やっほう!グアテマラでスペイン語留学中のテツヤマモト(@okapo192)です。
今回は「スペイン語を勉強するメリット・需要」をまとめます。


この辺りの疑問に答えていきます。
スペイン語はスペインや中南米の国を中心に、4億7200万人もの人が話している言語です。
英語に次ぐ国際言語であり、近年の中南米の経済成長も相まって、注目が高まってきている言語ですね。
僕自身、将来的な可能性や、陽気なラテン文化に惹かれて、スペイン語の勉強を始めました。
まだまだ初心者の段階ですが、日本とは全く違った文化を体験できて、毎日勉強が楽しくて仕方がないです。
この記事では、スペイン語を勉強する中で感じた、日本人がスペイン語を勉強すべき理由を3つに絞って解説します。
スペイン語や語学学習に興味がある方を少しでも後押しできたら嬉しいです
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理由1.日本人が習得しやすい

スペイン語は、言葉のルーツで考えると、日本語からはとても遠い言語です。
…ですが、実は日本人が勉強しやすい言語の1つなんですね。
発音が似ている
1番の大きな要因として、発音が日本語とほとんど同じなんですよね。
特に母音が日本語の「あいうえお」と一致しまして、ローマ字読みで簡単に言葉が通じます。
発音が似ているということは、つまり初心者のうちからリスニングが簡単にできるわけです。
リスニングができるということは、つまり初心者のうちからネイティブと会話を楽しめるわけです。
会話が楽しめるということは、つまりスペイン語を勉強するモチベーションを簡単に持続できるんですね。
英語は発音が日本語と全く違うので、会話を楽しめる段階に行くまでに、多くの日本人が挫折します。
この壁を最初から乗り越えられるのは、とても大きいです。
単語・文法が英語と似ている
スペイン語は地理的な影響もあって、非常に英語に近い言語です。
なので、単語や文法がけっこう英語と似ているんですね。
例えば、単語はこんな感じ。
日本語 | スペイン語 | 英語 |
駅 | estación | station |
ホテル | hotel | hotel |
警察 | policia | police |
勉強する | estudiar | study |
訪ねる | visitar | visit |
他にも似ている単語が山ほどあって、英語をスペイン語っぽく言うと通じたりします。
文法は英語と同じく、主語→動詞→目的語となっています。
英語の文章を、スペイン語単語に変えれば、意味の通る文章が作れる感じですね。
主語を省略できたり、主語が後ろにきたり、英語ほど文法がガチガチではないところは、少し日本語似ていますね。
日本人は、英語を「話す」のは苦手ですけど、実は英単語や英文法の知識は、世界的にみて得意な方です。
僕自身、英語が少しできるのもあって、スペイン語の飲み込みは結構スムーズに感じます。
「動詞活用」と「男性・女性名詞」は慣れ
残念ながら、スペイン語が難しいと感じる面もあります…。
特に日本人にとって大変なのが「動詞活用」ですね。
スペイン語は主語が「私」「あなた」「彼/彼女」なのかによって、動詞が変化します。
「勉強する:estudiar」だと、estudio, estudias, estudiaみたいになりますね。
これは慣れるまで大変なんですが、会話を続ける中で、スペイン語脳?ができてくると、わりと慣れます。
もう1つが男性・女性名詞の存在です。
こちらはドイツ語やフランス語にも見られる、ヨーロッパ系言語の特徴ですね。
例えば、犬(perro)で男性名詞ですが、机(mesa)で女性名詞です。
こちらも日本語にはない特徴で、けっこう面倒くさいんですけど、法則を覚えつつ慣れるしかないですね汗
理由2.需要が高まっている
スペイン語は世界的に需要が高まっている最中です。
僕が「なんとなくスペイン語やりたいなー」と思ってた気持ちを、ぐいっと後押ししてくれたのはこの事実ですね。
世界20か国で話されている

引用:Wikipedia
スペイン語は世界20カ国で公用語として使用される国際言語です。
母語話者人口は約4億2000人にのぼるようで、中南米を中心に強い影響力を持っていますね。
また米国で一番勉強されてる外国語もスペイン語で、国全体の12%がスペイン語話者であることも興味深いです。
そして、スペイン語圏の国々は、今経済成長の真っ只中です。
特に最も人口が多いメキシコ(1億2800万人)は、2050年は日本を抜く経済大国になる見込みが立てられています。

