思い切り泣きたい時に!森沢明夫のおすすめ小説10冊をマニアが選ぶ。

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2015-11-25 公開 2017-02-05更新

三度の飯より小説大好きヤマモトです。

暇さえあれば小説読んでる僕ですけど、中でも最も好きな作家が森沢明夫さんです。

『虹の岬の喫茶店』を読んで号泣して以来、森沢ワールドにハマって、今では全作品を読み切りました。案の定、全作泣かされてます。

この記事では、マニアの僕がオススメする森沢明夫さんの小説を10冊に絞って紹介します。どれも確実に泣かされちゃいますよ!

小説家・森沢明夫とは?

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まずは簡単に森沢明夫さんをご紹介。

森沢さんは「自由で粋でロッケンロールな人生♪」が座右の銘だという、かなり変わった小説家です。自分をひげマッチョと自称してます笑

代表作は映画化された『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』、ドラマ化された『癒し屋キリコの約束』など。どこにでもある日常を人情味豊かに表現する作風が特徴的です。

▼本人のブログはこちら

森沢明夫 official blog あおぞら落書帳

森沢明夫のおすすめの小説10選

ここからオススメの小説を紹介します。

どれも涙無しには読みきれない作品ばかり(僕は全部泣いてます)。心して読みましょう。

1.虹の岬の喫茶店

 小さな岬の先端にある喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添う音楽を選曲してくれる。その店に引き寄せられるように集まる、心に傷を抱えた人々――彼らの人生は、その店との出逢いと女主人の言葉で、大きく変化し始める。疲れた心にやさしさが染み入り、温かな感動で満たされる。癒しの傑作感涙小説。

僕が初めて読んだ森沢明夫作品です。

喫茶店の優しい女主人の元に、心に傷を負った客人が続々と訪れます。優しい言葉と音楽で、一人一人を癒していく様子に涙です。

こちらは、吉永小百合さん主演で映画化されています。舞台となった喫茶店は千葉県のに実在していまして、聖地巡礼してきました笑

2.夏美のホタル

 写真家志望の大学生・慎吾。卒業制作間近、彼女と出かけた山里で、古びたよろず屋を見付ける。そこでひっそりと暮らす母子に温かく迎え入れられ、夏休みの間、彼らと共に過ごすことに……。心の故郷の物語。

森沢明夫ファンが好きな1冊として挙げることの多い作品。

若いカップルが田舎に遊びにいって、おじいちゃん・おばあちゃんと仲良くなる…といったストーリーです。後半にかけて、心が温まって涙が止まらなくなりますよ。

こちらは2016年に有村架純ちゃんが主演で映画化されています!

夏美のホタル

夏美のホタル

3.きらきら眼鏡

愛猫ペロを亡くした喪失感にうちひしがれていた立花明海は古本屋で普段は読まない自己啓発本を買った。中には前の所有者か、「大滝あかね」と書かれた名刺が挟まっていた。そして自分が唯一心を打たれたフレーズには傍線が。明海は思い切ってあかねにメールしてみるが……。

僕が一番泣かされた作品がこちら。

森沢明夫作品では珍しい恋愛がテーマの作品。舞台は森沢さんの出生地の船橋市です。病気や三角関係を絡めて恋愛模様が進んで行き、後半のサプライズにはやられました。

4.癒し屋キリコの約束

純喫茶「昭和堂」の店主・霧子は、美人なのに、ちょっとぐうたらな不思議系。でも、裏の「癒し屋」稼業では、依頼人のどんな悩みも奇想天外な手法で一発解消させる敏腕だ。ところが、そんな霧子にも悲しい過去が――。ある日、彼女宛てに届いた殺人予告。それをきっかけに、霧子は過去と向き合う勇気と未来への希望を取り戻していく。

唯一ドラマ化されている作品です。

物語の中心人物は、喫茶店を営むキリコさん。彼女は店に来た客のどんな悩みでも解決してしまう敏腕の「癒し屋」なんですね。多額のお金を請求する悪どいビジネスですけど笑

そんなキリコさんが物語終盤で殺人予告が!伏線が散りばめられた予想外の結末に涙。

5.大事なことほど小声でささやく

 身長2メートル超のマッチョなオカマ・ゴンママ。昼はジムで体を鍛え、夜はジム仲間が通うスナックを営む。名物は悩みに合わせた特別なカクテル。励ましの言葉を添えることも忘れない。いつもは明るいゴンママだが、突如独りで生きる不安に襲われる。

主人公がマッチョなオカマで、舞台がオカマバーという変わった物語。

『虹の岬の喫茶店』『癒し屋キリコの約束』と似たようなストーリー展開で、カリスマ的な悩み解決スキルを持ったゴンママのもとに、悩みを抱えた人が集まって来ます。

オカマのゴンママの助言を頼りに、複雑な悩みを解決していく様子に感動です!

