エッセイ課題を添削しながら、先生が静かに涙を流し始めた。

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ついに夢に出てくる人が全員英語で話すようになってしまった。寝る前には、繰り返し音読したフレーズが頭に残っていて寝つきが悪い。

フィリピン・セブの語学学校”サウスピーク”での英語漬けの日々は、なかなか過酷だ。

そんな僕にも楽しみがある。エッセイ課題だ。

僕は文章を書くのが好きだ。文章で思ったことを伝えたり、誰かを感動させたり、楽しませるのが好きだ。それが英語でも日本語でも。

 

毎日、慣れない英語でエッセイ書いて、毎日フィリピン人の先生に添削してもらう。

今週の僕の担当教師は若い女性の先生。彼女はとても丁寧に添削してくれるし、添削後のフリートークも楽しい。

「先生がどんな反応をしてくれるかな?」と想像しながら、100字くらいの短いエッセイを毎日1時間くらいかけて書くんだ。

 

Title:About my weekend.

僕はある日、「About my weekend」というタイトルでエッセイを書いた。

学校が休みの週末に、現地NPOのスタディーツアーに参加して、スラム街を訪ねたのだ。僕にとって初めての”スラム街”体験だった。

実際に訪ねてみると、想像とは違った世界が広がっていた。そこで感じたことを書いた。

 

Last weekend, I joined a study tour of Seven Spirits. The experienced won’t be forgotten in my life. At first, we visited a slum area and did interviews to people who live there. I was surprised that 6 family members are living very narrow space. But they looked happy and it was not what I expected.In  Japan, there are a lot of big houses, however we can not say that people who live there are happy. Therefore I believed that money is not everything. Moreover we can’t buy happiness. 

先週末、僕はセブンスピリッツ(NPO団体)のスタディーツアーに参加しました。そこで体験したことは、一生忘れられないと思います。僕たちはスラム街を訪ねて、住人の方々にインタビューをしました。

僕はものすごく狭い家に6人家族が住んでいる事実に驚きを隠せませんでした。だけどそれ以上に驚いたのは、彼らがなぜか幸せそうに見えたことです。

日本では大きな家を持っている人が大勢います。だけど、彼らが全員幸せとは言えません。僕は幸せはお金では買えないし、お金が全てではないと心に刻みました。 

 

先生は質問を投げかけながら、文法の間違いやわかりにくい部分の修正をマンツーマンでしてくれる。「どういうこと?」とか「この方がわかりやすい!」とテンポが良い。

しかし、後半にさしかかって先生が突然黙ってしまった。

「ん?」と思って先生を見ると、彼女は顔を真っ赤にしながら涙を流していた。

 

先生は声を震わせながら、話してくれた。

自分が貧しい家庭に育ったこと。多くの人に助けられて先生になれたこと。その恩返しとして子供たちに靴をプレゼントしていること。

「子供たち、とっても喜んでくれるの」

そう僕に教えてくれた。

 

Title:When I want to get marriage

先生が目の前で泣いてしまって、僕は少し動揺した。悪いことをしたわけではないけれど、どうしていいかわからなくて戸惑った。

次の日のエッセイはもっと軽めの話題にしようと決めた。そうだ。女の先生だし、結婚の話とかすると面白そうだ!

 

I want to get married in 2 or 3 years. Since I was a child, I’ve had an image to marry at the age of 24 to 26 as what my parents did. I think it is the best time. Because young father can play actively with their children like my father. Moreover we can concentrate on working because we don’t neet to worry about our future too much. That’s why I’d like to meet my partner as soon as possible.

僕はこの2.3年のうちに結婚したいです。両親が24〜26歳で結婚しているので、子供の頃からそのくらいで結婚するイメージを持っていました。やっぱりそれがベストタイミングです。

なぜなら若いお父さんは、僕の父親がそうだったように子供とたくさん遊べるじゃないですか。それに必要以上に将来の心配をしないで、しっかり仕事に集中できる気がするんです。

ということで、早く相手を見つけたいです。

 

先生は授業の冒頭で「昨日はごめんね」って言ってくれた。僕のエッセイを見ると「なかなか興味深いテーマね!」と褒めてくれて、サクサクと添削を進めていく。

しかし、「これはどういうこと?これはこの単語の方がいいわね!ここは………」と、先生が言葉を詰まらせる。嫌な予感がする。

先生の顔はやっぱり真っ赤になっていた。僕は急いで「ストップストップ!」と言った。

 

昨日の話には続きがあった。

貧しい家庭で育った先生は、好きな人ができたり結婚するイメージがわかなかった。しかし友人のパーティーで運命の人に出会った。

一回り歳の離れた男性に一目惚れをしたのだ。男性も同様で、2人はすぐに意気投合した。

問題は男性は恵まれた家庭で育っていたこと。「私でいいの?」と先生は自信を無くしていた。しかしすぐに2人は結婚した。

「私のハズバンドは、君の育った環境なんて関係ないって言ってくれたの」

そう僕に教えてくれた。

 

Title:How to find a girl friend

とてもヒヤヒヤさせられた。何か引き金があったら、また先生を泣かせてしまっていただろう。あまりにもエモーショナルで困る。

明日はどんなエッセイを持っていくべきだろう。僕はものすごく悩んだ。悩みまくった。悩みまくって「結婚」というテーマよりもさらにポップなテーマで望んだ。

 

I haven’t have a girl friend since last year. I travel alone and my job is also one-man-business, which makes me feel lonly. So, I want to meet someone who has the same intarest with me. It’s the best choice for me, however how can I find such a suitable person? At, I need to enjoy my own life as much as possible even by myself. Then, I supposed to get a lot of friends not onli girls . Finaly, I will unconsciously fall in love with a person by destiny. I might read too much books but this is my serious plan.

僕は去年から非リア充です。仕事も旅も1人でやっているので、めちゃくちゃ寂しいです。だから同じ興味をシェアできる人と早く会いたいんです。

でも…どうやったらそんな人と出会えるんですかね?

うーん、まずは彼女がいなくとも人生楽しめる人にならないといけません。そしたら女の子に限らずたくさんのお友達ができるはず。最終的には「あれ、これって恋かも?」って運命の人に会っちゃうんです。

本の読みすぎかもしれないけど、これが真剣に考えた僕の計画です。

 

要約すると「彼女ほしー」です。

でもこのくらいポップな話題で、先生と楽しく恋バナするのも悪くないかなと考えながら、僕は意気揚々と授業に向かった。

しかし、なぜか先生がいない。聞くと、風邪を引いてお休みをもらったみたいだ。先生にエッセイを見てもらえなくて少し悲しくなった。

 

仕方なく、僕は代役の先生の元に向かった。待っていたのは、マッチョな男の先生だった。

「じゃぁ、まずは宿題のエッセイを見るね?」と言われ、自分のノートを差し出す。

 

こうして僕は、 

密室で1時間、男同士で恋バナをするハメになった。

 

これから明日の授業に向けて、「先生が風邪を引いてどれだけ大変だったか」というタイトルでエッセイを書いていこうと思う。

 

▼そんなエモーショナルで個性豊かな先生とマンツーマンレッスンできるのが、セブの語学学校サウスピークですよ!

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