金色のガッシュ!!はウマゴンの最後が1番泣ける【物語を振り返る】

テツヤマモト
「金色のガッシュ!!」ってめっちゃ面白かったよね!

93年生まれの僕ですが、一番舐め回すように読んだマンガは、ワンピースでもナルトでもなく、ガッシュでした。

ちょうどあの頃は漫画だけでなく、朝の時間にアニメ放送もやってましたからね。

 

泣けるシーン満載のガッシュですけど、僕が中でも一番大好き、そして少年時代に読んで号泣しまくったのが、

32巻のウマゴンの"最後"

…なんですね。

今回はこのシーンについて熱く語ります。

僕と同世代の方は、あの頃の懐かしい気持ちを思い出しながら、ウマゴンに胸を熱くしようではないか…。

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金色のガッシュ!!とは?

金色のガッシュ!!は2000年代に少年サンデーで連載されていたマンガ作品です。

日曜朝にアニメでもやっていたので、僕の世代は大好きな人が多いはず。

アニメOP主題歌の「カサブタ」を聞くと懐かしさに悶絶しませんか?あー懐かしい。

ところで金色のガッシュ!!は、魔界の王様を決めるバトルロワイヤルのお話でしたね。

王様を決めるために、100人の魔物の子供が1人になるまで戦います。

それをなぜか人間界で…しかも人間とパートナーを組んでやるという変わったストリーでした。

ガッシュとウマゴンの関係性

主人公のガッシュベルは「優しい王様」を目指しています。

「魔物が戦って王様を決めるのはどうかしてる!」って考えですね。

…なので、本来は戦わねばならない魔物の子と、友達になりながら戦いを進めます。

 

中でも、序盤から良きパートナーとして、相棒的な存在であったのがウマゴンです。

ガッシュは魔界にいた頃の記憶を消されているんですが、実はガッシュとウマゴンは魔界にいた頃から大の仲良しでした。

偶然にも、バトルロワイヤルが始まってからも、人間界で巡り合い、運命的なパートナーに…。

基礎戦闘力が戦いのガッシュと、機動力が武器のウマゴンは、戦いを進める上でも良きパートナーとなりました。

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ウマゴンの最後が泣ける

ウマゴンはマンガ最終巻の33巻目前、32巻で魔物の戦いに破れ、一足先にバトルロワイヤルから離脱しました。

ガッシュ達の最後の敵である「クリア・ノート」との戦いで痛手を負い、苦楽を共にしたガッシュ達を残して魔界に帰っちゃうんです。

そのシーンは、今まで読んだ漫画の中で最も泣けるシーンで、大人になった今でも心に残り続けているシーンです。

 

こちらの動画を見て頂ければ、だいたい把握できます。あーもう泣ける。

いやーいいなぁ。

 

ウマゴンは元々、お父さん(馬の魔物)が、背中に別の魔物を乗せている姿を見て、子供ながらに嫌な気持ちになってたんです。

「お父さんより背中に乗っているやつが偉そう!」…って。

そんなウマゴンにお父さんは、「直に分かる。お父さんの誇りが…お父さんの幸せが…。」とつぶくんですね。

 

そして、ガッシュと共に最終決戦に臨む際、ウマゴンはそのお父さんの言葉の意味に気付いたんです。

お父さんの誇りと幸せに。

素晴らしい人を背中に乗せていること。

その人を乗せて早く走れる自分の足への誇り。

王様になれなくても

助けたいと思える人を自分が助けられたら

それは、

王様になるより幸せなこと。

 

最終巻でガッシュは、無事最終決戦に勝利し、魔界の王様となりました。

ウマゴンは戦いに敗れて、王様にはなることはできませんでした。

しかし、確かに王様になる以上に「幸せ」にはなれたのではないでしょうか。

 

王様になるよりも幸せなこと。

それは助けたいと思う人を助けられることなんです。

 

あーこれを書きながら、またホロリとしてきました。良い言葉だなぁ、良いシーンだなぁ。

ワンピースのどんなシーンよりも、ナルトのどんなシーンよりも僕はこの場面が大好きです。

王様になるよりも幸せなこと

僕はいつも、ウマゴンと自分を重ね合わせています。

王様(社長とかリーダーとか)にはならなくとも、2番手や3番手のポジションで、自分が助けたい人を助けられたら、それが自分の幸せかなって。

ウマゴンのように、自分が本当に尊敬する人を助けられるようになりたい。

 

今のところ、ウマゴンの様に自分の誇りになる能力を見つけられていません。

本当に助けたい、自分にとってのガッシュにも出会えてません。

でもいつかは必ず、「ウマゴン」になりたいです。

 

金色のガッシュ!!32巻が、宝物です。

 

ABOUT

旅好きWEBマーケター▶︎北大経済▶︎旅行誌編集▶︎フリーライター▶︎世界一周36ヶ国▶︎海外ノマド2年半(ブログとサイト制作) ▶︎旅行系IT企業でWEBマーケ担当 ■英語が少し得意です。詳しいプロフィールはこちら