6.エミリの小さな包丁

信じていた恋人に騙され、職業もお金も、居場所さえも失った25歳のエミリ。藁にもすがる思いで10年以上連絡を取っていなかった祖父の家へ転がり込む。心に傷を負ったエミリは、人からの親切を素直に受け入れられない。しかし、淡々と包丁を研ぎ、食事を仕度する祖父の姿を見ているうちに、小さな変化が起こり始める。

落ち込んでしまった時に読みたい小説。

主人公のエミリは、恋人に騙されて職場で省かれ、逃げるようにして祖父の家に転がり込みます。おじいちゃんは多くを聞かず、エミリを迎え入れ、二人の生活が始まります。

心傷のエミリに多くを語らず、料理と自分の姿で元気付ける祖父の姿に涙…。

7.たまちゃんのお使い便

過疎化と高齢化が深刻な田舎町で「買い物弱者」を救うため、大学を中退したたまちゃんは、移動販売の「おつかい便」をはじめる。しかし、悩みやトラブルは尽きない。外国人の義母とのいさかい、救いきれない独居老人、大切な人との別れ…。それでも、誰かを応援し、誰かに支えられ、にっこり笑顔で進んでいく。

「過疎地での仕事 」に焦点を当てた物語。

主人公のたまちゃんは、突然大学を中退して、一人で買い物ができないお年寄りのために移動販売ビジネスを始めます。

様々な人の力を借りながら、応援されながら、成長していく主人公の姿に感動です。

8.青森ドロップキッカーズ

 いじめられっ子の中学生・宏海、中途半端な不良で同級生の雄大、そしてプレッシャーに弱い柚果と楽天的な陽香のアスリート姉妹。何をやってもうまくいかない彼等を結びつけたのはカーリングだった。天才的アイスリンク作りの老人とバツイチの助手・桃子の応援を背に受けて一歩ずつ新たな人生を歩んでいく…。

カーリングをテーマにした青春小説です。

カーリング素人の主人公を中心に、事情を抱えた4人がチームを組んで大会に挑みます。

スポーツの熱い展開はもちろん、友情や愛情など、終始心に響く場面の多い作品です。

9.津軽百年食堂

 明治時代の津軽・弘前でようやく地元の蕎麦を出す食堂を開店した賢治。それから時は流れ、四代目にあたる陽一は、父との確執から弘前を離れて、東京で暮らしていた。故郷への反発を抱えながら孤独な都会で毎日を送っていた陽一は、運命に導かれるように、同郷の七海と出逢う。

青森の食堂を舞台にした恋愛物語。

物語の中心が初代店主・三代目・四代目と移っていきます。様々な視点から食堂を見つめられるのが面白く、また代々お店を切り盛りする夫婦の姿が感動的です。

10.ライアの祈り

縄文時代から豊穣な土地として営みが続けられてきた青森八戸に赴任してきた桃子。バツイチ、35歳で恋に臆病になっている。人数あわせで呼ばれた合コンで出会ったのは、何とも風采のあがらない考古学者だった。彼の誘いで遺跡発掘に目覚めた桃子。古代の人々の、豊かで人間愛に満ちた暮らしを知るうちに、背負ってきた様々な呪縛から解き放たれていく。

アラフォーバツイチの女性が主人公。

主人公の桃子は、実は『青森ドロップキッカーズ』『津軽百年食堂』にも登場している人物。この作品でようやく物語の中心となります。

縄文時代と現代を行き来しつつ、不器用ながら心の距離を縮めていく恋愛模様に感動です。

エッセイも読むといいよ!

以上、森沢明夫さんの泣けるオススメの小説を10冊紹介しました。

どれも涙すること間違えなしなので、電車やカフェなど、人前で読まないように注意!

最後に森沢明夫さんの小説にハマった人は、ぜひエッセイも読んでみてください!

こちらは森沢さんが20代の頃に、バイク旅をしてた経験を綴ったエッセイです。

泣ける小説を書く人が、こんなにバカな放浪者なの!?

…ってびっくりしちゃいます。旅人の経験があるからこそ、心温まる人情模様を描けるのかな?とかも思ったり。

森沢明夫さん、今後注目の作家さんです!

P/S

森沢明夫さん本人が、ツイッターでこの記事を拡散してくれました!本人も公認!?