僕(@okapo192)は、2019年12月から2020年3月にかけて、プログリットを受講していました。
そして、3ヶ月の受講期間で、VERSANT9点アップ(語学留学9ヶ月相当)を達成し、同時に「自習を続ける」という生活習慣を手に入れるに至ります。

現在は受講期間は終わりましたが、卒業生向けの「シャドーイング添削コース」を利用して、引き続き英語学習を続けてる感じです。
今回はこちらのシャドーイング添削コースを受講した体験談、またプログリットで学んだシャドーイングのやり方を紹介します。
僕自身、受講者として現時点でもプログリットを利用しているので、実体験をベースに情報に共有していきますね。
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そもそもシャドーイングって?
そもそもシャドーイングとは、英語スピーチ等の音源をリスニングしながら、1秒ほど遅れて音読を行うトレーニング方法です。
▼こちらサッカーの本田選手がやってるトレーニングこそ、「シャドーイング」になります。
シャドーイングの目的・効果は何?
シャドーイングの目的・効果は、主に「リスニング力の向上」にあります。

そもそも英語が聞き取れない理由は、「音が聞き取れていない(音声知覚)」か「聞き取れても意味を捉えられない(意味理解)」のが原因です。
シャドーイングを行うことで、英単語の変化やネイティブの癖を捉えたり、また反射的に意味理解できるようになって、ネイティブのスピード感に慣れる目的があります。
プログリットでは、最初は音のみを捉えるプロソディシャドーイングに始まり、慣れてくると音と同時に意味を捉えるコンテンツシャドーイングを行いますよ!
シャドーイング教材は何を使う?
プログリットでは、シャドーイング用の教材がオリジナルで用意されています。
受講者のレベル感にもよりますが、多くはTED TALKの英語ネイティブのスピーチを1分弱に区切ったものを使っていく形です。
▼僕がプログリットを受講して、はじめて教材として使ったのは、こちらの「GRIT」でした。
これらのスピーチを1分弱に区切り、毎日50回ずつ程度、ひたすらシャドーイングをしていく形です。
プログリットでは独自の「SPM (Sentence per minute)」という指標で、スピーチ教材の難易度が設定されていて、受講が進むごとシャドーイングも難しくなりますよ!
シャドーイングの効果的なやり方
プログリットの学習の肝は「シャドーイング」にあり、シャドーイングだけは毎日欠かさず続けます。
こちら僕が受講中にコンサルタントから学んできた、効果的なシャドーイングの方法を共有します。
STEP1:意味を理解する

まずは英文の意味を理解する必要があります。知らない英単語や文法をチェックしましょう。
TED教材であれば、TEDの公式トークページで日本語訳をチェックできます。
STEP2:音の変化をチェックする
次に、意味だけでなく、音の変化をしっかりチェックします。
例えば、音の連結(Can Iが「キャナイ」)や、音の消失(Good Moringが「グッモーニン」)などなど…。
この辺りは日本人が苦手な上に、学校で習う事も無いので、丁寧にチェックしておく必要があります。
STEP3:オーバーラッピング(英文を見ながら)
次に、英文を目で確認しながら、音に少し遅れて音読(オーバーラッピング)を行なっていきます。
10回も繰り返して音読すれば、音源のスピードに十分についていけるはずです。
上手く音源についていけないところがあるなら、おそらくSTEP2に戻って、音の変化を確認する必要があるかと思います。
STEP4:シャドーイング
さて、いよいよ英文を見ずに、音だけを聞いて発音していきます。
シャドーイングをする際には、暗記をせずに、必ず1秒ほど遅れて発音していくのがポイントです。
▼参考までに、僕の実際のシャドーイング動画を撮ってみました。
英語のお勉強:シャドーイング
Tedトークの音声に合わせて、1分×1日50回くらいひたすら音読。終わったら録音して、Progritのコーチに添削してもらう。非常に地味。だけど、これ1時間を1ヶ月続けてたら、ネイティブのスピードがだいぶ聞き取れてきれるようになった気がしなくもない。毎日継続するのみ。 pic.twitter.com/EvSMfXSwDO
— テツヤマモト (@okapo192) January 13, 2020
可能な限り、音源に忠実に…。ネイティブになりきって、声のトーンや抑揚なんかもマネできるとベストです。
だいたい50回程度、ひたすら音読を繰り返していきます。超地味です。
STEP5:添削してもらう
シャドーイングが終わって満足するのは禁物。シャドーイング音声を、プログリットのスタッフに添削してもらいます。

自分では出来ていると思っていても、プロに聞いているといくらでも改善点が出てきます。自分では気付かなかった音の変化もあったり…。
添削フィードバックを受けとったら、改善点を意識して改めてシャドーイング…それをさらに添削と、最低でも3回同じ英文のシャドーイングを繰り返します。
注意事項:1日サボると3日後退する
最後に注意事項。これは僕がプログリット受講中に、コンサルタントさんに口酸っぱく言われたことです。
「他の英語学習は、たまにはサボっても仕方がない。でも、シャドーイングだけは"死ぬ気で"毎日やってください」
曰く、シャドーイングは1日サボると、3日分後退してしまうそうです。筋トレサボると、すぐ筋肉落ちる的な話ですね…。
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プログリットのシャドーイング添削コースとは?

