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面白ハンター

テツヤマモト。北海道出身の23歳。フリーライターしてます。退職を期に、家無し放浪生活中。11月は札幌→台湾→札幌→上砂川の予定。

ご飯を食べてたら話しかけられる田舎の食堂っていいよね。

北海道士別編

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僕はフリーライターしながら、田舎を放浪しています。

そんなことする理由を一言で言うなら「田舎が好きだから」です。

特に、田舎の人間関係の緩さが好きなんですよね。

今日は僕が滞在している町、朝日町の食堂「一福食堂」さんについて書いていきます。

まさに田舎の食堂を象徴するお店です。

 

朝日町の一福食堂さん

僕は現在、道北の士別市朝日町という場所に滞在しています。

人口1500人ほどの小さな町です。

この町にはランチタイムに営業している食堂が2軒しかないんですけど、一福食堂さんはそのうちの1軒です。

 

こちらは外から撮った写真。

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外観のシブさが、まさに田舎の食堂って感じですね。

「一福」の文字がはげちゃってて読めないところにキュン死にしそうです。

 

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店先に上の写真のように「頑固おやじが営業中」と看板が出ています。

最初は店内に入るときに「どんな頑固おやじが出てくるんだろう…」と、ちょっと緊張しましたけど、普通に優しいおじちゃんだったので安心しました。

 

内観はこんな感じです。

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このどこまでも止まらない味わい深さが伝わりますかね~

この日は僕以外にはお客さんがいませんでした。

おじちゃんがテレビをぽちっとつけてくれたので、ヒルナンデスを見ながら、注文を待ちます。

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メニューは麺類がそばとラーメン。丼やカレーライスもあります

あと一番左に「旨い!みそラーメン おすすめ」と大きく書かれているので、味噌ラーメンがおすすめなのかと思いきや、かつ丼が人気です。 

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ちなみに漫画のチョイスもしぶいです。

田舎の食堂には絶対はじめの一歩あるよな~。

90%はじめの一歩あるよ~。今度調査したい。

 

かつ丼を食べました

おじちゃんとおばちゃん。

2人の息の合った連携で僕の注文した「かつ丼」が作られていきます。

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途中で「兄ちゃん、ご飯どのくらい?」とおばちゃんに聞かれます。

「大盛で!」と僕はわざと若者っぽく言います。若者っぽく言うのがポイントですよ。

すると、「やっぱり若者は違うね~」みたいな感じで、おばちゃんが楽しそうにご飯を盛ってくれます。

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かつ丼きました。

たまごでとじられた甘くてとろとろのかつ丼です。

たまねぎがシャキシャキしておいしい。

大盛のご飯をどんどんかき込んじゃいます。

 

田舎の食堂は雑談はじまりがち

かつ丼を食べながら、おじちゃんおばちゃんとおしゃべりします。

別に僕が取材をお願いしたとかじゃなくて、普通に世間話として始まるんですよね。

「どこから来たのさー。」

「稚内です。」

「あら~寒いでしょ。」

みたいな感じです。

稚内出身であることを誰かに伝えたときの「寒そう」と言われる割合と、「松坂大輔記念館つぶれたよね」と言われる割合は異常に高いです。

 

頼んでないけど、サービスのコーヒーが出てきました。

ここから昔話タイムに突入します。

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元々、一福食堂さんは他の方がやっていたお蕎麦屋さんでした。

それが2008年に閉店してしまったんですね。

 

定年していたおじちゃんは一福食堂が無くなるという話をきいて、

「小さい町でも、食堂の1つや2つは無いと困るべさー」と、

店を引き継ぐことを決めたんだって。男気ありますなー。

 

おじちゃんは中学を卒業してから、ずっと食堂で働いたプロの料理人。

おばちゃんが手伝ってくれるし、いけるっしょ!的にはじめたんだとか。

ちなみに二人は見合い結婚だそうです。ひゅーひゅー。

 

おじちゃんもおばちゃんも足腰が悪くなったり、病気しちゃったりしたけど、

お互いに文句も言いながら、仲良さそうに仕事していました。

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あなたの顔と好きなメニューを知っている食堂はありますか?

そこから1時間くらいかなぁ。

ぺちゃくちゃとおしゃべりして、僕は家に帰りました。

「またおいでよー」と声をかけられて。

なんでしょうね、この心地よい感覚は。

 

思えば、こうやって人と雑談できちゃうお店ってあんまりないと思うんですよね。

それは僕が超内向的で人見知りっていうのもあると思うんですけど、都会に住んでるとこういうお店に出会うことも少ないんじゃないかなって思います。

田舎にくるとだいたいのお店はこんな感じで、1回行けば自分のことを覚えてくれます。

だいたいどこに行っても「どこから来たんだい」って話しかけられますし。

見たことない若い人が1人で店に迷い込むだけでも、おやおや?ってなるんだろうけど。

 

僕は田舎の、人の接しやすさがとても好きです。

人見知りな僕が気を使わなくてもいい、ちょうどいい距離感。

なかなか都会では感じられないことです。

 

やっぱり田舎はいいな。

もっと巡りたいし、もっと人と出会いたいし、魅力を書いていきたい。

そう思う。

 

あと、おじちゃんが最後に「兄ちゃん、良いものがあるんだ」といって、僕を店の奥に案内してくれました。

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「これこれ。すごいだろ?」

と言われました。

「わっ!すっ、すごーい!」

と答えます。

 

田舎は好きですけど、たまに困ったことが起こるのが欠点です。

 

取材協力:一福食堂 士別市朝日町中央3778

面白ハンター士別編バックナンバー

第1弾:士別市朝日町の空き家に1ヶ月住むことになりました。

第2弾:お腹ペコペコなので、"洋館"に行って"ようかん"を食べてきた。

第3弾:田舎の商店街でのお買い物あるある 

第4弾