面白ハンター

アジア諸国に滞在して、ノマドワークしてる23歳。講演・講師もやってます。札幌市民で北大卒。趣味は投資と読書。4月は台北に滞在します!

相手を思い通りに動かす!メンタリストDaiGo『人を操る禁断の文章術』に驚きまくり。


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メンタリストのDaiGoさんのビジネス書『人を操る禁断の文章術』を読みました。

彼の本は、成功者が「こうやったら上手くいった」と経験ベースで語る本ではなくて、心理学の裏付けの元に「人間の心理はこうだから、こうするべき」と語ってくれます。

説得力があって妙に納得しちゃうんです。

 

 

『人を操る禁断の文章術』とは?

まず簡単に概要を説明します。

『人を操る禁断の文章術』は、心理学を文章術に応用した本になります。

本書では、メンタリズムの得意とする「人心掌握」「大衆煽動」のエッセンスを文章に応用し、読み手の心を自在に操る「メンタリズム文章術」を大公開。

その文章術の軸となるのは、「読み手の見たい現実を見せてあげる」という、相手の心理を先回りした「想像力を刺激する」書き方のテクニックである。

また、人間の感情をゆさぶる7つ引き金(トリガー)と、今すぐ文章にそのまま応用できるテクニックを紹介。本書を読むことで、書くべき内容とその書き方が一目にわかるようになる。

引用:『人を操る禁断の文章術』内容紹介より(一部抜粋)

読み始めてびっくりしたのは、文章の力とは「想像力を刺激すること!」と言い切ったこと。「文章で想像力が刺激できれば、読み手の行動をコントロールできる」と言います。

それが「メンタリズム文章術」だそうです。

 

例であげられていたのが車のセールス。

「この車はお買い得!」「この車は性能がすごい!」ってプッシュされるより、「どこに行きたいですか?」「誰を乗せたいですか?」と想像させる方が購入意欲が湧くんです。

 

本では、メンタリズム文章術を身につけるために、「書かない3原則」「7つのトリガー」「5つのテクニック」を学びます。

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今までに読んだ文章本とは違った視点で書かれていて、とにかく驚きっぱなしでした。

 

「書かない3原則」とは?

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人の心を動かす文章の土台となる心構えが、2章で紹介される「書かない3原則」です。

  • 原則1.あれこれ書かない
  • 原則2.きれいに書かない
  • 原則3.自分で書かない

この辺りは数多の文章本でも、触れられている部分かなとは思います。形式ばった長い文章はつまらないってことですよね。

 

原則1:あれこれ書かない

僕が特に気に入ったのが、原則1の「あれこれ書かない」という項です。

様々な文章本で「文章はシンプルに短く!」と言われてます。僕も「確かにその方が良さそう」って思ってました。なんとなく。

 

DaiGoさんはそこに論理をつけてくれます。

人は受け取った情報が足りないときは想像や予測で判断する習性があります。

(中略)

つまり、文書を書くときに、あえて情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することができるのです。

文章が短いと、足りない部分を自分のポジティブな想像で補うんです。想像さえ広がれば、あとは勝手に行動しちゃうんですね。

今までは、"なんとなく"短い文章が良いと思ってましたけど、なぜ短い文章を書くべきなのかが腑に落ちました。

 

「7つのトリガー」とは?

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人の心を動かす3つの原則を抑えても、相手の懐に飛び込む、「刺さる文章」でなければ、読み手は文章を読んでくれません。

読み手の心が動く"トリガー"は、大きく分けて7つあると本では語られています。

  • トリガー1:興味
  • トリガー2:ホンネとタテマエ
  • トリガー3:悩み
  • トリガー4:ソン・トク
  • トリガー5:みんな一緒
  • トリガー6:認められたい
  • トリガー7:あなただけ

つまりは人間の欲求に訴えかけるんです。7つに分類してくれるだけでも、ありがたい。

 

7つのトリガーの中で僕が気に入ったのは、トリガー2とトリガー6ですね。

トリガー2:ホンネとタテマエ

人は多かれ少なかれ「ホンネ」と「タテマエ」を使い分けています。日本人は顕著です。そのギャップにこそ、相手の心を動かすエネルギーが詰まっているんです。

 

例えば、上司から仕事を振られるとき…

「タテマエ」では、「自分の成長、信頼してくれる上司のために頑張ろう!」…です。

「ホンネ」では、「早く帰りたいし、既に忙しいから辞めてくれ!」…ですよね。

 

こんなとき「大丈夫?ご苦労さん」って言われても、「きついに決まってんだろうが!!」って思っちゃいます。

しかし、「早く帰りたいだろうに悪いね。俺も上司の頼みを断れなくて辛かったよ笑」って言われたら、心の距離が縮まりませんか。

相手のホンネとタテマエのギャップを見抜いて文章で突けば、読み手は動きます。

 

トリガー6:認められたい

いわゆる「承認欲求」を刺激する方法がトリガー6ですね。

この項はすごくわかりやすくて、「こんなの初めて!」「(あなたのおかげで)変わりました!」というキラーフレーズを文章に盛り込むことが提案されています。

いやー確かに誰かとデートした時に、「こんなにたくさん話しちゃったの初めて!」とか言われたすぐ好きになっちゃうわ。

 

「5つのテクニック」とは?

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ここまでではメンタリズム文章術の「土台」と「きっかけ」。最終章は具体的なテクニックについて学びます。

  • テクニック1:書き出しはポジティブに
  • テクニック2:なんども繰り返す
  • テクニック3:話しかけるように書く
  • テクニック4:上げて、下げて、また上げる
  • テクニック5:追伸をつける

 

僕が気に入ったのは、テクニック1とテクニック5ですね。これは毎回使いたい。

テクニック1:書き出しはポジティブに

ようするに、「人は第一印象が9割」であって、文章も同じだよってことですね。

メール1つ取っても「お世話になっております」「先日はありがとうございました」が頭にあると、味気ないですよね。

「先日は、素敵なランチに誘ってくれてありがとうございました!」のように、具体的に、ポジティブに始めれば、後の文章においても与える印象がガラリと変わります。

 

テクニック5:追伸をつける

人は文章の中で、追伸部分が一番心に残るのだそうです。達成したこと以上に、未達成のことが印象に残る心理作用があるから。

確かに、ドラマの次回予告って1分も無いのに、やけに印象に残ります。翌日友人と話すときも、「あのシーンやばかった!」以上に「来週やばそう!」と話しているような。

文章に明確な終わりがあると「忘れてもいい」と脳が考えます。追伸があることで、「忘れちゃいけない」と思うんです。

 

まとめ

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今まで読んできた文章力本では見かけなかった、目から鱗の知識ばかりでした。

セールスレターを書くときも、ラブレターを書くときにも、ちょっとしたメッセージを送るときにも…。少し意識するだけで、相手の気持ちが思い通りになるかも…。