プログリットには、卒業生限定の継続コースとして「シャドーイング添削コース」が用意されています。
端的に言うと、プログリット受講後であっても、英語学習の肝となるシャドーイング添削を格安で受けられるサービスになってます。
- シャドーイング添削
- オリジナル教材の共有
- LINEでのフィードバック
こちらはプログリットの通常サービスのような、細かな学習プランや学習相談、面談等は料金に組み込まれていません。
自習だけでは補えない最低限のシャドーイング添削のみを継続する形です。

シャドーイングの添削は、専用のLINEアカウントから当日・翌日に返してもらえます。かなり細かく課題点を指摘する形です。
シャドーイングは自分では正しいと思っていても、人に添削してもらうと、いくつも問題点が上がってきますよ!
料金は?
シャドーイング添削コースの料金は、以下のようになっています。
受講期間 | 料金(税込) |
1ヶ月 | 21,780円 |
6ヶ月 | 120,780円 |
12ヶ月 | 217,800円 |
当たり前ですが、1ヶ月何10万円とかかる通常コースよりは、かなり安いです。
1ヶ月21,780円なので、毎日シャドーイングして添削を受けるのであれば、1回あたり約700円ほどで受講できます。
事細かな添削を受けて、日々シャドーイングを改善していけるので、かなり格安に感じられるのではないでしょうか。
▼シャドーイング添削コース以外の卒業後のプランは、こちらで詳しく解説しています。
プログリットのシャドーイングの効果は?
僕自身は、プログリットのシャドーイングを毎日継続して、3ヶ月の受講期間を完走しました。
結果的に、シャドーイングだけでも、受講期間中に75時間やってた感じです。
…それで、肝心の勉強成果ですが、ズバリめちゃくちゃ英語力伸びました。
VERSANTのスコアが9点アップ!
目標に設定してたVERSANTは、9点のアップでした。
英語スピーキングテストのVERSANT受けました!
結果、44→53に9点UP?
英語留学1ヶ月で1点UPが妥当なところ、3ヶ月で9点UP。いやーがんばった?
「ネイティブの会話に参加できる」ってことで、ビジネスレベルにはなったかな。英語コーチングに投資して良かった〜。勉強方法は追ってシェアします。 pic.twitter.com/krM58uDo8L
— テツヤマモト (@okapo192) March 19, 2020
VERSANTは、日経新聞者とピアソン社が運営する英語スピーキングテストで、アメリカの政府機関にも導入されています。
得点は20〜80点でスコア付け。日本人平均38点、TOEIC900点保持者が平均54点と言われている難関試験。1点アップさせるのに1ヶ月の英語留学が必要と言われてます。
つまり、プログリットでスコアを9点アップした3ヶ月間は、9ヶ月分の英語留学に値する英語力を勉強したこのと同じ意味。こりゃすごいや。
ちなみにプログリットでも3ヶ月のプランで3〜4点上がるのが平均で、9点あげるのはなかなかレアなケースとのこと。頑張った甲斐がありました!涙
実感ベースでも、だいぶ話せるようになった!
テスト意外の実感としても、普段の仕事にしても、かなり英語がしゃべれるようになってきた印象です。
僕は英語公用語の企業で働いてるんですが、一緒に働いてるネイティブたちの会話も、前より聞けるし、自分の意見もすんなり言えるように。
▼ミーティングやビデオ会議で体感している変化はこんな感じです。
受講前(VERSANT 44) | 受講直後(VERSANT 53) |
・ネイティブの会話の50%くらいしか聞き取れない
・英語をに集中しすぎて、自分の考えをまとめられない ・一度に1・2フレーズしか話せない =>会議でほぼ発言できず、いるだけ状態 |
・ネイティブの会話の70%くらいは聞き取れる
・自分の定型フレーズで少しずつネイティブの会話に混ざれるように ・1分くらいの即席プレゼンができる =>会議に少しずつ混ざれる状態 |
残念ながら、まだネイティブの話を100%聞き取れるわけではなくて、集中していないと大事な話を聞き逃すこともあります。
まだまだ修行は必要ですが、それでも英語でディスカッションやプレゼンをすることへの恐怖は無くなりました。
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シャドーイングこそ英語上達への道!

卒業時にもらった卒業証書。地味に嬉しい
プログリットの英語学習の肝はシャドーイングです。もはや、プログリットといえばシャドーイングです笑
僕自身も、馬鹿正直に毎日シャドーイングやってたら、英語力が一気に向上しました。今でも毎日継続してます。
英語力があれば、不安定の現在社会でも、たくましく働いていけるに違いありません。もちろん収入アップもあり得ます。
興味のある方は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみて、自分の英語の課題点や可能性を体感してみましょう。
=>質問あれば、Twitter(@okapo192)で受け付けます。
▼プログリットの詳しい体験談はこちら。