

今日はブログの記事タイトルについて考えます。
全てのブロガーの悩みの種の1つが記事タイトルですね。
タイトルがイマイチだと、それだけでなかなか記事を読んでもらえませんし、Googleの評価もなかなか上がりません。
30文字程度の文章とはいえ、ここを甘く見ると、ブログを仕事にする入り口にすら立てないんですね…。
さて、僕は2015年から本格的にブログ運営を始めまして、現在はブログ運営で飯食ってます。
最近は延べ20人ほどの初心者〜中級者向けのブログコンサルもやっていて、諸々自分のノウハウがまとまってきました。
今回は誰にでもわかりやすいように、シンプルにブログタイトルを練っていく方法を紹介します。
こちら読んでタイトルをワンポイント修正していただければ、ブログアクセスアップの可能性が見込めるかと。
スポンサーリンク
ブログ記事タイトルの前提マインド
メインのお話に入る前に、少し記事タイトルを考える上での前提となる考え方を共有します。
こちらは「Googleが掲げる10の事実」を元にしていて、いわば神のお告げにあたります。
未読であれば、今すぐペロペロしゃぶるように読みましょう。
前提1.記事タイトルは、記事の内容に。
記事タイトルで嘘をつかない。当たり前なんですけど、つい忘れがちです。
少し盛るくらいならまだしも、大げさな表現は読者をがっかりさせ、結果的にGoogleからの評価も下がります。
タイトルは記事の内容を簡潔に表現、ソフト盛りくらいがベターです。
前提2.一般人の自覚
ブログをやってると、自分が表現であり有名人かのように感じることもありますが、そんなはずありません。
いつだって自分は一般ピーポーであって、「今日僕が食べたラーメンがこちら!」なんて記事はどこにも需要がないです。
読者の方がタイトルを目にして、「この記事は価値がある」と感じたときにしか、記事は読まれません。
前提3.質問→解答
常に読者の方は、検索エンジンに「質問」をしていて、我々は検索者に「解答」を用意します。
検索者のQに対して、正しいAはなんなのか?タイトルは解答なんです。
前提4.記事なんて読みたくない
本来、誰も検索なんてめんどくさい行為をしたくありません。
だるいなーと思いつつも、解決しなければいけない問題があるから、夜な夜なスマホいじってるわけです。
そんな方をイメージしつつ、いかに検索者さんのストレスを削減できるかが重要事項ですね。
ブログ記事タイトルに必要な要素は2つだけ
ブログ記事タイトルって難しく考えちゃいがちなんですが、大事な要素は2つだけなんですね。
①キーワード
ブログ記事タイトルには、必ず「キーワード」を盛り込みます。
これがなければ、いったい何の記事なのか、読者にも検索エンジンにも伝わりません。
キーワードは単語1つでもいいですが、単語2つか3つで考えるのが一般的です(単一ワードは競争激しい)。
選定には、無料で使えるGoogleのキーワードプランナーや関連キーワード取得ツールを使います。
検索需要の将来性を見たいのであれば、Googleトレンドを使うのもありです。
注意点としては、一度に多くの内容を盛り込まないことです。
「東京と北海道のラーメンが美味しい店」とか「東京の味噌・塩・醤油ラーメンが美味しいお店」みたいな欲張りタイトルはやめます。
エッセンシャル思考を大切に、1つの記事で扱うテーマ・キーワードは1つに絞るのがベターです。
この記事のキーワードは?
この記事は「ブログ記事のタイトルをテーマに書こう!」と思い立って、キーワードプランナーでキーワード選定をしました。
とりあえず「ブログ 記事 タイトル」で分析してみます。

