【ナナメの夕暮れの感想】若林さんへ、リトルトゥースの想いを綴る

オードリー若林さんの新著『ナナメの夕暮れ』を読みました。

テツヤマモト
はぁ…。

彼の大ファンで、リトルトゥース(オールナイトニッポンリスナー)の僕には、読んでいてため息が漏れてしまうような内容…。

読み終わってから、寂しくて寂しくて、しばらく動けなくなってしまいました。

 

この記事は、実際に目にすることはないであろう、大好きな若林さんへのファンレターです。

もしこの記事を目にしてくれるなら、これだけは伝えさせてください。

 

必ず、武道館に行きます。

 

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『ナナメの夕暮れ』の概要

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本作は雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載に書き下ろしを加えてまとめたものでしたね。

姉妹作の『社会人大学人見知り学部 卒業見込』は、長い下積み期間を経て、浮世離れしてしまった目線から世間を皮肉るものでした。

今回は芸能界での経験が長くなり、徐々におじさんになった若林さんを知れました。

 

あれですね、『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』が斎藤茂太賞を取っちゃったし、もう一流のエッセイストっすね。

25歳の僕は、まだかつての若林さんのような「ナナメ目線」を持ち合わせてます。

そんな若林さんがナナメの夕暮れを迎えて、普通のおじさんになってしまったのは寂しくもあり、僕にとっては希望でもありました。

ナナメの弊害

若林さんは少年時代から、ネガティブな性格を持ち合わせていて、大学時代や下積み期間で「ナナメ目線」を加速させたようですね。

ナナメ目線は時にお笑い芸人の武器ですけど、同時に自分を苦しめる諸刃の刃でもあったでしょう。

他人への否定的な目線は、時間差で必ず自分に返ってきて、人生の楽しみを奪う。

そうなってしまうと、なんとか自分を肯定しようとして、他人や物事に対しての価値下げをさらに加速してしまう。

地獄のスパイラルに突入だ。

僕はクラブやビーチで遊ぶパリピをナナメに見ているんですけど、この目線は僕の人生の楽しみを削っているのかもしれませんね。

事実、彼らが行く場所には行きたくないし、彼らが聞く音楽は聞きたくないし、彼らのようにばか騒ぎして遊べません。

あなたの言う通り、自分のナナメ目線が、自分自身を監視して苦しめています。

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ナナメの殺し方

ナナメ目線を殺して人生を楽しむためには、「自分の好きなことを綴った肯定ノートを書け」と若林さんは言いました。

…正直、ビビりました。

とてもじゃないけど、数年前の若林さんはこんなこと絶対言わないし、僕を含めて、全てのリトルトゥースが「やってんなぁ!!!」と突っ込んだはずです。

 

でも、これ、マジなんですね。

自分の好きなことがわかると、他人の好きなこと(趣味)も尊重できるようになる。

今までだったら、「そんなベタな趣味恥ずかしい」とスカしていたのが、どういったところが魅力なのか真剣に耳を傾けるようになった。

本の中でも言ってましたけど、最近の若林さん、色んな趣味に手を出してますよね。

お笑いの仕事だけではなく、ラップやら、読書やら、プロレスやら、ゲームやら、ゴルフやら、アメフトやら…。

気づけば各業界にお友達ができて、終いには趣味が同じとかいう、女優の南沢奈央さんとゴリゴリに付き合い出しましたね。

 

「嘘だー!我らが若林が人生を楽しんるっぽいし彼女もできた!マジか!」…って年末年始は本当にビビりました。

まぁちょっと笑ったけど、若林さんはものすごく人生を楽しんでいるように見えて、心から幸せを祝福できました。

ぼくは若林さんに憧れています。

『ナナメの夕暮れ』に込められた意味

本のタイトル『ナナメの夕暮れ』ってキーワード、一度も出てきませんでしたね。

意味するところは、「ナナメ目線との付き合いもそろそろ終わりで、次の人生に向けて歩んで行こうかな」みたいなところでしょうか。

 

オードリーが2008年のM1グランプリで敗者復活からの準優勝し、テレビに本格的に出始めたのが2009年でした。

それから10年経っても大活躍のオードリーですけど、二人の武器は何と言っても、若林さんの「ナナメ目線」と、それに反する春日の「上から目線」ですよね。

そのコントラストが大好きで、僕はいつしかオードリーのファンになっていました。

 

…が、若林さんは徐々にナナメ目線の刃を鞘にしまおうとしてます。

それはファンとして少し寂しいことでもあります。

あぁ…若林さんはそっちに行っちゃうんですね。

「ゴルフなんて始めて、普通のおじさんに成り下がりやがって」

「キューバなんて行って、いい歳こいて中二病かよ」

でも、僕がそれを気に留めなかったのは、価値下げ野郎どもが何に怯えているかよく知っていたからである。

あぁ、僕らを置いていかないで欲しかったです。

そっち側に行かずに、これからも刃を振り回して欲しかったです。

…でも、若林さんについていけば、ぼくもそっちにいけますか…?

そっちは楽しいですか…?

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バージョンアップしたオードリー

最終章で、若林さんはこんなことを言いました。

"ハイセンスだと思われたい”というような自意識が低下したことによって、その反作用で隆起してきた「理解者がラジオを聴いてくれている時の”感じ”を、煮詰めて凝縮したようなネタが作りたい」という姿勢は、もの凄くオフェンシブな発想を引き出してくれた。

ネタが完成した時、正直、10年ぶりにオードリーの漫才がバージョンアップされた手応えがあった。

2009年から10年、バージョンアップした”オードリー"を2019年3月の武道館ライブで見せてくれるとか…。

 

僕のナナメ目線は、まだ夕暮れが来そうにないし、これからも自分を苦しめることになりそうです。

息苦しく生活する時間はもう少し長くなってしまいそうです。

 

でも、進化したオードリーを見られるなら頑張れるかもしれません。

若林さんについていけば、ぼくもそっちの方に行けるんでしょうか?

少なくとも、オードリーのお二人との時間だけは、そっちの世界を体感できるでしょうか?

 

武道館、絶対に見に行きます。何が何でも。

だから若林さん…漫才も、ラジオも、エッセイも……お願いだから……

 

死んでも辞めんじゃねぇぞ!!

 

ABOUT

海外ノマド系フリーランス, ブロガー, WEBエンジニア, 24歳。フットワーク軽く生きたくて、新卒でフリーに。その後、海外35カ国を旅しながらノマドワーク。現在は1ヶ月ごとに拠点を変えつつ、旅生活を継続中です。勉強が大好きで年に3回語学留学をします。 

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