やっほっほ、テツヤマモトです。
今回は僕がブログ記事のSEO対策としてやってることをまとめます。
ブロガーとして成果を上げるには、SEO対策を施して検索エンジンからのアクセスを増やすことが必須。
実際、ほどんどのブロガーは、検索エンジンからのアクセスの割合が非常に多いです。
難しそうにも感じますが、根本は「読者に価値を提供する」ことだけ。心して取り掛かりましょう。
スポンサーリンク
記事を書く前にすること
ブログに限らず、どんなビジネスでも「市場調査」は必須。
記事を書く前に、「市場の大きさ」「ライバル」「読者層」を見極める必要があります。
自分の好きなことを好きなように書いても検索表示されることはありませんからね。
①キーワードを選ぶ
まず自分の書きたいテーマに関する「市場の大きさ」「競争の激しさ」を調べます。
SEOに置いてこれらは「検索キーワード」によって変わってきます。
使用するツールとして、Google社の「キーワードプランナー」が便利です。
▼試しに「ブログ SEO」というキーワードについて調べました。

個人ブロガーなら、月間平均検索ボリューム「100〜1000」で、競合性「低」を狙うのがおすすめです。
検索ボリュームが「1000〜1万」以上、競合性が「中」や「高」だと、たっぷりお金と手間暇をかけられている可能性が高く、ライバルが強すぎます。
ちなみにキーワードプランナーは、本来広告を出す人に向けてのサービスなので、無料利用の場合は精度がよろしくないです。
▼検索ボリュームまでは調べられませんが、Googleサジェストでも人気の検索キーワードを調べられますよ!

②読者層とライバルを知る
ある程度キーワードを絞ったら、実際に自分で検索してみます。

ここで確認するべきことは2つ。
1つは「読者層が想定通りかどうか」です。
上の例では、「ブログ SEO」と検索したユーザーが、ブログを書く際のSEOノウハウを求めていることがわかります。
しかし、「SEOに強いブログ記事タイトル」について記事を書く予定だったなら、狙うべきは「SEO ブログ タイトル」など、別のキーワードになるわけです。
もう1つは、ライバルの実力を知ることです。
ライバルが強すぎるならば、他に自分が戦える場所を見つけた方がいいかもしれません。
僕は検索上位に、以下の点に当てはまるページが多いなら、SEOで競うことを辞めちゃいます。
- 企業、チームで制作されている
- サイトのトップページ、カテゴリーページが表示されている
- サイト内に関連記事にいくつも揃っている
逆に個人ブログの単独ページが多く表示されているなら、自分が戦える場所と考えて良いですね!
③戦略を練る
市場、読者層、ライバルが見えたら、戦略を練ります。
検索上位の記事を5個くらい読んで、自分が勝つ方法を考えるんです。
例えばこんな感じ!
- 自分ならもっとわかりやすく書ける!
- 自分ならもっと詳しく書ける!
- 自分なら最新情報を書ける!
「勝てる!」と思える道筋が見えたら、ようやく記事を書き始めます。
記事を書くときに意識すること
ここから実際に記事を書くときのポイントです。
大前提は「読み応え」と「読みやすさ」ですね。
豊富な情報量を揃えつつも、疲れさせない工夫が必要になります。
④簡潔なタイトルをつける
記事のタイトルは、SEOの最重要事項の1つです。
タイトルが適当だと、いくら質の高い記事を作っても、検索エンジンが記事を認識できませんからね。
ポイントは記事の内容をズバッと言い表すことです。
具体的には、①検索キーワードを組み込むことと、②長くとも34字程度におさめることです。
余裕があるなら、「どんな人が書いているのか」「読んだ人がどうなるのか」も組み込めるとなお良いかな。
注意点として、しっかり記事に書いてあることをタイトルにしてくださいね。
タイトルと記事本体の内容がズレているのは論外。嘘はバレます。
▼タイトルに関しては、詳しくこちらで解説しています。
⑤記事を見出しで区切る
ブログ記事は「見出し」で区切ると、とても読みやすくなります。
区切りのない文章は論理構成がとらえにくいので、ちょっとした休憩を挟めないんですね。
結果、読者がすぐに読み疲れて最後まで読んません。
また、見出しに使われるHTMLタグの基本もおさえましょうね。
⑥読み疲れさせない工夫
記事には情報を詰め込んで、読み応えのあるものをするに限ります。
しかし、どれだけ濃密な情報が詰まっていても、読者さんを読み疲れてさせてしまうなら逆効果。
長い時間、できれば最後まで記事を読んでもらわなくては意味がないんです。
ブロガーは文章を書くだけでなく、いかに読みやすくデザインするかが重要になります。
具体的には以下の通りです。
- 文章をコンパクトにする
- 文章の代わりに、画像やイラストで表現する
- 文字の大きさ、フォント、CSS装飾を最適化する
- 漢字や難しい言葉を控えた「白い文章」を書く
- こまめに改行して、意味の塊として見せる
また注意が必要なのが、「読者=スマホユーザー」であると想定することです。
ブログへのアクセスはほとんどがスマホ。小さい画面でもストレスなく読めるかが重要です。
⑦着地点を想定する
記事を読み終えた読者の行動が散り散りでは、「読み応えのがあった記事」とは言いにくいです。
- 他のサイトに飛んでもらう
- プロフィールを読んでもらう
- 関連記事を読んでもらう
- SNSでシェアしてもらう
などなど、読後の感動を行動で示してもらうために、読者の「着地点」を設定しておくべきです。
具体的に重要になるのが、ブログ記事の下のスペースですね。
広告をペッタペタ貼るんではなくて、ある程度着地点を絞ってコンパクトにまとめましょう。
スポンサーリンク
記事を書いた後にすること
ブログ記事は書いて公開して終わりではありません。
むしろ、公開してから記事を育てていく意識が大事ですね。
⑧記事をリライトする
公開した記事は、随時加筆・修正をして情報をの質を高めます。
まずはアクセスや順位変動を見て、より上位に表示させたい記事を選定しましょう。
▼僕はアクセス解析にGoogleAnalyticsを、検索順位チェックにSERPOSCOPE(下記画像)を利用してます。


