
結論から言うと、キューバは中南米の国々の中では、とても治安が良い国です。
公的機関からも警告は出ていないので、気軽に旅行できます。
僕は2018年10月にキューバの首都ハバナに9日間滞在していました。
この間も特に危険な体験は無かったのですが、若干怖いなと感じる場面や、地元のキューバ人に注意を受けたこともありました。
今回はこれからキューバやハバナを旅する人向けに、公的な治安情報や、僕の実体験を共有していきます。
知っておくべき最低限の知識を押さえた上で、楽しいキューバ旅行を満喫しましょう!
スポンサーリンク
キューバは社会主義国!基本的に治安は良い

冒頭の通り、キューバは中南米において、比較的治安が良い国です。
その理由として最も大きな要因は、キューバが社会主義国であることが挙げられます。
キューバ自体はとても貧しい国ではあるんですが、貧富の差がとても小さいので、あまり嫉妬心や欲がないんですよね。
また、キューバは観光収入が大きな収入源なので、観光客への犯罪は重く取り扱われます。
よって、高いリスクを負って観光客を狙う人は、他国に比べて少ない傾向にあるようですね。
日米の外務省の見解は旅行OK!
治安情報について確認する際は、何よりも先に、公的機関の発表をチェックするようにしましょう。
「SNSで世界一周してる旅人が安全って言ってた!」って情報は、参考程度にした方が良いです。
世界情勢は刻々と変化していますし、事実、数年前まではシリア(現在渡航禁止)だって、旅の人気国だったんですから。
①日本の外務省の見解は安全!
2018年11月時点で、日本の外務省の見解では、キューバは渡航に問題のない国との認識です。

首都のハバナだけでなく、キューバ全土において、最低限の注意での旅行が可能との認識ですね。
…ですので、治安がマズそうだから旅行辞めておこうかな?と考える必要は無いです。
②米国の外務省の見解は注意!
次に、キューバにより近い、米国の外務省の旅行情報ページを見てみます。
こちらも強い警告は出ていませんが、レベル2の「普段よりも十分に注意してくださいね」という注意が出てます。

米国の見解としては、とても安全とは言い切れないと言ったところですね。
…とはいえ、米国の治安認識は結構厳しくて、イギリスやドイツなんかもレベル2の注意が出ています。
ヨーロッパと同じくらいの安全意識で、夜道やスリには注意しましょうといったイメージでしょうか。
③日本人への強盗事件が起きている
1つ、日本の外務省が2018年1月に日本人の強盗被害があったことを報告していました。
ハバナの中心部、プラド通り周辺の裏通りを歩いているところを、後ろから首を絞められて荷物を取られたようです。
人通りの少ない裏通り、かつ23時半の夜道ということで、さすがに油断しすぎな感じもしますね…汗
とにかく、夜道はなるべく歩かない、人通りの多い道を選ぶ、荷物を最小限にする…といった注意はどこの国に行くにしても必要です。
スポンサーリンク
キューバ・ハバナに滞在して感じた治安感
ここからは僕が実際に滞在して感じたことを共有しますね。
①夜道は暗くてちょっと怖い

1つ思ったのは、確かにキューバは安全なんだろうけど、ちょっと夜道は怖いってことですね。
首都のハバナであっても、深夜まで営業しているお店は少ない上に街灯も少ないので、街が真っ暗になるんです。
そこに、タトゥーが入りまくったドレッドヘアの若者が出歩いてるわけで、わかっていてもビビります汗
実際、僕はほぼ毎日暗くなった後に出歩いていたんですが、事件事例もあるので、十分な注意は怠らないようにしましょう。
▼深夜23時頃のWi-Fi公園の様子です。この時間でもたくさんの人が集まっていました。

②物乞い?しつこいおねだり
キューバの街を歩いていると、物乞いと言いますか、おねだりをしてくる人がたくさんいます。
「WiFiのカードくれない?」「タバコくれない?」「ワンコインくれない?」「iPhone触らせてくれない?」などなど…。
悪い人はいないんですが、中にはしつこく付き纏ってくる人もいました。
…まぁ、基本無視で問題はないです。
③お釣り・料金のごまかし

キューバには、1USドルに値する「CUC」という通貨と、5円弱の価値しかない「CUP」という2つの通貨があります。
こちら外国人観光客には非常にわかりにくいシステムなので、しばしばトラブルの種になるわけです。
よくあるのは、お釣りを誤魔化してきたり、実際は5CUP(約25円)なのに5CUC(約570円)要求されたり…。
キューバの通貨の違い・特徴は、事前知識としておさえておく必要がありますね。
④タクシー運転手が嘘つき

キューバのタクシー運転手には少し注意が必要と感じました。
僕が両替所を探して空港を歩いている際、「両替所は別のターミナルにしか無いぜ!タクシー乗れよ」と言われたんですが、両替所は近くにありました汗
あと「シャトルバスは今は無いからタクシーに乗れよ!」とか言われたんですが、こちらも数分後にバスが来ました。
まったく困ったもんですが、嘘つきドライバーが多いので注意しましょう。
▼ハバナの空港から市内への移動費はタクシーを使うと高いです。バスを使う裏技はこちらで紹介してます。
⑤売春婦がめちゃくちゃ多い
こちらは主に男性向け情報ですが、キューバは売春婦がめちゃくちゃ多いです。
特にマレコン周辺を歩いていると、「今夜どう?」と営業してきますし、いきなり腕引っ張ってきたり、スカートめくって見せてきたりとかありました汗
それが目的で来てるなら別ですけど、未成年だったり、病気持ってたり、何かと危ない事例も聞くんで、あまり関わることはオススメしないです…。
地元のキューバ人に聞いたこと
僕はハバナ市内では、Airbnbを利用して、キューバ人の”カサ”(家)に民泊していました。
その際、オーナーにいくつか注意を受けたので、こちらも共有しますね。
①バスの中は荷物に注意しろ!
キューバのバスは1CUP(約5円)で乗れることもあり、言わば、本当に様々な層の方が利用しています。
そして、満員になってぎゅうぎゅうになることが多いです。
パスポートやら財布やらスマホやら、手荷物には十分に気をつけろとのことでした。
②売春婦はなんでも盗むぞ!
前述の通り、ハバナには売春婦がかなりいるんですが、物を盗むケースが結構あるみたいです。
…まぁこれはキューバに限らず、どこの国でもそうですね。
一線超えたビジネスやってるわけで、もうなんでもやってしまう覚悟があるんでしょう。
スポンサーリンク
おまけ:葉巻で体調不良になった
おまけ程度ですけど、キューバに来たら、本場の葉巻を試したい方が多いと思うんですが…
せっかくキューバ🇨🇺に来たので、ワイルドに葉巻を吸ってみました。ただ僕は普通のタバコも吸ったことないので、のど痛いし、むせるし、臭いとれないし、全然良さがわかりません。
終いには、気持ち悪くなって、めちゃ吐きました…。初心者が調子乗って葉巻吸ったらトイレから出られなくなるので注意🤮 pic.twitter.com/rqfCEShCiJ
— テツヤマモト🇪🇸海外ノマド (@okapo192)
僕、めっちゃ吐いたんで注意です!汗
旅先でトラブルに遭ったり、体調崩したら、本当に気分暗くなりますからね…。
とはいえ、一歩踏み出さないとつまらないのも旅なんですけど。
▼最後までありがとうございました。ハバナの観光情報を他にもまとめてます。
▼旅をしながら働く、僕のライフスタイルの秘密も無料公開してまっす!