ:就職・転職紹介が充実

AI ジョブカレは、就職・転職サポートがものすごく充実したAI特化スクールです。
現状、月2人のペースでAiエンジニアを輩出している、実績No.1スクールと言えそうです。
AIジョブカレのメリット
- 就職・転職サポートが圧倒的
- コスパが最高(受講料が0円になる場合あり)
- 厚労省の給付金認定スクール
AIジョブカレの最大のメリットは、就職・転職サポートが圧倒的に手厚いことです。
条件付きですが、転職100%保証のAIジョブカレ PROプランも用意されていまして、これはもう確実にAIエンジニアになれるんですね…。
しかもAIジョブカレからの紹介で転職成功だと、受講料が0円という…笑
おいしすぎる気もしますけど、国からも認められている信頼性の高いスクールですよ!
AIジョブカレのデメリット
- 教室型なので地方在住者にはツラい
- 受講者に条件が設けられている
デメリットは、教室型のスクールなので、基本的に東京在住者ではないと受講が難しい点です。
一応、ビデオ受講も可能なんですが、人脈やモチベーションなど、教室型のメリットが消えるのはあまりオススメしません…。
また、転職が100%保障となるPROプランの場合、プログラミング経験1年以上、35歳以下、半年以内の転職意思といった制限がかかってしまいます。
AIジョブカレはこんな人にオススメ
AIジョブカレは「AIエンジニアに確実になりたい!」という人には、最もオススメしたいですね。
何といっても、転職100%保証と、受講料免除の制度がありますので…。
③DIVE INTO CODE:未経験就職の実績豊富

DIVE INTO CODEは、実務に特化したAI学習に強いプログラミングスクールです。
4ヶ月・600時間以上かけて学べるスクールなので、食らいつけば必ず即戦力になれること間違いなしでしょう。
DIVE INTO CODEのメリット
- 実務を想定した即戦力カリキュラム
- 専属アドバイザーによる就職サポート
- 厚労省の給付金認定スクール
DIVE INTO CODEの最大のメリットは、実務を想定した即戦力を目指せるカリキュラムにあります。
600時間以上かけて学ぶことが前提となっていたり、コース後半では実務形式のプロジェクトを進めたりと、なかなか歯ごたえがありそうです…。
受講生の中から、データ分析コンペで有名なKaggleの入賞者を輩出しているのも印象的でした。
就職サポート・実績も充実しているようで、特に34歳プログラミング未経験からAIエンジニアになった高橋さんの成功体験には勇気をもらえました。
DIVE INTO CODEのデメリット
- 費用が100万円と激高い…(給付金は使える)
- 教室型なので地方在住者にはツラい
なかなかストイックで環境も良さそうなんですが、とにかく高いのが傷ですね…。
4ヶ月の機械学習コースは入学金・授業料合わせて、約100万円かかります。
厚労省の給付金を適用できるんですが、それでも50万円以上は負担する必要がありそうです。
DIVE INTO CODEはこんな人にオススメ
DIVE INTO CODEは「厳しい環境に身を置いて即戦力を目指したい!」という人にオススメですね。
長めに設定されたコース期間内でみっちり学べる人なら、未経験からでも確実に即戦力になれます。
③データミックス:データサイエンティストに特化

データミックスは、AIやPythonを扱う職種の中でも、データサイエンティストに特化したプログラミングスクールです。
上記スクールに比べて、プログラミングスキルだけでなく、ビジネススキルを包括的に学べるのが特徴的ですね。
データミックスのメリット
- データサイエンティストに特化
- 少人数で議論して成長できる環境
- 厚労省の給付金認定スクール
データミックスの最大のメリットは、データサイエンティスト育成に特化していることです。
AIやPythonを扱う仕事といっても、AIアプリ系のエンジニアと、ビジネス系のデータサイエンティストに大きく分かれてきます。
後者を目指すのであれば、実務に近い形で議論を進めながら学習に取り組める、データミックスは強みがありますね。
データミックスのデメリット
- 費用が70万円と高い…。(給付金を使うことは可能)
- 教室型なので地方在住者にはツラい
- 関連分野の経験者向け
データミックスのデメリットは、③のDIVE INTO CODEと同じく、受講料の高さと地方在住者には辛いことが挙げられます。
厚労省の給付金は適用できるので、条件をクリアすれば、自己負担金は20万円ほどまで減らすこともできそうですが。
もう一点、データミックスの受講生は、ビジネスコンサルやデータ分析等の職種についている人が多いようです。
完全未経験というよりは、AIやPythonを使って、自分のキャリアを引き伸ばしたい…という人向けでしょうか。
▼「受講生の声」の欄を見ても、全員が何かしらの関連領域に勤めている方ですね…。

データミックスはこんな人にオススメ
データミックスは「既に関連職種に就いていて、AIでキャリアを一気に加速したい!」という人にオススメです。
データサイエンティストを目指すのであれば、国内唯一の環境が揃っているのではないでしょうか。
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まとめ
今回紹介したAI・Pythonに特化したプログラミングスクール をまとめます。
スクール名 | 特徴 | 料金(概算) |
---|---|---|
Aidemy | ■オンライン受講に強い ■オーダーメイドカリキュラム |
30万円 (2ヶ月プラン) |
AI ジョブカレ | ■就職100%保障プランあり ■AIジョブカレ紹介の転職で受講料0円 |
10万円 (給付金最大約7万円) (転職成功で0円) |
DIVE INTO CODE | ■実務に特化したカリキュラム ■完全未経験からの就職実績多数 |
100万円 (給付金最大56万円) |
データミックス | ■データサイエンティスト育成に特化 ■関連分野の経験者向け |
70万円 (給付金最大約49万円) |
こちら4社検討しまして、自分が完全未経験であることや、学習時間を多く使えることを考慮して、Aidemyを選択しました。
この辺りは自分の状況を照らし合わせることが必要ですが、上記4社から選べば間違いは無いでしょう。
ご存知の通り、国内ではAI系ビジネスの分野で、人生育成・ビジネス活用ともに海外に大きく出遅れています。
2030年には30万人の人材が不足するとも言われていて、AIや機械学習分野の将来性は言うまでもないでしょう。
なんだか難しそうで、取っ付きにくそうなイメージのあるAIや機械学習ですが、だからこそチャンスがあるのも事実。
以降10年、何か新しいことに挑戦したいのであれば、AIを選択することに間違いは無いですよ。
▼最後までありがとうございました。プログラミングで稼ぐノウハウをまとめてます。