TOEICのハイスコア獲得は、もはやアプリで攻略できる時代です。
目標点数ごとに、パートごとに、参考書を選ぶ必要はありません。
必要なアプリをダウンロードして、もりもり勉強すれば点数は自ずと伸びてきます。
僕は2019年1月に、久々のTOEICを受験しました。
12月から試験対策を始めたのですが、1ヶ月半・トータル100時間以上の勉強期間で使ったのは、アプリだけです。
参考書は使っていないですし、スクールや塾にも通っていません。
今回は僕がTOEICでハイスコアを取るために、実際に使用したアプリを紹介します。
既に多くの人が利用しているものですし、僕自身もこれらを駆使してスコアアップを測ってきました。
どのようにアプリを使ったのかまで掘り下げてまとめるので、ぜひ今後の学習に生かしてもらえると嬉しいです。

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TOEIC学習アプリを選んだ基準
今回、TOEIC学習アプリを厳選するにあたって、いくつかの点に気をつけました。
僕が実際にTOEIC学習に使ったアプリ
「僕が実際にTOEIC学習に使ったアプリ」を集めました。
単純な英語勉強アプリと、TOEIC学習アプリでは、内容は全く違いますよね。
実際に自分で使った上で、TOEICのスコアアップに繋がったことものを厳選してます。
はっきり言って、TED動画とか一生懸命見ても成果出ないですよ…。
あれこれ手を出すより、1つの教材を繰り返し学ぶ
どんな勉強でも、あれこれ手を出すよりも1つの教材をじっくりと学ぶべきです。
学生の頃、受験のために「参考書コレクター」となった同級生がいなかったでしょうか?彼らは勉強の成果が伸びていたでしょうか?
僕自身、英語・スペイン語と外国語を学んできましたが、教材は良いものに絞ってじっくり時間をかけてやるべきです。
自己投資にはお金を惜しまない
今回紹介するアプリは、有料のものが多いです。
無料で使えるTOEIC学習アプリもありますけど、質には期待できないですし、広告が多かったりして勉強に集中できません。
お金はかかるにせよ、参考書を何冊も買ったり、塾や学校に通うよりはよっぽど安いです。
TOEICの成果への必要経費として、ぜひ自己投資にお金を惜しまない方が良いかと。
TOEIC学習のおすすめなアプリ・勉強プラン
僕はTOEICの受験にあたって、以下のようにTOEIC学習を進めました。
- ①スタディサプリで英単語・英文法を抑える
- ②スタディサプリで実戦問題をひたすら解く
- ③①&②で、知らない表現・単語をQuizletにまとめる
- ④①〜③と並行して、週2・3回ほどネイティブキャンプで発音矯正レッスンを受ける
こちら3つのアプリのみに、100時間以上の勉強を費やしまして、スコアアップに繋げることができました。
順に紹介します。
①スタディサプリEnglish TOEICコース

極論、TOEIC対策はこれで十分です。
スタディサプリEnglish TOEICコース(以下,「スタディサプリ」で統一)は、リクルート社が2017年に提供開始した英語学習アプリです。
PCやスマホを使って、TOEICに必要な単語・文法知識、各パート別の実戦問題など、一括で勉強を進められます。
▼僕は実際、スタディサプリで100時間、TOEICの勉強をしてテストに臨みました。

スタディサプリをTOEIC学習に使った理由は別記事でも解説してるんですが、
- PC・スマホだけで勉強できる
- このアプリだけで完結できる
- 実戦問題を解きまくれる
- ディクテーションとシャドーイングが快適
- 勉強記録が”地味に"モチベーションになる
ってあたりですね。
▼ディクテーションやシャドーイングするにあたって、紙もペンも音楽プレイヤーも必要ないのは革命っすわ。

月額3,000円ほどかかりますが、その価値は実感しましたし、繰り返しますが参考書を何冊も買うよりよっぽど安いです。
最近ではかなり多くの人に認知されてきましたけど、まだ試したことがない人は、まずはこちらを試すことをオススメします。
▼スタディサプリを安く購入できる裏技も解説してるので要チェックです。支払いにPontaポイントが使えますよ!
スタディサプリにはパーソナルコーチプランもある

TOEICをアプリだけで行うにあたり、最大の難点はモチベーションの維持です。
…が、スタディサプリでは、パーソナルコーチプランなるもの用意されてます。
こちらはマンツーマンの英語学習コーチがついてくれて、学習計画・方法について既にやりとりを行うことができるんです。
独学ではどうしても分からない問題なんかも、既にハイスコアを獲得しているコーチのアドバイスを受けることができますよ!
▼僕も使ってみましたが、宿題形式でスタディサプリの進め方をマネジメントしてくれました。

残念ながら、3ヶ月プランが税抜き58,000円からと、価格は決して安くありません。
しかし、結果にこだわりたい人は自己投資の価値はあるかと!
②Native Camp(ネイティブキャンプ)