修正すべき記事を選んだら、再びライバルの調査して戦略を練ります。(上述②・③の項)。
特にチェックすべきは以下の点!
- 情報は最新か?
- より詳しく書けないか?
- より読みやすくできないか?
多くのワードプレスブログでは、記事公開日の横に、記事の最終更新日も表示されています。
成果を上げているブロガーさんほど、小まめに記事をアップデートしるはずです!
▼追記:現在はRank Trackerという検索順位チェックツールを使っています。SerpoScopeは無料が強みですが、残念ながらエラーが多すぎました。
⑨関連記事を揃える
ブログは単体の記事だけではなく、記事の集合体としても評価されます。
1つのテーマに関する周辺の情報が網羅されていたら、相乗的に上位表示されていくんです。
ってことで、ブログは木を作るイメージで作るのがおすすめです。
1つの幹があって、そこからどんどん細かく枝分かれしていくイメージですね。
実はこの記事も、下の記事の「枝の1つ」として書いてます。
⑩ブログ全体の隙を無くす
繰り返しますが、ブログ記事単体だけでなく、サイト全体も評価の対象です。
記事の内容以前に、サイト全体に隙がないかチェックが必要ですね。
例えば、以下の通り。
- デザインは崩れていないか
- ページが重たくなっていないか
- アクセスの無い「死んだ記事」が溜まっていないか
このブログも記事数が400記事近くになってきたので、既にアクセスが無くなった「死んだ記事」は除去したり、評価対象外にしてます。
最近は表示速度を上げるために、画像の圧縮等に取り組んでました。
▼サイトの重さ改善については下記記事が参考になります!
まとめ
以上まとめますと、
- ①キーワードを選ぶ
- ②読者層とライバルを知る
- ③戦略を練る
- ④簡潔なタイトルをつける
- ⑤記事を見出しで区切る
- ⑥読み疲れさせない工夫
- ⑦出口を想定する
- ⑧記事をリライトする
- ⑨関連記事を揃える
- ⑩ブログ全体の隙を無くす
となります。
こう見ると「ブロガーが自由で楽しい!」わけないってことがわかりますね笑
好きなことを好きなように書くだけでは、なかなかブログは読まれません。
読者に届ける価値を届け切るまでを考え切った人が、ブロガーとして成果を上げられるんだと思ってます。