日本は今後爆発的に経済成長することはまずないです。
勢いのある国に身を投じたいなら、スペイン語を勉強するのは1つの選択肢ですね。
日本人のスペイン語話者は少ない
日本では英語をまともに話せる人すら、あまり多くはありません。
ましてスペイン語を使いこなせる人なんて、かなりレアです。
しかも、多言語話者のマルチリンガールさんの記事によると、なぜかスペイン語は日本人に人気がありません汗
スペイン語は母国語話者数では4位ですが、日本での人気は6位なんですね…。
確かに、僕が通ってた北大でも、第二外国語でスペイン語を取ってる人なんて全然いなかったなぁ。
事実、中南米には日系企業もどんどん進出していて、日本人通訳や営業担当の人材が足りていないようです。
求人サイトindeedでスペイン語求人を検索してみると、年収500万円以上の求人がゴロゴロ転がってますね。

これみると、ちょっとだけスペイン語を勉強するモチベーション上がってきます笑
▼スペイン語の求人は夢ありますよ!こちらの記事で探し方まとめてます。
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理由3. ラテン文化に触れられる
ぶっちゃけ、言語を勉強するなら「楽しい」部分から入らないと、なかなか続かないですよね。
ですが、スペイン語圏には楽しい文化ばかりで、この辺りは苦労しないです。
①南米旅行ができる!
スペイン語圏の国々は、世界的にも観光資源に溢れた大人気の国です。
英語が少し通じにくいので、スペイン語を勉強していれば、これらの国々を思い切り楽しめます。
せっかくフレンドリーで陽気な国に行くんですから、スペイン語を勉強しておかないと損ですね。
▼ウユニ塩湖で有名なボリビアもスペイン語圏の国ですね!

②音楽やサッカーも大人気!
僕がスペイン語学校で会った人の中には、「サッカーが好き!」「音楽が好き!」という理由で、勉強を始めた人も多いです。
サッカーロシアW杯の際、僕はメキシコに滞在していたんですけど、ゴール決まるたびに街中で歓声が上がっていました。
韓国人に間違われて「お前のおかげだよ!」とハグ求められたりしましたね…(*韓国がドイツを破って、メキシコが決勝T進出を決めました)

音楽にしても、スペイン語音楽は情熱的で元気になるものばかりです。
Juanesって歌手の「La Luz」って曲が好きなんですけど、こんな底抜けに明るい曲、日本にないですよね笑
③陽気なラティーノ
あと、やっぱりこれです。
なんと言っても、人が陽気で、フレンドリーで、底抜けにポジティブですね…。
この辺りは日本人としても刺激が多いし、自分に無いものに気づかせてくれます。
個人的は話になりますけど、僕はだいぶ根暗でネガティブな超内向的なジャパニーズでして…。
スペイン語勉強したら明るい性格になれるかなーと思ったのが、スペイン語始めた、そもそもきっかけなんですよね。
▼メキシコの公園。メキシコはどこでも歌って踊ってるのかなーとか思ってけど、マジでした。

スペイン語を勉強して、性格が変わったかというとそれは違うんですけど、少しでも彼らの頭の中が知れるのが楽しいです。
▼あとラテン美女はマジで魅力的です(イケメンも多い)。

まとめ
以上、日本人がスペイン語を勉強するべき理由でした。
- 1.日本人が習得しやすい
- 2.需要が高まっている
- 3.ラテン文化に触れられる
もちろんマスターするまで時間はかかりますけど、人生を変える投資として申し分ないかなって感じです。
最後に僕と同い年でスペイン語を勉強している、スペイン語Youtuberのノブシートさんの言葉を引用します。
【なぜ外国語で人生が変わるのか】
外国語は自己肯定感を高めてくれる。
他に特技がなくてもモテなくても「外国語が話せる」という事実が心の支えになる。
自己肯定感が高いと主体的に行動できる→人生変わるし何より楽しい
▼こちらの動画でも解説されてますhttps://t.co/cOubb9zbsv
— ノブシート🇲🇽@polca挑戦中 (@spanish_nobu)
外国語を話せることは、あなたの大きな強み、そして自信になります。
3ヶ月もやれば、日常会話くらいはできるようになるので、スペインなり中南米なり、少し時間をかけて取り組んでみるのはいかがでしょうか。