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面白ハンター

テツヤマモト。北海道出身の23歳。フリーライターしてます。退職を期に、家無し放浪生活中。11月は札幌→台湾→札幌→上砂川の予定。

11月のアメリカ大統領選挙が、日本の株価や為替に与える影響

FX,経済分析

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面白ハンターのテツヤマモト(@okapo192)です。

わりと涼しめだった夏が終わりに差し掛かり、2016年度も後半戦。

今年はサミットやら、オリンピックやら、イギリスのEU離脱から、ポケモンGOやら、都知事選挙や参議院選挙やら。何かと忙しい1年であるように思います。

いやしかし、今年のクライマックス行事はまだ終わっていません。

アメリカの大統領選挙が待ち構えているんですね。

経済学部卒の身としても、投資をかじっている身としても、この大イベントを見逃すわけにはいきません。

アメリカ大統領選挙の現状とこれまで

11月8日が投票日となっている大統領選挙ですが、ここまでにも何かと動きがありました。ニュースをあまり見ない人でも「ヒラリー」とか「トランプ」とか、そんなキーワードは聞いていると思います。

2016年に入って2月~6月までの期間は、アメリカの二大政党である「民主党」と「共和党」がそれぞれの大統領候補者を決める選挙戦をしていました。

結果的に勝ち残ったのは民主党のヒラリー・クリントン氏と共和党のドナルド・トランプ氏です。

大統領選挙本選は二者の一騎打ちとなるでしょう。現状では民主党のヒラリー候補がかなり有利な状況となっています。

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引用元:大統領選挙 選挙人投票ではクリントン候補が圧倒的有利

ただ、大統領選が本格的になるのは9月から。

レイバーデ―(9月5日)といわれるアメリカの祝日が終わってからは選挙ムード一色に。各候補者の討論が行われたりと、白熱の展開になっていきます。

何度も言うように投票日は11月8日。実際の大統領としての勤務は1月20日から。それまでは現在2期続けて大統領を務めているオバマさんが職務を全うします。

 

各候補者の政策概要

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引用元:もしトランプが大統領になったら?クリントンとの対日政策比較

 

民主党候補 ヒラリー・クリントン氏

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ヒラリー氏はクリントン元大統領のファーストレディーだったり、オバマ大統領1期時代の国務長官としての経験がある方です。基本的にはオバマ政治を引き継ぐ形にはなると言われています。

上の図を見てもらうとわかるのですが、ヒラリー氏とトランプ氏で政策の違いはあまりありません。方向性としては同じでも、激しく批判しているのがトランプ氏という感じでしょうか。

ヒラリー氏の政策の特徴は「日米同盟を重視」している点にあるように思えます。アジア新興国に関わる拠点として、まだまだ日本を重要視していることがわかります。

また、ヒラリー氏が大統領になると「女性初の大統領」が誕生することになります。オバマ氏が大統領になったとき「黒人初の大統領」ということで話題になりましたが、その次は女性初と来るのでしょうか。女性の社会進出を推進する意味でも女性層からの支持が集まりやすいかもしれません。

 

共和党候補 ドナルド・トランプ氏

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世間を騒がせてるトランプ氏。日本での知名度だけだったら、ヒラリー氏を上回っているでしょうね。本職はビジネスマンで不動産王として知られている億万長者です。

彼の主張の根幹には「米国の権益を守る」ということがあるようです。TPP批判しかり、日本・中国の為替操作批判しかり、安全保障批判しかり。とにかく強いアメリカを取り戻そう!変えよう!という意志がヒラリー氏以上に感じられます。

発言が過激すぎるので著名人をはじめ、国内外からの批判を集めていますが、それでもここまでのし上がってきたのは低所得層を取り込んでいるから。減税対策や貧困対策を救済する政策を掲げているため、「わかってるぜ!」と評価されているのです。

アメリカは長年、資本主義の弊害で格差の広がりが社会問題となっています。その弊害を受けている方々にしっかり目を向けているのがトランプ氏なんですね。

 

今後の大統領選のポイントは?