検索需要もある程度ありますし、競合もそこまで激しくありません。
実際に検索しても、自分が書こうとしていたテーマに似た記事が多かったので、「ブログ 記事 タイトル」の戦場にバトルを仕掛けてみました。
②トリガー
キーワードが盛り込まれていれば何の記事かは把握できますが、記事を読んでもらう動機付けが少し弱いです。
ここに「トリガー」を盛り込むことで、記事を読みたい!と行動に起こしてもらいます。
トリガーを考えるにあたっては、まずは記事を読んでもらうターゲットの悩みを深掘りするべきです。
この記事を読んでいる人は、ブログを始めようとしてる人とか、タイトルの決め方のコツが知りたい人でしょう。
一生懸命ブログ書いてるのに、全然記事が読まれない!Googleからのアクセスも増えない!困りますよね。
そして、その人に対して、どんな言葉をかけてあげれば、ためらいなく行動に移してくれるか考えます。
▼トリガーはこの辺りを使うのが鉄板です。
- ☆格安トリガー:無料、格安、たった1000円で、30%OFF
- ☆人気トリガー:巷で話題、人気上昇中、トレンド到来、人気モデルが使ってる
- ☆簡単トリガー:5分でできる、誰でもできる、未経験OK、超簡単
- 欲望トリガー:xxxキロ減量、xxx円稼げる、xxx人と出会える
- 回避トリガー:要注意、知らなきゃ恥
- 限定トリガー:今だけ、20代限定、xxxな人しか知らない
- 網羅性トリガー:まとめ、完全版
入れすぎてもバラバラになるので、この中から2つくらい入れるイメージでしょうか。特に☆は大事。
また、ここに具体的な「数字」を入れられると、さらに読みたくなる要因になりますね。
あなたがふと読んでしまった記事は、これらのトリガーがうまく組み込まれているはずです。
この記事のトリガーは?
ちなみにこの記事は、簡単トリガーを意識して、「シンプル」「大事な要素は2つだけ」とタイトルに入れました。
ブログのタイトルって、ブロガーそれぞれにノウハウがあって、結構言ってることがバラバラなんですよね。
ってことで、ノウハウが散らばってグチャグチャになった人のために、この記事は簡単だよ!シンプルだよ!とアピールしました。
…どうですか?自分のことだと思ってくれたら嬉しいですね。
キーワードとトリガーを繋ぐ
キーワードとトリガーを考えたら、あとはこれを不自然のない形で繋ぐだけです。
この際、少し注意点があります。
- 1.文字数は31字以内におさめる
- 2.キーワードを前半に置く
- 3.日本語がおかしくならないようにする
順に解説します。
1.文字数は31字以内
Google検索で表示される文字数が「32文字」なのが一般的だからです。
ただ、最後の1文字は「…」になることが多いので、31字以内がベターかと。

あと地味なんですが、タイトル文字数カウント君を使うと、文字数カウントがすげー楽です。
2.キーワードは前半に置く
ユーザーが検索をした時、視線の動きは左から見に動きます。
そして、検索順位が低いほど、右側にはなかなか目が入りません。
キーワードを前半に入れることで、少しでも記事の内容を視線に入れてもらいます。
3.日本語がおかしくならないようにする
タイトルの日本語がおかしいと、それだけで検索者の信頼を損ないます。
ストレスを与えないように、違和感なく日本語の助詞や名詞で単語を繋いで行きましょう。
僕はよく【カッコ】を使うのですが、こちらタイトルをコンパクトにできるのでおすすめです。
この記事はどう繋いだ?
この記事は「ブログ 記事 タイトル」というキーワード、簡単・シンプルといったトリガーを組み込むことを想定して作りました。
- ①:違和感なくキーワードを配置 ex) ブログ記事のタイトルの決め方
- ②:トリガーを散りばめる ex) ブログの記事タイトルのシンプルな書き方【簡単】
- ③:文字数31字ギリギリまで情報量を調節 ex ) ブログの記事タイトルのシンプルな書き方【大事な要素は2つだけ】
こんな感じで、タイトル作りました。まぁスマートかな。
スポンサーリンク
ブログ記事タイトルに答えはない
最後になりますが、ここまで書いておいて申し訳ないんですが、これらはあくまで基本であって正解ではありません。
逆に思い切りルールを崩してしまって、たくさん読まれる記事も存在します。
例えば、ミニマリストしぶくんの記事。タイトルは「観葉植物」。
— ミニマリストしぶ (@SIBU__)
いやもう変則すぎます。インパクトやばい。
こちらはGoogle検索から読まれることは難しいかもしれませんが、彼のファンのミニマリストにはグサリと刺さる良タイトルですね。
正解は何も1つではないです。
ブログ記事のタイトルづくりは、たった30文字程度でその記事の内容を伝えなければいけないゲームです。
テクニカルでありつつ、センスも問われる、ブログをやっていて楽しいことの1つですね。
タイトルづくりのコツを掴めば、ブログ記事全体のアクセスや収益が一気に改善することもありますので、何か参考にあるものがあったら使ってみるといいです。
▼アフィリエイトでブログをマネタイズする方法も書いてます。