もし英語発音をしっかり学んだことがなければ、ネイティブキャンプの利用をオススメします。
TOEICでは発音は問われませんけど、経験上、リスニングパートの得点は、発音の改善で劇的に変わるんです。
自分で発音ができるようになると、聞き取りもスムーズになっていくんですね。
日本の英語教育の都合上、発音をしっかり学んだり、プロに矯正してもらった経験がある人ってほぼ皆無です。
…なので、発音のくせをつかめずに、リスニングでつまずいてる人もいるのではないでしょうか。
今日も「スタディサプリ」でインプットして、夜は「Native Camp」でおしゃべり。英会話はフィリピンとコンゴの先生とでした。美人な先生をチョイスするのが夜な夜な楽しみです。
日本のバレンタインは女の子がチョコあげるとかワロタwww的な話をしました😳
👉Native Camp:https://t.co/N7nDoypq2g pic.twitter.com/oEvz5oZ6UY
— テツヤマモト🇹🇼台湾ノマド (@okapo192)
ネイティブキャンプは、英語を第二言語として学んだフィリピン人講師が大勢在籍しています。
発音の解説に関しては、ネイティブよりも第二言語として学んだ先生の方が得意です。
日本人が苦手な「th」「rとlの違い」等の発音、文末の「t, p, d, k」の飲み込み、「Can I」をキャナイと読むような連結発音の癖は抑えておくべきですよ。
ネイティブキャンプは月額5,950円で、サービスを回数無制限で使い放題できるのが画期的なポイントです。
短期契約で発音教材に絞ってレッスンし、自分の発音を矯正するだけでも効果絶大かと。
時間があるなら留学がベスト

発音に関して、もし時間を確保できるのであれば、短期でも留学するのがベストです。
ネイティブキャンプでも矯正可能ですけど、やはり実際に対面で音を拾うのには勝てません。
僕自身、常にネイティブキャンプでの発音矯正は定期的にやっているんですが、発音の土台はフィリピン留学で身につけました。
特に僕が通ったセブ島のサウスピークでは、日本人向けに発音に特化した個別レッスンが展開されています。
1ヶ月の留学の後、リスニングパートのスコアが300→400点にアップしたので、発音レッスンの効果は間違い無いですよ!
▼サウスピークへの語学留学体験記は、ブログやYouTubeで解説しています。
③Quizlet

Quizletは、TOEIC学習アプリというより、自分専用のTOEIC単語帳を作れためのアプリです。
使い方としては、スタディサプリで実戦問題をガンガン解いた上で、知らない単語が出てきたときに、Quizletにまとめておく形ですね。
寝る前や1日の学習終わりに、単語帳をざっと見返して、暗記用に使うと便利ですよ!
単語帳アプリは他にもいくつもありますけど、
- アプリ, PCで単語帳を共有できる
- 単語を入力すると、自動で意味を翻訳入力してくれる
- ランダム機能あり
- 表裏変更機能あり
この辺りが気に入っていて、英語学習以外でも、僕はたびたび利用させてもらってます。
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無料で学べるTOEIC学習アプリ・勉強プラン
もし、どうしても無料で勉強したいのであれば、
- ①スタディサプリ英単語で、必要単語を抑える
- ②abceedで実戦問題をひたすら解く
- ③①&②で、知らない表現・単語をQuizlet(前項で解説済)にまとめる
これだけでもある程度の効果は期待できそうです。
残念ながら有料のアプリほど使い勝手は良くないですし、絶大的な効果は見込みずらいですが汗
①スタディサプリEnglish TOEIC英単語

スタディサプリEnglish TOEIC英単語は、有料アプリの欄で取り上げたスタディサプリのスピンオフ版ですね。
設定画面で学習目的に「TOEIC」を選べば、TOEICに必要な英単語を網羅的に抑えることができます。
有料のスタディサプリにある、文法講義や実戦問題には取り組めないんですが、TOEIC頻出単語であれば、これだけでも十分です。
広告塔の役割も兼ねているので、無料でも充実の機能が使える数少ないアプリの1つですね。
スマホアプリで使えば、移動や待機など、ちょっとしたスキマ時間の有効活用にも便利ですよ。
②abceed

abceedは、Globee社が提供するTOEIC学習に使える無料アプリです。
こちらは様々なTOEIC関連の書籍の一部を、無料で試し読みすることができて、実際にアプリ上で問題を解くことができます。
文法問題から長文・リスニングなど、様々な実戦問題にこのアプリ1つで取り組めるんですね。
残念ながら各参考書の全てを読めるわけではなく、一部を体験版として使った上で、「気に入ったら本を買ってね!」というスタンスが取られています。
とはいえ、無料範囲でもたくさんの参考書の問題をガンガン解けるので、予算に余裕がない人には超嬉しいアプリです。
TOEICはアプリだけで学べる時代
TOEICのハイスコアを持っているからといって、英語がペラペラとは言い切れません。
TOEICを勉強すれば、英語が使えるようになるわけでもありません。
ただ、TOEICを勉強することで、英語の土台はかなり固まりますし、何よりも一人のビジネスマンとしてチャンスを掴みやすくなります。
TOEICはアプリだけで学べる時代です。
雑多な参考書を読み漁る必要もありませんし、カバンいっぱいに参考書を詰め込む必要もないです。
PCやスマホでスマートに勉強を進めて、サクッとハイスコアを取ってしまいましょう。
話はそれからです。
【今回紹介したアプリの一覧】
- ①スタディサプリ ENGLISH
:究極的にはこれ1つで十分な最強アプリ
- →スタディサプリ TOEICパーソナルコーチプラン:結果にコミットしたい人はコーチプランもあり
- ②ネイティブキャンプ
:発音を改善して、リスニング力を跳ね上げる
- ③Quizlet:オリジナルの単語帳を作って、苦手を潰していく
【どうしても無料で使いたい人向け】
- ①スタディサプリ 英単語:TOEICに必要な英単語を抑える
- ②abceed:TOEIC教本の実戦問題を解きまくる
- ③Quizlet:オリジナルの単語帳を作って、苦手を潰していく
▼英語学習に関する記事を他にも書いてます!