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面白ハンター

テツヤマモト。北海道出身の23歳。フリーライターしてます。退職を期に、家無し放浪生活中。11月は札幌→台湾→札幌→上砂川の予定。

森沢明夫の新作"きらきら眼鏡"が涙が邪魔で読めない

森沢明夫 おすすめ本,漫画

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僕の人生にそこそこ影響を与えている人の中に、
作家の森沢明夫さんと言う方がいる。

www.yamamototetsu.com

上の記事で触れてはいるけれども、
彼の小説は物語の中に深いいメッセージが含まれていて、
その優しい文章に涙せざるを得ないという特徴がある。

僕は彼の小説で泣かなかったものは一冊もない。

そんな彼の新作が11月に発売したので、
今回は"きらきら眼鏡”レビューを書いていこうと思います。

作家森沢明夫さんとは?

森沢明夫さんは映画化・ドラマ化を連発している話題の小説家。
もともとは出版社勤務のライターとして活躍していた方。

f:id:omosiroxyz:20151125171407j:plain

http://myfuna.net/reg/press/myfuna/2012/11/01160000.html

代表作は吉永小百合さん主演の「虹の岬の喫茶店」や、
ドラマ化された「癒し屋キリコの約束」あたりでしょうか。

冒頭の通り、特徴としては、
さらりと読めてしまう優しい文章…。
かつぐさりとささるメッセージ性…。

本当に彼の小説で泣かなかったことが一度もないので驚き。

新作のきらきら眼鏡とは?

そんな森沢明夫さんの新作が11月18日に発売されました。
双葉社からの出版でタイトルは「きらきら眼鏡」

きらきら眼鏡

きらきら眼鏡

 

発売されてから、ゆっくり読めていなかったのですが、
今日いっきに読み進めて読破。

一言で感想申し上げます。

f:id:omosiroxyz:20151206181914p:plain

涙が邪魔で読めないいいいい

きらきら眼鏡は恋愛テイストが強めで、
前半まで読んでて「今回は泣けないか…」と思いました。

しかし後半にかけてやっぱり泣けました。
というか、他の作品を含めてもトップクラスのぼろ泣き
涙が邪魔で読めないよおおおおって感じでした。

きらきら眼鏡の心に染みるメッセージ3選

さて、なんといっても森沢明夫作品が、
僕を夢中にさせるのはメッセージ性。

今回きらきら眼鏡を読んで感じた、
深いメッセージをまとめていきます。

長所で尊敬されて、短所で愛される

人ってさ、長所で尊敬されて、短所で愛されるものじゃん
きらきら眼鏡 p150 

森沢作品で何度か登場人物が話すセリフ。
きらきら眼鏡の主人公は冴えない自信無さげな若手サラリーマン。

そんな短所を持った人ほど、
人から愛される才能を持っているもの…。

そういった優しさを教えてくれるのが森沢作品の良さ。

きらきら眼鏡をかけること

わたしの視界に入ったものすべてを、きらきら輝いたものにしてくれる眼鏡
きらきら眼鏡 p162

タイトルにもなっている「きらきら眼鏡」。

世の中のどんな出来事も、結局は自分の見方次第で、
悲しい物にも嬉しい物にも変わってしまうと言う事。

きらきら眼鏡をかけていれば、なんでもポジティブに見れるのかな。
僕もきらきら眼鏡かけて生きていこうと思っちゃいます。

ライバルの存在

迷わずにいられたのは、裕二さんのおかげだと思う。あの枯れ枝のような手が、見えない力となって、僕の背中をぐいっと押してくれた気がしたのだ。
きらきら眼鏡 p421

今回は森沢作品には珍しく、三角関係が描かれています。
少しドロドロした人間の汚い感情もちらほら。

しかし、後半"ライバル"である余命わずかな裕二さんが、
主人公の明海くんをライバル宣言するシーンはぼろ泣き。

僕も素敵なライバルに囲まれて、
競い合いつつ励まし合いながら戦っていきたい。

あまり読書をしない人にもおすすめ!

森沢明夫さんの作品は読書初心者にもおすすめ
読みやすい文章はもちろん、セリフも多め。
章や段落がわかりやすく区切れている作品が多いです。

あと森沢明夫ファンにたまらないのが、
別の作品の登場人物が再登場しがちなんです。

森沢明夫を読みまくる人にしかわからない快感。
今回のきらきら眼鏡にも森沢明夫さん代表作の、
"虹の岬の喫茶店"が登場したりします。

いや~もうおすすめ。
ただし、電車とかで読むのは要注意。
家でこっそり読みましょう。

きらきら眼鏡

きらきら眼鏡

 

 ちぇけ