多くの旅人にとって、「旅を仕事にする」って憧れですよね。
そんな夢のようなライフスタイルは、果たして実現できるのでしょうか?
…結論、できます。
僕、テツヤマモト(@okapo192)は、大学時代に日本中を旅した経験から、こんな感じで生活したい…と旅生活に憧れる学生の一人でした。
卒業後は旅雑誌の編集者を経てフリーランスになり、現在は、1年のほとんどを海外を旅しながら過ごしてます。
旅生活なんて無理だーとばかり思っていましたが、実際は予想より簡単にできました…ってか旅生活してる人なんて意外とたくさんいました。
はいそうです!!…と言いたいところですけど、僕はいつも鳥にうんこかけられてるパンピーです。
大学は今の仕事と関係ないことを勉強していましたし、今やってるウェブ関係の仕事は、社会人になって未経験状態から身につけました。
今の時代、「旅を仕事にしたい!」という思いが本物なら、その夢を実現することは難しくありません。
今回は僕の実体験や、実際に旅先で出会ってきた旅人の話をもとに、「世界を旅できる仕事」を共有します。
何か気になることがあれば、小さな行動を起こしてみるといいです。その積み重ねでわりとすんなり夢叶うんで。
僕が旅を仕事にした経緯
まず、僕が旅を仕事にしてきた経緯を少しお話しさせてください。
僕は大学では経済学を学びつつ、日本中を旅して巡るよさこいサークルに所属していました。
そこで旅を仕事にすることに憧れまして、卒業後は旅行誌の編集者になります。
…が、仕事の中に旅が含まれて入るものの、仕事の大半はオフィスワークです(あたりまえだけど)。
その事実がどうも耐えられなくて、新卒から5ヶ月ですぐに退職して、フリーランスになりました。
フリーランスになってからは、大学生時代からやっていた旅ブログや、前職の経験を活かしてトラベルライターで食いつないでました。
ある程度収入が安定し始めてからは、拠点を海外に移しまして、年中旅をしながら作業してます。
旅の途中、2018年に入ってからは、プログラミングを勉強してWEB制作の仕事も初めました。
今は、ブログ&ライター&エンジニア関係の仕事を複業して、なんとかやりくりしてます。
▼僕が旅をしながらやってる仕事は、こちらの記事でもまとめています
旅を仕事にするのは楽しい?辛い?
結論、旅生活は楽しいよりは、辛いことの方が多いです!
もちろん楽しいこともあるんですが、今のところはプラマイがマイですね…。
辛いことは、生活環境の変化、ご飯が合わない、言葉が通じない、友達がいない、移動がめんどくさい、WiFiが遅い…。
仕事をする環境としては、言い出すときりが無いほど不便でストレスフルです。
それでも旅人の一人として、様々な国や都市・文化に触れながら、仕事ができることは楽しいですね。
生活コストを落としたり、野生の勘が鈍らない?のも旅生活のメリットかなぁ。
個人的には、たとえ辛いことの方が多くても、現代の若者にとって、「日本以外の国で生活できる状態」を作ることは、重要なリスクヘッジかなって思ってます。
▼海外ノマド生活のメリットやデメリットはこちらで書いてます。
旅を仕事にする4つのパターンと方法
ではここから、旅を仕事にするパターンと方法論を紹介していきますね。
まず、旅を仕事にするパターンは4つあります。
- ①ノマドフリーランスとして働く
- ②短期間でがっつり稼いで旅をする
- ③会社員として旅に携わる
- ④海外現地で働きながら旅する
うーむ、どれがあなたの働き方に合っていそうでしょうか?
これらはどれも僕の実体験や実際に出会った人、知り合いが実践している内容なので、誰でも努力次第で再現可能ですよ。
▼世界を旅するバックパッカーに多い仕事・職業はこちらの記事でもまとめています。
①ノマドフリーランスとして働く
ノマドワーク可能なフリーランスになれば、基本的に働く場所はどこでもかまいません。
僕自身、この方法で世界を旅しながら働けるようになりました。
職業としてはこんなものがありますね(実践者のTwitterアカウントを紹介します)。
- 1.ライター、作家:@nocci_84さん他
- 2.エンジニア:@amazing8160 さん他
- 3.デザイナー:@Mayayan6さん他
- 4.ブロガー、アフィリエイター:@manabubannai さん他
- 5.個人貿易業:@akifumiyoshimu さん他
- 6.投資家 (株、FX、仮想通貨):@yukihiro_fx
- 7.不動産経営:@Abroader15 さん他
- 8.フォトグラファー:@Hiromasa_kondoさん他
- 9.映像作家、Youtuber:@joeANDdream さん他
- 10.インフルエンサー:@aroundthesekaiさん他
見ての通り、旅はさまざまな形で仕事にできることがわかります。
ノマドフリーランスになるには?
