やっほう!海外ノマドワーカーのテツヤマモト(@okapo192)です。
今回は「1年間半、海外ノマドをしてきた記録」を共有します。


こんな感じの疑問を解決できれば嬉しいです。
昨今、PCやスマホのリモート作業だけで、仕事を完結ができるように、今や海外を旅しながら働いている人も少なくありません。
日本ではまだまだ珍しい働き方ですが、世界に目を向けると、東南アジアには石を投げればノマドワーカーに当たるようです笑
僕自身、この1年間で、海外30カ国を巡ってノマドワークをしました。
様々な国の文化や雰囲気に触れて仕事をした日々は、よりクリエイティブに働かせてくれたように思います。
今回は、僕の1年間の海外ノマド経験を一挙にまとめます。
ノマドの楽しさや大変さ、さらには1年間の収入や支出も公開しちゃいますよ!
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なぜ海外ノマドするの?
そもそも僕は2016年8月に会社を辞めてフリーになりました。
しばらくは地元北海道内を転々として過ごしてたんですけど、次第に海外に興味が湧きまして、2017年に入ってからほぼ海外にいます。
海外に出た大きな理由は、単純に行ったことが無かったからですね。
僕は大学を卒業まで海外に行ったことがなくて、それがちょっとしたコンプレックスだったんです。
また、節約できると考えたのも1つの理由です。
海外には日本人の「平均月収」が、そのまま「平均年収」になるような国がいくつもあるんですね。
▼追記:海外ノマド生活2年経過して、改めて自分が旅をする理由を考えてみました。
海外ノマドの変遷:どこでノマドした?
僕はちょくちょく日本に帰りつつも、1年半で35カ国を巡ってノマドワークしています。
▼僕が行った国のリスト。35ヶ国ってこれだけなんですね。

- [2017年]
- タイ,カンボジア(2月)
- ベトナム,マレーシア(3月)
- 台湾(4月)
- フィリピン,シンガポール(5月)
- スリランカ(6月)
- インド,ネパール(7月)
- キルギス,カザフスタン(8月)
- トルコ,ブルガリア, セルビア, ルーマニア, ハンガリー, クロアチア, スロベニア, オーストリア(9月)
- スロバキア, チェコ, イギリス, フランス, ポルトガル(10月)
- スペイン, ドイツ(11月)
- ラオス, 中国, 香港(12月)
- [2018年]
- タイ(1月)
- インドネシア(2月)
- 台湾(4月)
- 韓国(5月)
- アメリカ, メキシコ(6月)
- グアテマラ(7月)
日本から気軽に行ける東南アジアを始め、2017年は中央アジアやヨーロッパにも足を伸ばしました。
2018年からはアメリカ大陸にも進出しまして、新たなノマドワークのあり方を模索しています。
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海外ノマドにおすすめの国
ノマドワークに興味ある人が気になるのは「結局、どこの国がノマドしやすいの?」ってことですよね。
まずは僕が訪ねた中から、海外ノマドにおすすめの国を紹介します。こちらです。
- 台湾
- タイ
- インドネシア
- ポルトガル
- スペイン
- メキシコ
これらの国はWi-fiがサクサクで、物価も日本より安く、英語も難なく通じるかなと感じた国です。
特にお気に入りのなのは、台湾とメキシコですね。毎年仕事がてら遊びに行きたいレベルです。
海外ノマドにおすすめできない国
逆に、ノマドにおすすめできない国も紹介します。
スバリこの辺りは、僕はもう行きたくないですね…。
- インド
- ネパール
- スリランカ
- カンボジア
- フィリピン
- ラオス
- 中国
- グアテマラ
理由はズバリ、Wi-Fiが遅すぎるからですね…。
仕事にならないですし、ストレスがめちゃくちゃたまります。
特に中国はネット規制があるので、各種SNSやGoogleのサービスが使えません。
VNPを使う抜け道はあるものの、頻繁にエラーが発生したり遅くなったりするので、ノマドワークは無理っすね。
ネットの情報規制が厳しい中国ですが、VPN(プライベートネットワーク)を使うと普通にネット使えます。
僕が使ってるのは「Windscribe」ってやつ。無料プランでもスイッチ1つで10Gまで利用できます!動画とかはきついけど、短期間の旅行ならおすすめかな〜。https://t.co/QuMkRscabb pic.twitter.com/aUaecdyz1k
— テツヤマモト?ブロガー (@okapo192) 2017年12月10日
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海外ノマド生活の収入
僕が旅をしながらやっていたお仕事について。
- ブログ運営
- ライター
- WEB制作
- (投資)
この1年間は主にブログ運営とライターをやりながら旅してました。
その2つでずばり年収が210万円くらいです。
他に資産運用益がだいぶ出たので、なんとか1年を黒字で終えられてます。
▼どんな仕事をやってるのか?どうやって収入を得ているのかはこちらで書いてます。
特筆しておきたいのが、働いてる時間が1日3時間くらいってことですね。
ストックされたブログ記事でなんとか食いつないでる感じです笑
やっぱり移動時間が長くなってしまうのと、宿やらご飯やら移動やら、調べ物が多くなって仕事やってられません。
海外ノマド生活の支出
ざっくりとこの1年間の生活費も出しました。
支出全体でだいたい240万円です。

