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面白ハンター

テツヤマモト。北海道出身の23歳。フリーライターしてます。退職を期に、家無し放浪生活中。11月は札幌→台湾→札幌→上砂川の予定。

「君の名は。」の感想!世間の流れに負けて観たら、最高だった。

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引用元:http://www.kiminona.com/index.html

今さらながら「君の名は。」をみました。

8月に公開されてから、身の周りの人が話題にしている中、「映画館で観ると高い」「1人で見るのは虚しい」と思って後回しに…。

いつのまにか11月(公開3か月)。僕はついにブームに負けて映画館へ。

はい、最高に面白かったです。

 

「君の名は。」のあらすじ

「君の名は。」は新海誠監督の6作品目となるアニメーション映画です。

8月26日に公開され、累計1420万人を動員、累計184億円の興行収入(11月12日・13日時点)という、大ブームを起こしています。

 

あらすじはこんな感じ。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。

町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の街並み。念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も、奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。

しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた……。出会うことのない二人の出逢い。運命の歯車が、いま動き出す

引用元:http://www.kiminona.com/index.html

超簡単にいうと、都会DKと田舎JKが週に何度か入れ替わってたけど、急に入れ替わらなくなって、彗星が落ちてきてどっかーん!みたいなストーリーです。

 

「君の名は。」感想(ネタバレあり)

僕は新海誠作品どころか、アニメ映画ってあんまり見ません。そんなビギナーな状態で1人で映画館で観ました。カップルだらけなのに寂しく1人で観ました。

いやーしかし良かった。

以下、ネタバレありです。

 

「10代の恋」っていいな~

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引用元:http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/16/your-name-spain-awoard_n_12517136.html

作品を通して、DKのタキくんとJKのミツハちゃんの中身が入れ替わって、お互いのことを知り、恋していくんですね。

その純粋な「10代の恋」が素敵でした。

 

学生が終わると、恋愛の仕方が「10代の恋」と違うものになっていきませんか?

単純に「好きだから」とかじゃなくて、生活や将来を加味して、相手がパートナーとして相応しいかを判断していくというか…。どうしても「現実」を考えると思うんです。

そんな中、2人の純粋な恋のようすに、

僕は不覚にもきゅんきゅんしました。

 

特にミツハが道で転んで心が折れそうになった時に、手のひらに「すきだ」って書いてあったシーンはずっきゅーーんでしたね。自分に「10代の心」が残ってるのを感じました。

あー俺も好きな子の手のひらに「すきだ」って書きたいわー。20代ならまだ間に合う!

 

風景が美しすぎる

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引用元:https://matome.naver.jp/odai/2147297383079633601

新海誠監督作品といえば、新海ワールドとも言われる風景描写の美しさが特徴です。

僕はオープニングからミツハの故郷「糸守」の風景が美しすぎてため息がこぼれました。山と湖の自然に囲まれた田舎ってすげーいいなー。アニメの描写ってすげーいいなー。

 

そして、その美しい景色にミツハ自身は「田舎いやだー」って言ってて、都会っ子のタキは感動してるんですよね。

これは現実にも言えることで、田舎の良さって田舎の人にはなかなかわからなかったりします。誰かのあたりまえは誰かの感動だったりするんですね。勉強になりました…。

「君の名は。」のモデルになったといわれる、岐阜県の飛騨地方には、ファンが聖地巡礼で押し寄せているみたいですね。僕も行ったことないのでいつか行きたいなぁ。

 

スマホ時代の近づけない2人

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引用元:https://jp.pinterest.com/annelisekulik/makoto-shinkai/

作中にスマホをいじるシーンが何度もでてきます。それだけでも2010年代の作品だなぁ~って感じさせますね。時代を反映させているからこそ、これだけ人気が出たんでしょう。

ところで、スマホがある現代は世界中の誰とでも会おうとすれば会えるし、連絡取ろうとすれば取れる時代になりました。

ちょっと好きな子とお話したいな~と思ったら、ライン通話すればいいですからね。

しかし、作中の2人はラストシーンまで実際に会うことはありませんでした。

これが非常に印象的でしたね…。会いたいのに会えないって切ないなぁ…。

 

でも、100年ほど前の時代は同じように、連絡なんて簡単には取れなかった状況わけで…。簡単に連絡が取れない中で人が恋してたんだなって思うと、感慨深いです。

作中の2人しかり、100年前の時代しかり、難しい恋愛でもしっかり人間は結ばれてきたのに、スマホ時代になって恋愛が下手になってきている現代人って皮肉じゃないですか?

 

ちょっと内容が難しい

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引用元:http://www.excite.co.jp/News/bit/E1472797265554.html

一方で、少し気になった点もありました。1つは、映画の上映時間の制限にストーリーを詰め込み切れなかったのでは?という点。

「男女の体が入れ替わる、しかも3年の時間のズレがある」という若干難しい設定の中で、恋やら隕石やら糸守の歴史やら、ストーリーが忙しいな~って感じました。

新海監督的にも、もう少し上映時間が欲しかったんじゃないかな?ミツハとタキがお互いを好きになる過程や、入れ替わりが起きる理由の描写がもっと欲しかったなぁ…。

 

映画を見ながら「ん?どういうこと?」と必死に考えちゃって、スクリーンに集中できなくなってしまったのは少し残念でした…。

特に後半、隕石を避けるべく奮闘するシーンは、何がどうなってるのか整理できなかったかな…。1回で理解できる人はすごいなー。理解しようとしなくても良かったのかな。

 

ストーリーが都合良すぎ?

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引用元:https://jp.pinterest.com/annelisekulik/makoto-shinkai/

「君の名は。」は綺麗なハッピーエンドです。

隕石が落ちて死ぬはずだったミツハが助かっちゃったり、記憶が無くなってお互いの名前も覚えていないミツハとタキが最終的に偶然出会えてしまったり…。

僕もかなり感情移入していて「死ぬな!」「出会え出会え!」って心の中で叫んでたので、ハッピーエンドには安心しました。

ただ、ハッピーエンドでも感動したのだから、

バットエンドなら、もっと感動したかなって思います。

そう思うと、惜しいかなって思ったり。

 

「君の名は。」は「楽」を推してたのかな?

現代には喜怒哀楽の「怒」「哀」が飽和してるので、「楽」を推した映画が流行りがち。しかし、ときに人間は「怒」や「哀」を欲することもあると思うんです。

今の僕は「楽」はある程度、満たされているので他の感情もくすぶって欲しかったな~と感じました。ミツハとタキの純恋に嫉妬して「哀」はくすぶられてましたけど!

 

渋ってないで観た方がいい。

僕は今回、「流行りに乗りたくない」「映画館で観ると高い」「1人で見る映画じゃない」という、つまんない理由で作品を見逃してしまうところでした。

映画ファンじゃなくとも、アニメファンじゃなくとも、新海誠ファンじゃなくとも、「君の名は。」は見ておく価値があると思います。

「時代」と「技術」と「美しさ」を詰め込んだ傑作です。

渋らないで観ろよ!って過去の自分に言いたい。 

 

原作小説やアナザーストーリーも発売しているので、映画を観た人はこちらも読むと、感動が倍増するかも!僕は今日から読みます。