ノマドフリーランスとして旅しながら働く方法は、シンプルに力技が一番です爆
- 1.最低限のスキルを身につける(と同時に旅しちゃう)
- 2.ポートフォリオを作る
- 3.どちゃくそ営業メール送る、情報発信しまくる
- 4.どちゃくそ作業しまくる
今の時代、スキルを身につける方法も営業方法も、WEB上で完結できることがほとんどです。
フリーランスになる人は、みんな最初はドチャクソ働きます。
数ヶ月ドチャクソやれば、わりとすぐに旅生活できますよ(この辺りは長くなるので別記事で解説します)。
仕事探しに関しては、SAGOJOなんて旅人専用のクラウドソーシングサイトもありますので、活用してみると面白いですよ。
▼それぞれ仕事にする過程はこちらで詳しく解説してます
②短期間でがっつり稼いで旅をする
季節型の労働をやってる人なんかだと、1年の半分働いて、半分は旅してるなんて人も結構いますね。
旅を仕事にする…というより、旅と仕事をライフスタイルの中で分けて楽しみたい人は、この方法が合っているかもしれません。
職業としてはこんな感じです。
- 11.漁師:@a7xptplike
- 12.治験
- 13.リゾートバイト
ロンドンやアメリカで行われてる治験では、1ヶ月拘束で100万円の案件があるとかないとか…。
個人的な意見をいうと、旅がライフスタイルに組み込まれている人たちの中で、1番楽しそうに過ごしているのは彼らです。
短期バイト専門の求人サイト:ショットワークス
リゾートバイト専門の求人サイト:リゾートバイト.com
治験ボランティア募集サイト:ニューイング
③会社員として旅に携わる
会社員であっても、職種によっては旅自体が仕事になります。
「旅をしながら仕事をしたいけど、フラフラせずにしっかり足元を固めたい!」って人はこちらが良さそうですね。
職種としてはこの辺りです。
- 14.パイロット、CA
- 15.ツアーの添乗員
- 16.商社・大手メーカーの営業マン
大学の後輩にCAになった子がいるんですけど、いつもいろんな国の写真をSNSにアップしてて羨ましい限りです…。
この辺りの仕事に就くお馴染みルートは、リクナビやリクナビNEXTといった就職、転職サイトでアプローチするのが一般的でしょう。
もしくは旅人採用や旅人アウトロー採用といった旅人専用の求人サイトに登録しておくと、掘り出し物的に良い仕事に巡り会えるかも。
④海外現地で働きながら旅する
日本での仕事ではなくとも、海外で短期間で働きつつ、旅を繰り返す方法もありですね。
こちらは日本ほどの激務はないかとは思いますが、それなりに時間が拘束されてしまうのがデメリットです。
とはいえ観光というより、現地で働く体験をしてみたいなんて人にはオススメですね。
使える制度としてはこんなものがあります。
- 17.ワーキングホリデー:日本が協定している21カ国で、若者が現地企業で働ける
- 18.ワーカウェイ:仕事を手伝う代わりに、宿とご飯を無料提供
- 19.ウーフ:オーガニック農場で働く代わりに、宿とご飯を無料提供
- 20.ゲストハウスヘルパー:ゲストハウス(簡易宿)で働く代わりに、宿とご飯を無料提供。世界中のゲストハウスで制度導入していることが多い。
僕は学生時代にゲストハウスで働いてたんですけど、ゲストハウスヘルパーをやりながら、ゆるーく旅してる人は山ほどいました。
海外現地で働く選択肢を持てる人は、人生のハードルをかなり低く設定できそうです。
旅を仕事にするために今やるべきこと
では、悩める旅人の皆さんのために、ここから今からあなたがするといいことを共有しますね。
①旅を仕事にしてる人に会う
まず1番やるといいことは、実際に旅を仕事にした人に会うことです。
現地を訪ねて、「おいしいビールが飲めるバーを見つけたんで行きません?」とか言えば、忙しい人でも時間作ってくれますよ笑
あわよくば、お会いした時に、どうやって仕事にして稼いでるのか、聞き出すといいです。
ここまで読んでくれた上で申し訳ないんですが、結局はブログ記事読むよりも、実際に人に会った方が感じるものが大きいです。
僕自身、ゲストハウスで働いている期間に、旅を仕事にした人にたくさん出会って、「俺にもできそう!」って思えたのがスタートラインですね。
もし僕でよければ、誘ってくれたら飲みに行くんで連絡くだぱい(酒飲めないからコーヒーを飲みに行きたい)。
▼あとタイムチケット を購入してくれた人には、ちゃんと時間作ってお話してます。
②発信力を高めておく
何にせよ、発信力があるとやりたいことを実現するに何かと便利です。
困った時に助けてくれたり、情報交換ができたり、フォローさんがお客さんになってくれることもあるので。
ブログやSNSなら無料でできますし、自分の思いなり経験を発信して、ファンや信用価値を蓄積するといいです。
③迷ったら英語とプログラミング
まだイマイチどんな職種に就きたいかイメージがつかないなら、②の情報発信に合わせて、とりあえず英語とプログラミングやっとくといいです。
英語をやっておけば、世界のどこでも働く準備ができますし、旅それ自体の楽しさが倍増します。
プログラミングやっとけば、とりあえずこの先10年くらいは餓死することはなさそうです。
世界のどこに行っても使える&活かせるスキルなので、持っておいて損はないかと。
▼僕が英語とプログラミングを身につけた過程を紹介してます。
旅を仕事にする未来人になろう
この記事で、旅を仕事にするのは可能!と何度も言ってきましたが、実際のところ、旅を仕事にするのはまだまだマイナーです。
とはいえ、そんなマイナー分野に興味を持って「実際にやってやろう!」と意気込んでるあなたは、その時点で才能ありまくりですよ。
少しずつでも行動を起こして、あなたの夢を叶えて行きましょう。
いろいろな国・都市の文化に触れて、様々な人との出会いの中で成長していきましょう。
たまには財布盗られたり、野良犬に追いかけられて、ヒヤヒヤしたぜと笑いましょう。
ながーい記事になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
こんな感じの旅と仕事の情報を共有して行きますので、よろしければTwitterのフォローおねがいしゃす。
>>テツヤマモト(@okapo192)