30ヶ国巡って、3ヶ月の語学留学をしたわりには、わりと安く収まったんじゃないかな。
注目してほしいのは食費(1ヶ月あたりカフェ代込みで26700円)と宿泊費(1ヶ月あたり25000円)ですね。
旅生活なのに、日本で生活するよりも安く済んでるっぽくないですか。これが物価マジックです。
反省点は交通費ですね。
今年はあまりにも無計画で、遠回りに旅したり、直前で航空券を買ったりしたので、損した部分が大きいです。
税金と合わせて、もう少し節約したいなと感じた部分です。
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海外ノマドの持ち物について

僕は海外ノマド生活をするにあたり、常にリュック1つで移動しております。
理由はLCCの機内持ち込み荷物だけで、旅するためです!!
これができるかできないかで、旅のスムーズさが違ってきます。
▼僕の荷物はリスト化しているので参考にしてください。
海外ノマドと語学力

海外ノマドするにあたって、ある程度の語学力はあった方がいいです。
お店や滞在先でのコミュニケーションはもちろん、現地情報を外国語でググらないといけないこともありますからね。
…と言いつつ、意外と外国語使わないので、ざっくりで大丈夫かな。
僕は英語が伝わる国を中心に滞在する予定だったので、少し英語を勉強してからノマド生活をはじめました。
中南米ならスペイン語、旧ソ連圏ではロシア語をやっとかないと厳しそう。
▼短期間でいっきに英語力をあげたいならセブ留学がおすすめです!
▼移動しながら英語を勉強するなら、NativeCampのオンライン英会話がおすすめです!
海外ノマドして良かったこと、反省点
最後に1年間、海外ノマド生活をしてみて良かったことを書きます。
▼詳しくはこちらの記事でもまとめています
①気分で働く場所を変えられる
この1年間で海外耐性がある程度ついたので、これからは地球上の好きな場所で生活できそうです。
例えば、お金が無くなったら、物価が安いインドに行く。
冬になって寒くなったら、東南アジアに行く。失恋して気分が落ち込んだら、ラテンの国に行く。
気分やそのときの条件都合で、滞在する国の選択肢が増えたのが何よりの収穫かな。
②10日~1ヶ月のリズムで移動するのが良い
今年はノマド生活1年目だったので、要領が掴みきれず、かなりばたばたと移動しました。
9月は1ヶ月で8ヶ国巡ったりしてて、今思うとバカです。
この1年で、ノマドワークの旅なら、10日~1ヶ月に一度の移動がちょうどいいと感じました。
10日以内の小刻み移動はバタバタしてストレス溜まります。逆に1ヶ月以上経つと、街に飽きてマンネリしちゃいます。
③街から受ける印象はでかい
ノマドワークして感じたのは、やはり街から受ける印象で働くモチベーションや姿勢に変化があるってこと。
先進国や大都市にいるときは、バリバリ働くぞーって気分になります。
逆に小さな町や観光都市にいるときは、のんびりしちゃうんですね。
街も国も1つの生き物みたいなもんで、働きたくなる国、遊びたくなる国が人それぞれにあると思うんです。
僕はバリバリ働くならベトナムとかドイツがいいかな。なんか人のエネルギーを感じます。
逆にのんびりマイペースに過ごすなら、南欧とかフィリピンとか。アミーゴの世界は最高です。
海外ノマドワーカー事務情報
マニアックな内容になりますが、海外ノマドワーカーのための事務的な情報もまとめたので参考になるかもしれません。
▼海外ノマドワーカーは住所を抜いたほうが良い説について書いた話
▼ノマドワーカーがどんなビザを使って海外で働いているのかの話
▼海外ノマドワーカーの青色申告・確定申告の流れ
海外のワーカーの未来
2017年は半分バックパッカーをしながら、世界を巡りました。
2018年からはWEB制作を交えつつ、フリーランスとして本腰を据えて仕事を進めるようになりました。
僕は今後も海外ノマドワーカーをしばらく続けるつもりですが、ノマドワーカーの生き方は死ぬまで続けるものではないような気がしています。
はっきり言って、海外ノマドは都合のいい生き方でしかないです。良くも悪くも身軽な生き方です。
現地の人と働くわけでもないし、その国に貢献するわけでもない。好きなとこだけ見て、嫌いなとこは見なくて済む。
海外移住して理不尽を受け止めると決めた人の言葉には、重みがあって尊敬します…?
— テツヤマモト??グアテマラ (@okapo192) 2018年7月27日
あくまでもコスパ良く、自分を見つめ直したり、スキルや経験を身につける時期と捉えて良さそうです。
もうしばらくこの生活を続けようと思いますが、30歳までには、自分の力をもっと世の中のために生かしたいです。
海外ノマドワーカーの生き方はまだまだ世間的に珍しいです。
自由に旅しながら働くことは、すでにもう難しいものではありません。
少しの努力と勇気次第で、あなたの目の前に広がっているということをこの記事を通して伝えられたらと思います。