今回の選挙はトランプ氏がイレギュラーな雰囲気を醸し出しているので、少しいつもの大統領選とは雰囲気が違っています。

しかし、基本的に大統領選挙は前政権の評価といっても過言ではありません。

つまり、オバマ政治を評価するならば、引き続き民主党政権のヒラリー氏に投票。オバマ政治を良しとしないならば、政権交代を求めトランプ氏に投票という形です。2012年の大統領選挙では、オバマ政治が評価されて、再選を果たしているわけです。

 

オバマ大統領はリーマンショック後にアメリカ大統領になりました。もうアメリカ経済がめちゃくちゃだった時期に大統領になったんです。オバマ大統領の成果としては失業率の改善があげられます。

2009年に最高10%まで上がった失業率が、2016年には4.9%まで改善しました。これはオバマ政治の成果といえます。

■参考:米・非農業部門雇用者数 / 米・失業率(雇用統計)

しかし、失業率は下がったものの、肝心のGDPはなかなか上がらないままなのです。

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引用元:米・四半期GDP(速報値)(前期比年率)

7月に発表された四半期GDPは過去の同時期と比較しても、かなり低い結果となっています。10月に第3期の四半期GDPが新たに発表されるので、その結果次第でオバマ政権への評価も変わってきます。

その結果次第ではトランプ氏が大逆転という結果も大いにあり得るわけです。

 

大統領選挙が与える株価や為替への影響

基本的に大統領選挙が行われる年には、新しいアメリカ、強いアメリカへの期待感によって、株高・ドル高になると言われています。

しかし、実際のところ、株高にこそなっているものの、為替は2015年にドル安へと流れたまま、ドル高に転じる気配はありません。

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引用元:ユーロ/ドル - FXレート・チャート

今回の大統領選は期待と不安が入り乱れた選挙となっています。

特にトランプ氏の発言の過激さは投資家の心理を悪化させていると言えそうです。そのためドル売りの動きが強くなり、米国株に資金が流れているという状況なのでしょう。

 

個人的に気になるのは米国株。ダウ平均株価が過去最高値を試し続けていますが、これは一種のバブルなのではないかと僕は考えています。一向に下がる気配がありません。

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イギリスのEU離脱、大統領選の不安定感、米国金利上昇。これらを加味したうえでなおも上がり続ける株価。なかなか異常な状態と言えそうです。リーマン以上に大変なことになる気がしなくもありません。

一部の人はリーマンショックの頃の株価、現在の半値まで株価を下げるのではないかとも言われているそう。資産が半分になるってなかなか大変な状況です。大統領選とは少し話がそれる点ではありますが、アメリカの抱える不安の一つであるように思います。

 

大統領選挙が与える日本への影響

日本はアメリカの大統領選に関しては、どちらにせよ悪影響を被る形になりそうです。

ヒラリー氏、トランプ氏ともに日本の円安誘導に批判的な見方を示しています。現時点でも激しい円高が進行していますが、今後もこの流れを止めることは難しそうです。

日本企業は輸出産業が多いため、円高は業績悪化を招きますから、日本経済が停滞するシナリオは容易に見えますね。さらに両者ともTPPに否定的な見方を示していますから、貿易にも悪影響を与えかねません。日経平均株価は下降していきそうです。

 

さらに、トランプ氏が当選した場合は、日米安保が成り立たなくなる可能性があります。トランプ氏は軍事費負担しろーって言ってますから。防衛費が爆増する可能性がありますし、隙を見て隣国が領土侵犯する可能性も否定できません。

 

大統領選に向けて、今月のFX取引

8月は円高にある程度、ブレーキがかかるかなと思ったのですが、なりふり構わず円高がどんどん進行していましまいました。

イギリスのEU離脱時の安値である1ドル98.90円には届きませんでしたが、1ドル99円台をかすめる機会が何度もありました。

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今月のFX取引は序盤でドル円ロングとランド円ロングで取引しました。

いやーしかし、結果はまさかの円高の進行。現在はまさかの塩漬け状態。含み損3万円くらいのかなりピンチな状態となっています。9月5日からの選挙活動始動前に、なんとか売ってしまいたいんですけど、なかなかそうもいかなそうです。

僕はDMMのFX口座 で取引しているので、スワップポイントもわりと入ります。なので気長に我慢したいと思います。基本的に損切はしない方針で行きますが…。くーしんどいなぁ。なんとか我慢我慢。